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野球

2020年5月22日 (金)

千両役者・原口文仁、奇跡の復活劇

 奇跡の男「原口文仁」というプロ野球選手をご存知でしょうか?

 2019年6月4日、千葉ロッテマリーンズの本拠地であるマリンスタジアムでの阪神戦。この日、原口は筋書きのない真剣勝負のスポーツの世界で、とてつもないことをやってのけた。
 彼はつい数か月前まで病床に伏していた。しかもそれは野球の選手生命どころか、真の生死を彷徨うような闘病であった。彼を突然に襲った病魔、それは「大腸がん」だった。

 彼は名門、帝京高校出身の捕手で、現在、横浜DeNAベイスターズの守護神を務める「山崎康晃」と共にバッテリーを組み、甲子園にも出場した。打率.385でベスト8入りを果たす原動力となった選手だった。そして2009年にドラフト6巡目で阪神タイガースに入団。長い下積み生活の末に、2016年に待望の1軍昇格を果たした。そして才能を開花させ、レギュラーに定着し、チームの中心的選手になった。

 その後、順風満帆な野球人生に思えた彼に、突如病魔が襲い掛かった。昨年の2019年の春季キャンプ入り直前になり、大腸がんを患っていることを自身のtwitter公式アカウントと球団を通じて公表。前年末に受診した人間ドックで判明したもので、シーズン中に実戦へ復帰することを目標に、患部の手術を受けたうえで治療に専念することを明らかにした。1月下旬の手術、2月上旬の退院、その後、3か月にも及ぶ長いリハビリなどを経て、5月8日に中日とのウエスタン・リーグ公式戦8回裏に代打で実戦復帰を果たした。そしてその日がやって来ることになる。

 セ・パ交流戦が開幕した6月4日にシーズン初の出場選手登録を果たすと、当日の対ロッテ戦(ZOZOマリンスタジアム)9回表1死3塁の局面で代打に起用された。球場中がひとつになって彼に大きな声援を送った。すると緊迫した場面でも臆することなく、ジョシュ・レイビンからもうあとひと伸びでスタンドインとなる、左翼フェンスを直撃する適時二塁打を放った。その時の球場の盛り上がりと、勝負強いバッティングをどうぞ!

 自作のプラカードを手にした筋金入りのタイガースファンの女性たちが感極まって号泣するのも無理はない。まさかのがん告知から5カ月後、あのような奇跡の一発を演じてくれるなんて・・・。

 そして奇跡はそれで終わらなかった。まさか2度3度と起こすとはファンはもとより誰も予想できなかったに違いない。
 奇跡の復帰から一か月後に開催された祭典「オールスターゲーム」に、最後のひと枠(プラスワン)をファンからの投票で選ばれた原口選手。なんと2戦連続で自ら祝砲を挙げたのだった。
 第1戦目は満員の東京ドーム。劣勢の9回裏に、代打で登場し、観衆を総立ちにする奇跡の復活弾を左中間スタンドに撃ち込んだ。スタンドはファンの歓喜、そして大拍手に包まれ、球場がひとつになっていた。まさに千両役者たる所以だ。

 私はこんな凄い選手を今まで見たことが無い。生死の境をさまよい、絶望の淵に立たされ、地獄を見た男の強さは半端ではなかった。不屈の精神と内に秘めた闘志は並々ならぬものがあり、それを後押ししたタイガースファン、そして他チームの観客も彼の奇跡の復活劇に惜しみない拍手を送った。それがわかる観客が撮影したスタンド側からの動画をどうぞ!

 しかも奇跡のストーリーはまだ続く。翌日の「オールスター第2戦」は、阪神の本拠地にして、高校時代に活躍した想い出の「甲子園球場」に舞台を移しての試合だった。この日は試合開始直後から、阪神選手の独壇場だった。1番打者でルーキーの近本が先頭打者ホームランを叩き込んだ。すると次の2回には、スタメン出場の原口に打席が回って来た。するとここでも2日連発となる本塁打をレフトスタンドポール際にライナーで叩き込んだ。すると彼の活躍に触発されたのか、続く阪神の梅本が連続ホームランを放った。この日は虎一色。ルーキー近本のサイクルヒット達成と合わせてタイガースファン大興奮の「虎祭り」だった。そして「六甲おろしが」の大合唱が甲子園のスタンドにこだましたことは言うまでもない。

 この映像を見ただけでも鳥肌が立つ。スポーツには台本などは存在しないし、やろうと思ってその通りに出来るものではない。しかし、大病を克服したばかりの彼が、ここまで神がかったバッティングを披露するとは信じられなかった。脚本家でも書けないドラマ以上の奇跡のストーリーだ。

 人を感動させる不屈の男、原口文仁。私は正直に言うと阪神ファンではないのだが、彼のことは今後もずっと応援したい気持ちにさせられた。今年は、新型コロナウイルスで開幕が延期になったままだが、今年も彼の元気な姿をグラウンドで見たいし、彼の活躍を心からお祈りしたい。

2020年3月 2日 (月)

プロで苦悩する甲子園のスターたち

 プロ野球はそれを生業にしているため、完全な実力社会。いかに前評判や下馬評が高くても、結果が伴わなければ、直接給料(年俸)に響く。専門家や評論家がよく、「この選手はプロ向きだ」とコメントするが、玄人目にみても、蓋を開けてみないとわからないことが多いし、シーズン途中で故障して期待にこたえられない状況も多々ある。
 例えば、楽天時代24勝無敗と伝説を作ったあの田中将大でさえ、WBCの優勝メンバーだったダルビッシュでも、そしてMLBで僅か4勝止まりで、次のシーズンでは投手を諦めた大谷ですら、肘にメスを入れる手術を行った。
 そして、私が厳しいと思うのは、高校野球で念願の甲子園出場を果たし、夢の大舞台で注目を浴びて、鳴り物入りでプロ入りした選手たちが
その後、伸び悩んで日の目を見ず、いつしか戦力外通告を宣告され、人知れず球界を去った選手もいた。
 大学卒やノンプロで指名された選手は即戦力として開幕一軍で活躍を期待されるが、高卒ルーキーの場合には、プロ向きの体作りに専念し、
一軍に昇格し、スタメンに定着するのには時間がかかる。かの有名な世界のホームラン王の「王貞治」ですら、入団後、3年は鳴かず飛ばずで
下積み生活を余儀なくされた。
 私が知る限り、高卒でいきなり一軍でスタメンに抜擢され、あるいはローテーションの一角を担ったのは昭和50年以降では、打者では清原
(31本塁打)、投手では田中(11勝)、大谷(二刀流で活躍)くらいだと思う。昨年ブレイクしたヤクルトの村上宗隆は2年目での活躍で、イチローもまた仰木監督と出会ってその才能が開花したのは3年目の20歳の時だった。

 とにかくレベルの高い選手が集まるプロ野球界にあって、生き残り、長年にわたって活躍できる選手はほんの一握りだ。才能があってもチャンスに恵まれなかったり、古い体質の手前勝手なコーチの指導で本来のフォームを崩し、スランプに陥る選手をどれだけ見て来たかしれない。
 
 さて、本題だが、甲子園で大活躍してプロ入りした選手で、プロのレベルに順応できずに苦悩している高卒選手が数多くいる。今回は、大学進学してからプロ入りした選手も取り上げたい。

 今も現役でなかなか期待通りの活躍がていない選手(出場が少ない選手)

 10年目 斎藤佑樹(早実→早大→日本ハム)甲子園優勝投手だが、プロでは通算15勝26敗 ライバルの田中将大に大きく水をあけられ
     た。
    8年目 藤波晋太郎(大阪桐蔭→阪神)大谷のライバルとして3年目まではエースとして順調だったが、4年目から突如スランプに。この
     4年間は15勝19敗

  8年目 釜田佳直(金沢→楽天)ルーキーイヤーに7勝を挙げ、ローテーション入りしたが、その後6年で14勝12敗と伸び悩んでいる。

  6年目 安樂智大(済美→楽天)甲子園で150キロを超える速球を投げ、ファンの度肝を抜いた。プロ通算5勝14敗 今年は正念場で戦力
     外もあるかも。

  5年目 小笠原慎之介 甲子園で150キロを投げた貴重な左腕だったが、プロ入り後は4年間で15勝21敗 今年の飛躍が求められ
     る。
  5年目 オコエ瑠偉(関東一→楽天)俊足で強打者で入団したが、4年間で103安打9本塁打38打点16盗塁とくすぶっている。今年は勝負
     の年。
  5年目 平沢大河(仙台育英→ロッテ)俊足巧打の遊撃手で、評判が高かったが、なかなか順応できていない。4年間で108安打7本塁打
  3年目 安田尚憲(履正社→ロッテ)高校通算65本で怪物スラッガーとしてプロ入りしたが、スタメンをつかめない。
  3年目 清宮幸太郎(早実→日本ハム)高校通算111本という歴代1位のホームランを残し、複数球団競合の末に日本ハムに入団したが、
     昨年は骨折に泣いた。2年間で14本塁打に甘んじているが、私はこれからの3年間で100本以上は打つと踏んでいる。
      ヤクルトの村上ですら2年目に36本も放った。実績では上の清宮にやれない筈がない。
  3年目 中村奨成(広陵→広島)清原の記録を破る1大会で6本のホームランを飛ばした大型捕手 17打点も新記録。強肩強打でプロ入
     りしたが、まだ一軍での出場機会はゼロ。    


 まだ2年目で、これから芽が出てほしい選手

  2年目 藤原恭大(大阪桐蔭→ロッテ)
  2年目 吉田輝星(金足農業→日本ハム)
  2年目 根尾 昂(大阪桐蔭→中日)  
  2年目 小園海斗(報徳学園→広島)俊足巧打で長打力もある遊撃手 

 期待通りの活躍ができずに引退した選手
 
 近藤真市 (享栄→中日) 初登板でノーヒットノーラン プロ生活6年で12勝17敗で引退。
 川口知哉 (平安→オリックス) 甲子園優勝投手 プロ在籍7年で0勝1敗で終わった。フォーム改造を強いたコーチの指導が悪かった。
 辻内崇伸 (大阪桐蔭→巨人)甲子園優勝投手 甲子園で最速156キロをマークした。プロでは一度も公式戦のマウンドには立てなかった。
 正田 樹 (桐生第一→日本ハム) 甲子園優勝投手 プロ8年で25勝38敗止まり 防御率は4.70
 島袋洋奨 (興南→中大→ソフトバンク)甲子園優勝投手

 高校野球では、今問題になっている球数制限がないことで、チーム事情によっては連投を余儀なくされる。肩や肘に過重負担を強いられ、
昔の根性論や張本が主張する走り込みが足りないといった練習不足論などでは片づけられないほど事態は深刻だ。
 昨夏、大船渡高校が地方予選で決勝に進出したにもかかわらず、佐々木朗希の将来を考え、登板をさせなかった監督は、一部では非難もあったが、登板過多でマメをつぶしたり、肩や肘が故障し、一生を棒に振る結果を回避したことで英断だったと言える。
 あのような一級品の投手は、高校野球は通過点で、その先の進路(プロ、MLBなど)を見越した起用が求められる。現に、田中将大もまた、楽天が劇的な初優勝を遂げた年にメジャーに渡ったが、あそこの日本シリーズ第6戦で160球を越える球数を放った翌日の7戦でリリーフで登板し、優勝投手になったのは記憶に新しいが、たぶん、あの連投で肩や肘への負担が尾を引いて、その後の故障に繋がったのは容易に想像できる。

 また打者も金属バットから飛距離が落ちる木製バットへの変更、それを筋力アップでカヴァーするために無理な筋トレで体型が変わったり、腰を痛める選手も多い。またプロの多彩な変化球やワンランク上の速球に対応できない選手も多い。SFF、カットボール、横と縦に変化する高速スライダー、落差の大きいフォーク、シンカーやナックルまで投げる投手がいる。ピッチングフォームも二段モーションや独特な投げ方でクセがつかみにくい。ボールの出どころが見えず、腕が遅れて出てきて、タイミングがとりずらい投手も多い。そんな海千山千の好投手と対峙し、成績を残していくのは一朝一夕になせる業ではない。

 私が懸念するのは、せっかくプロ入りした金の卵を、コーチが自分のメンツを優先するあまり、間違った指導法でフォームを改造を強制し、本来の活躍を棒に振った選手がいることだ。もし、辻内や川口が、選手育成に定評のある広島に入団していたら、もっと違う道を歩んでいたと思う。かつて野茂英雄投手がそうだった。彼は個性を尊重し、のびのびとプレーさせてくれた仰木監督が近鉄を退団し、代わりに鈴木啓示が監督になった時に、野茂の代名詞だったトルネード投法に「モーションが大きくて盗塁され放題だ」と難癖をつけ、フォーム改造を促したことで衝突した。鈴木の古い指導法に怒りが収まらず、それがメジャー移籍への引き金となった。上手に指導していれば、実力以上の活躍を残せたであろう素質のある選手は大勢いた。
 一歩指導方法を誤ったばかりに選手寿命を縮め、引退に追い込まれた選手が多くいる。

 プロには入るような選手は、基礎が身に付き、ほぼ出来上がった状態で入団して来る。これまで積み上げてきたものを下手にいじるのは賛同できない。選手をよくするのもダメにするのもコーチングひとつだと思う。選手が自信をもってゲームに臨む環境を整えることがコーチの役割だと考える。
 もしかして、それが原因で主だった活躍も見せられずに、志半ばで球界を去ったゴールデンルーキーもいるだろう。さぞかし無念だったに違いない。

 今年、高卒で大注目は東邦高校から地元中日入りした石川昂弥だ。中日では平田良介以来のスラッガー候補で、広角にホームランを打ち分けられる屈指の逸材。私は清原とイメージが重なる。私は中日は数年後には優勝争いに加われるだけの戦力を整えていると思う。 

2020年2月26日 (水)

2020年のプロ野球展望

 プロ野球のキャンプが始まって1か月近く経とうとしている今、紅白戦や韓国プロ野球チームとの練習試合やオープン戦で、少しずつ各チームの新戦力の事情が明るみになって来た。
 例年、この時期は新外国人助っ人のアピールの場となっているが、勝手が違う日本球界にイチ早く慣れ、順応できた選手が好成績を収めるのは周知のところだ。
 
  私は巨人と楽天のファンだが、今年の戦力を見れば、セ・リーグは「DeNA」、パ・リーグは「ロッテ」が台風の目になるのは野球評論家や番記者でなくても十分認識できるだろう。
 DeNAはラミレス監督の采配は堂に入ってるし、ソト、ロペスに加え、オースティンが絶好調。私は40本以上のホームランを予想する。筒香の抜けた穴を埋めるに余りある補強ができたと見ている。エース今永が抜群の安定感で、抑えの山﨑は盤石。
   DeNAは先発投手の駒が揃えば、もしかするとぶっちぎりでの優勝もあり得ると見てる。

 また、個人的には「中日」の存在が不気味だ。2年目の根尾、新人の石川に大注目で、石川はあの清原を超えを成績が期待できる。それだけの逸材だと思っている。手首が柔らかく、プロの鋭く曲がるスライダーやスプリット、カットボールなどの変化球への対応も容易にできるとみている。金属バットから木製バットの影響で多少の飛距離ダウンは否めないが、それでも筋力アップすれば数年後にはプロの体つきになり、球界を背負って立つ4番になり素質があると踏んでいる。そういう意味では、根尾とクリーンアップを打つまでに育てば、向こう10年は盤石の内野陣、攻撃陣の要となることは間違いない。2年目の与田監督の手腕も見ものだが、育成も楽しみだ。
 
 また、高津新監督のヤクルトは、バレンティンが抜けた打力の底上げをどう図るかだが、私は3年はかかると思う。高卒ルーキーの奥川も先発ローテーションを任せるには3年はかかると見ている。打線の核は山田哲人と3年目の村上宗隆。村上は確かに強打者だが、ムラがある。三振の数を減らし、打率を挙げないことにはチャンスでの凡退は多くなる。それを解消できれば順位の浮揚もあるが、投手陣の整備がままならない。投手出身の高津監督がどう切り盛りして若手を育てていくかが課題だ。
 

  広島は明治大学から森下を獲得できたのは大きい。即戦力で先発ローテーションとして計算できる。ジョンソン、大瀬良、野村と共に、先発の軸として安定すれば、抑えの中崎までの勝利の方程式は万全。広島は2年前に抜けた丸に代わる打線の核を育成する必要があり、外国人助っ人に依存せざるを得ない。個人的にはオースティンが広島に行っていればヤバかったと見ている。個人的には2年目の小園が楽しみ。野球センスはピカイチで、開幕からレギュラー定着すれば、3割は堅いし、三拍子揃っているので、出塁してかき回す役目にはうってつけだ。

 阪神は即戦力の外国人打者を獲りまくったが、その使い分けが難しい。全員を一度に使えないので、調子の良し悪しを見分けながらその起用法を模索していくことになる。それより重要なのが投手陣の整備が急務。先発のコマと核となる投手がいない。藤浪の復活失くしてAクラス入りは厳しい。古田敦也は優勝候補に挙げていたが、打線がいくら活発でも、所詮野球は投手力。好投手の攻略は生半可では出来ない。


 パ・リーグは昨年リーグ優勝の西武は、リードオフマンの秋山が抜けた穴が大きく、山川・中村・外崎を核とする打線の破壊力は凄まじいが、要の投手力が未知数。やはりソフトバンクの投打の安定には適わない。千賀、有原、甲斐野らが抜けたオリンピックの時期をどう乗り切るかが課題。打力は松田、内川に加え、上林、源田など役割が明確になっていて、そこに来てヤクルトからあのバレンティンを獲得したのは大きい。パ・リーグならDHで使えるので、守備の不安も解消。

 そしてロッテだが、令和の怪物になり得る逸材の佐々木は、コーチや評論家をブルペンで唸らせるピッチングを披露しているが、実践は不確実。私は癖の指のマメを壊すことが不安材料。たびたびやると思う。超一級品の素材なので、1年目は無理をさせず、下半身強化に取り組んでほしい。シーズンオフの話題をさらったFAなどの大型補強が吉と出るか凶と出るか。ゴールデンルーキーの佐々木朗希だけでなく福田や美馬を獲得できた。現有戦力の荻野をリーダーに、若手の安田、平沢、そして2年目の藤原の成長によっては王者ソフトバンクをどれだけ苦しまれれるかが見ものだ。そして先だって亡くなった重光オーナーの弔い合戦の意味合いがあって、普段とは違う戦い方が見られそうだ。
 
 楽天は美馬が抜けた後の先発陣の整備。松井が先発に転向し、抑えに外国人助っ人を起用。三木新監督の采配はいかに。私は楽天ファンだが、他球団の戦力と比較すると見劣りしてしまう。Bクラスに沈んでしまう不安を抱えている。 

 ではこの時期好例となっている「巨人のオーダー」と両リーグの順位予想をしてみたい。

     巨人の予想オーダー         

  1 吉川尚/若林/増田/石川/湯浅/田中
  2 坂本
  
3 丸
  
4 岡本
  
5 パーラ             
  
6 亀井
  7 モタ/中島/陽
  8 大城/岸谷/小林
  9 投手
    代走・・・重信・増田 

 先発 菅野・サンチェス・戸郷・メルセデス・畠・高橋優・桜井

  中継ぎ 大竹・岩隈・田口・高木・鍵谷・野上・中川

  抑え 澤村・デラロサ

 セ・リーグ予想順位  パ・リーグ順位予想

  1位 DeNA    1位 ソフトバンク

  2位 広島       2位 西武

    3位 巨人       3位 ロッテ

  4位 中日       4位 楽天

    5位 ヤクルト     5位 オリックス

  6位 阪神       6位 日本ハム

  
  そして、2020年、記念すべきオリンピックイヤーの今年、そちらにばかり注目が集まるが、どっこい他のスポーツも例年通り開催される。途中、野球もまたオリンピック種目に復活し、各チームの主力がその時期、抜けるというのも勝敗にどう影響するかが気がかりだ。おそらく、その時期はプロ野球は一時中断して、公平性を保つことが予想されるが、野球の競技が終了し、ゲームを再開したとしても、代表に招集された選手が、普段とは違う過度のプレッシャーに疲労が溜まり、国際試合から復帰後、ペナントレースにモチベーションを保って順応できるのか甚だ疑問だ。
 巨人でいえば、菅野、中川、坂本、丸、小林など、投打の軸が抜け、台湾代表で陽が合宿や合同練習も含めて3週間程度は所属チームを離れる。そのプレッシャーと疲労の蓄積は尋常ではない。おそらく巨人が最も痛手を被るだろう。順当に行けば、昨年日本一に輝いた「ソフトバンク」やパ・リーグの覇者の「西武」から選出されて然りだ。そして何より痛いのは、MLB所属の日本人選手が代表になれないことだ。田中、ダルビッシュ、大谷、菊池、筒香、秋山がメンバーにいないのは厳しい。

  <私が選ぶ日本代表>

 投 手…千賀・菅野・山本由・山岡・今永・甲斐野・中川・山﨑・松井・牧田・則本・有原・中崎(13人)
 捕 手…甲斐・会澤・小林(3人)
 内野手…松田・山川・山田・清宮幸太郎・菊池・坂本(6人)
 外野手…鈴木誠・外崎・柳田・周東・丸(5人)

   1 山田    4
   2 坂本    6
   3 柳田/丸   8 
   4 鈴木       7
   5 山川   DH
   6 外崎   9
   7 清宮   3     
   8 松田   5
   9 甲斐   2

     代走 周東

 好き勝手に書いてしまい、ファンの方には申し訳ない。「始まってもいないのにもう結果予想か」とお叱りを受けそうだが、今年は56年振りに開催される夏のオリンピックイヤー。果たしてその影響はどの程度出るのか?高校野球もオリンピック開催とドンピシャでかぶる。たぶん、世界中の観客が押し寄せ、ホテルの予約はままならないだろう。日本代表の戦いぶりにも注目が集まるし、また興奮と熱狂とでスタジアムだけでなく、TVの前でも手に汗握る、あるいは固唾をのんで見守る白熱したゲームが展開されるだろう。あと半年後には結果が出ているが、それまでの期間、おそらく私の人生でもうないだろうオリンピックを存分に楽しみたいと思う。

2019年12月26日 (木)

人身売買?のプロ野球②

 昨日に引き続き、来季の戦力分析を行いたい。本日は、躍進著しいパ・リーグをお送りしたい。実力のみならず、最近は人気もセ・リーグを
凌駕している。それは甲子園で活躍したスター選手の多くがこぞってパ・リーグに入団していることにある。そして日本シリーズでもパ・リー
グの球団が圧勝している点も盟主交代、あるいは世代交代が顕著だ。
 ではパ・リーグの戦力補強に伴い、勢力図がどう変わるか検証したい。

 ソフトバンク

 OUT = 福田 ミランダ スアレス
   IN = バレンティン 

 ソフトバンクの優勝はゆるぎない。戦力の低下はなく、逆にヤクルトから30発、90打点は確実なバレンティンを獲得。打線の破壊力は
 12球団一で西武に引けをとらない。内川と松田のベテランの頑張りでは独走になるかもしれない。
 特にソフトバンクの外国人助っ人の獲得能力はすごい。残留のサファテ、バンデンハーク、デスパイネ、グラシアルとはずれがない。
 エースの千賀、ルキーイヤーを過ごした甲斐野、武田、アンダースローの高橋、ベテラン和田など豊富なタレントがいるが、先発のコマ不足をどう補うかがテーマ。
 

  西武

 OUT = 秋山 ヒース 郭 

   IN = スパンジェンバーグ ノリン ギャレット

 核弾頭で切り込み隊長の秋山がMLB移籍となれば打線の戦力ダウンは避けられない。外崎、中村、森、山川と打線は強力。
 西武は投手陣の踏ん張り次第でペナント連覇が見えてくる。先発がニールだけでは駒不足。抑えの増田に託すのには先発の整備が不可避。
 今井や松本の上乗せが必要。即戦力の呼び声高い宮川投手の活躍次第。


 楽天 

 OUT = 美馬 嶋
   IN = 鈴木大地 牧田 小深田  涌井


  準エース級の美馬と生え抜きの嶋が抜けた穴は大きいが、ロッテから鈴木大地を獲得。浅村、ブラッシュ、ウィーラーとともに打線の核
 を形成するため、打線の破壊力はアップ。オコエや辰巳がどれだけレギュラーで活躍できるかがポイント。懸念材料は投手。抑えに松井が
 控えていることで、先発・中継ぎ陣の整備が急務。復調した則本、岸が軸になるが、先発のコマ不足をどう補うか。ロッテから加入した涌井に加え、宋とブセニッツが残留となったが、額面通りの活躍で求められる。

 ロッテ

 OUT = 鈴木大地 ボルシンガー レイビン マン バルガス
   IN = 美馬 佐々木 福田 ジャクソン 西巻 佐藤都

 今オフに最も戦力補強に力を入れた。投手と打線のバランスが良く厚みが増した。残留したレアード、マーティンに加え、新外人獲得でレ
 ギュラー獲得戦争が勃発。
  若手の有望株の台頭が待たれる。平沢、安田、藤原などタレントぞろいで、ドラフトで佐々木を射止めた。来季は台風の目になることは
 間違いない。また個人的には東洋大から佐藤都捕手を獲得したことは大きい。強肩巧打の大型捕手だ。

 日本ハム

 OUT = ハンコック バーベイト 田中賢
   IN = ビヤヌエバ バーヘイゲン 河野

 エースに成長した有原、金子、ロドリゲスに次ぐ先発の座を射止めるチャンスが誰にでもある。新人の河野は楽しみ。
 そろそろ斎藤佑樹や吉田輝星にも出てきてほしい。打線は田中賢介が引退し、世代交代の波が。近藤健、大田、中田、西川
 渡邉など役者はそろっている。台湾の王、3年目を迎える清宮が台頭してくれば上位も望める。ビヤヌエバは大化けすると
 思っている。巨人はロペスの二の舞でビヤヌエバを放出して失敗したと嘆くに違いない。

 オリックス

 OUT = ロメロ マレーロ 成瀬
   IN = ジョーンズ ロドリゲス

  オリックスは一番見劣りしてしまう。今オフの積極的な補強はなかった。
  山岡、山本など若手の実力者が台頭してきた。この2人に続く先発投手がいないのが難点。中継ぎエース、抑えの澤田、近藤がいるため
 彼らの出番を増やす展開に持ち込まないと下位に低迷するかもしれない。チーム2位の安打数を誇った福田がロッテに移籍し、吉田と中川
 の2枚看板では心もとない。攻撃力、長打力の強化は絶対条件。


 パ・リーグの順位

  1位 ソフトバンク
  2位 西武
  3位 ロッテ
  4位 楽天
  5位 日本ハム
  6位 オリックス

 さて、2日間に渡って、来季のNPBの展望を予想してみた。ファンにはみたくもない情報かもしれないが、冷静な目で平等に判断しての結
果だ。巨人・阪神の人気に翳りが出て、選手が自ら出場機会を最優先し、のびのびプレーできるチームを選ぶ時代において、戦力の均等化がはかられる現代のプロ野球界。中には金のある球団が他チームの主力を引き抜く「人身売買」が横行した時代もあったが、各チーム、優勝するために最善策を講じるひとつの手立てとして、他チームの主力の獲得を目指すのは自然な流れだ。高卒選手は長い目で育てることも大事だが、優勝を目指すには即戦力の選手に白羽の矢を立てるのも球団経営からすれば当然だ。
 巨人のFA戦略はもう通用しない時代。だからこそ、選手を育て、その実力やその時々の調子を見極めた采配が求められると思う。

 

2019年12月25日 (水)

人身売買?のプロ野球①

 プロ野球がストーブリーグに入ると、各球団ともに来年の補強に乗り出す。日本人選手がポスティングMLBに移籍し、主力選手が抜けた穴を
埋めるように、こぞってメジャーや3A、あるいは韓国プロ野球で活躍した選手を引き抜く傾向が顕著になってきた。
 今年は特に、ロッテ、ヤクルト、阪神が凄まじい勢いで救世主となるべき有力選手をかき集めている。3年連続で日本一に輝いているソフト
バンクですら、他球団の情勢に煽られるかのように、外国人枠を外れたヤクルトの大砲・バレンティンを獲得した。これ以上強くしてどうする
んだと思うが、これも巨人監督時代に苦杯を舐めた王SB終身GMの方針なのかもしれない。それほどホームランの魅力と威力に取りつかれている
ようだ。
 一方、巨人と阪神は、かつての人気総どりとは裏腹で、FAでも敬遠されることが多くなった。巨人は層が厚いため、なかなか出場機会に恵ま
れず、実力があるのにファームなどで飼い殺し傾向が顕著なこと、阪神は選手育成が下手くそで、これまで何度も大型ルーキーをダメにしたか
知れない。よって、かつては人気がなく、スタジアムは閑古鳥が鳴いていたパ・リーグに有望選手が集まるようになった。また、北海道や仙台、
福岡などに本拠地を置くことで、地元密着の球団としての位置づけで、あの手この手のファンサービスも奏功して、球団経営もまずまずのよう
だ。
 また、FA制度やポスティングシステムの活用で、これまでのように「在京セ・リーグ以外はプロに行かない」などの強硬論を唱える選手は影
を潜めた。どの球団でも活躍次第で、高額年俸を手に入れることが可能になったことも大きな要因だろう。 

 さて、前置きはこれくらいにして、NPB12球団のオフシーズンの動向を見ると、戦力が大幅に変わることが否定しようがない事実だ。では
どう主力選手が入れ替わったか、球団別に検証したい。

 https://baseball.inzg.net/2019-20_leaving_player_list/
 

 巨人

 OUT= 山口峻 マシソン 阿部慎 クック アダメス ビヤヌエバ ゲレーロ (吉川光 宇佐美 和田)
  IN = パーラ ビエイラ サンチェス

 巨人の外人は眉唾。サンチェスは今年、韓国リーグで17勝5敗だが、マイコラスのようなエース級の活躍は難しいかもしれない。
 それよりも実績のある菅野と田口の復活のほうが大事だ。先発の駒が、高橋、桜井、戸郷の若手では経験不足で不安がある。
 そして個人的に、ゲレーロの退団は痛いと思っている。それに日本球界に慣れていないだけのビヤヌエバも放出し、攻撃力が激落ちする
 のは必至。そして存在感があったベテラン阿部の引退は痛い。彼の代わりなど誰も務まらない。巨人は宝の持ち腐れで、いくら原監督の
 傭兵が秀逸していても、似たような選手を何人も抱え、適材適所に欠ける気がする。エースのMLB移籍で投手力ではかなりの戦力ダウンと
 なることは否めない。
 巨人ファンの私が贔屓目にみてもAクラスぎりぎりの3位、下手すると4位に転落する恐れがある。私は岡本は信用を置けない。アッパー
 スイングがかなり気になるし、好不調の波が激しい。2年前のように3割を打たないと、ホームラン数も減ると思う。そして2年目の高橋
 優投手も私は厳しいと踏んでいる。もう少し球種を増やさないと、二けた勝利など夢のまた夢だ。ローテーションをシーズン通して守り抜
 くことは難しいと見ている。先発が崩れると勝利の方程式の中川、デラロサに繋げない。

 広島

 OUT= 菊池 
  IN = ジョンソン  ピレラ  スコット

 育成上手な広島だが、中村奨成捕手の芽が出ないのがきつい。それにしても広島は去年の丸、新井、今年の菊池と2人の主力が抜け痛い。
 明治大学の森下は即戦力。良い補強ができた。ジョンソン、野村、大瀬良、床田、九里など計算できる選手がいる。中崎も健在。来季も
 投手王国なので、得点力アップが課題。鈴木誠を軸に、松山、西川に加え、新外人がどれだけ貢献できるか。小園もそろそろ頭角を現す
 だろう。
 来季は野村もFA移籍があるかもしれない。監督が佐々岡に代わってどうなるのか・・・。

 阪神

  OUT= メッセンジャー ジョンソン ドリス 鳥谷
 IN = ジャスティンボーア ガンケル ジェリーサンズ  エドワーズ

 藤浪の復活がなかなか難しく、エース級の活躍をしてきたメッセンジャー、重要な中継ぎだったドリスが退団したことは相当な痛手。
 加えて福留、糸井の両ベテランに頼るのは酷で、打力は低迷。そのテコ入れで強力助っ人を相次ぎ入団させが、打者は当たりはずれが
 大きく、日本の野球に順応できるかがカギ。サンズがかつてのバースのように獅子奮迅の活躍ができれば優勝のチャンスもある。
 阪神は得点力は期待できるため、先発投手陣の整備が急務だ。計算できるのは西と青柳くらいしかいない。抑えの藤川は盤石だが最後
 の松坂世代なので、昨季のようなフル回転が利くかどうか。

 DeNA

 OUT = ソリス 筒香
    IN = マイケル ピープルズ オースティン

  主砲が抜けた穴は大きいが、ソト、ロペスの打の両輪がしっかりしている。加えてオースティン内野手を獲得し、破壊力、得点力は
  セ・リーグ随一。
  NeNAは投手力が安定している。エース今永に加えてマイケルとピープルズを獲得。中継ぎに剛球投手のエスコバーが健在 抑えは
  盤石の山﨑。先発のコマ不足を新外人が補い、上茶谷や濱口、大貫がローテーションとして機能すれば勝ち星は計算できる。
  戦力的にはバランスがとれているし、ラミレス監督の手腕も冴えおり、手ごわい存在になることは間違いない。

 中日

 OUT = ロドリゲス 松坂 モヤ 松井
  IN  = ゴンザレス シエラ

 中日は外国人が潤沢 ビシエド、ロメロ、アルモンテ、マルティネスなどに加え、2人を獲得。助っ人依存傾向があるが、一度に使える
のは3人までなので、誰をどう1軍で使うか与田監督の手腕が見もの。 
 打力の底上げが課題。根尾や石川など甲子園人気スターコンビは数年後のレギュラー定着は間違いないので大事に育ててほしい。 

 ヤクルト

 OUT = 館山 寺原 畠山 村中 ブキャナン 大引 バレンティン 秋吉
  IN = エスコバー 嶋 長谷川 今野 イノーア クック 

 ストーブリーグで最も賑わせたのがヤクルト。投手のテコ入れのため、外国人投手を4人獲得した。外人選手枠の中でどう併用するのか。
 山田、青木、村上、雄平など打線は活発だが、33発93打点のバレンティンの抜けた穴をどう補うか。内野手のエスコバーは未知数。
 奥川は1年目での活躍を期待するのは酷だし、40歳を迎えた石川やベテランの五十嵐を多用するのも難しい。小川の復活は絶対条件。
 私は球団OBで経験豊富な高津新監督の手腕に期待したい。野村野球を直に体験した彼がどんな野球を実践するか楽しみだ。投手力次第で
 は優勝争いに絡めると思っている。

 私の予想順位

 1位 DeNA
 2位 阪神
 3位 ヤクルト
 4位 巨人
 5位 広島
 6位 中日 

 さて、本日はセ・リーグの戦力を分析し、最後は来季の順位まで予想したが、長いシーズンは怪我や故障、好不調の波がつきもので、
その都度代わりの選手が台頭して活躍できるかがペナントの行方を握っていると思う。そうなると選手層が厚いチームが有利になる。
前年度の成績が良くても、同等かそれ以上の活躍ができるとは限らないし、どこにもその保障はない。
 ヤクルトがどれだけ大化けするか楽しみだし、阪神は新外国人の活躍次第。一方、巨人は阿部、山口、マシソンの抜けた穴が大きすぎ。
やはり投手と打線のバランスが良いDeNAが優勝するとみている。

 いずれにしても新戦力がめまぐるしく入れ替わる昨今のプロ野球事情。FAやトレード、補強などでまるで人身売買のように大幅に入れ替わる
選手事情の中で、早くチームに溶け込み、あるいはそのリーグや日本のプロ野球に慣れて適応できるかは、ふたを開けてみないとわからない
部分だ。大化けすることもあるし、首位打者やホームラン王争いに絡む選手も出てくる。とりわけ春先は外国人の打者がホームランを連発して
期待を抱かせるが、夏バテや秋口まで調子が持続しない場合も多々ある。監督がうまく選手を起用するかもまたプロ野球観戦の醍醐味だ。
 
 明日はパ・リーグについて検証したい。

 

2019年12月19日 (木)

一流プロ野球選手の結婚相手

 毎年の恒例行事のように、シーズンオフに入るとスポーツアスリートたちの結婚ラッシュが沸き起こる。
今年もビッグカップルが誕生した。広島の鈴木誠也選手と新体操の美人アスリートの畠山愛理選手だ。どこでどうやって知り合うのかは些か疑問だが。

 とかく野球の場合は、女子の選手が少ないため、同じ野球選手同士というのはなかなか起きにくい。野球は2月のキャンプインに始まり、11月の秋季キャンプまで長く、フリーになる期間があまりない。12月に入っても球団行事や後援会への挨拶回り、ファンサービスなど引く手あまたで、出逢いが思いのほか少ない。よって、これまでは結婚まで発展するケースとして、共通の友人の紹介だったり、インタビューなどで話をする機会が多いアナウンサーなどが多かったように思う。
 古くは古田敦也とフジテレビアナウンサーだった中井美穂、石井一久と木佐彩子、高橋由伸と小野寺麻衣、松坂大輔と柴田倫世、イチローと福島弓子、元木大介と大神いずみなどが好例だ。残念ながら離婚してしまったが、沢村拓一と日本テレビのアナウンサーの森麻季も同様だ。
 しかし、最近は一般人だったり、歌手や女優、モデル、タレントとかが多い。番組で共演して、その後、交際に発展してゴールインするケースが多いようだ。
 また、女性の心理を考えると、幼少時から「夢はプロ野球選手のお嫁さん」というのが憧れで、やはりかっこよさに惹かれると同時に一般のサラリーマンではまず手に入らない高収入もまた魅力に違いない。また、スポーツ選手を食事や健康面で支えたいという母性本能も働くのも一理ある。
 だが一方で、プロ野球選手になる人は、たぶん、周囲からはモテモテだったとは思うが、幼少期から練習漬けの毎日で、とても恋愛に時間を割く余裕などなかったに違いない。だから女性とどう接していいのかわからない選手も多いと聞く。だから年上の女性を選ぶ傾向もある。

 <プロ野球選手がアスリートと結婚した例>

 鈴木誠也と畠山愛理
 金石昭人と陣内貴美子
 江草仁貴と竹下佳江
 谷佳知と田村亮子
 川口隼人と神内友希
 大西崇之と坂上晴美
 中村紀洋と村上浩子

 プロ野球選手が他の競技の女子アスリートと結婚する例は意外にも少ない。逆に陸上や水泳など男女ともに同じスポーツ競技をしているほうが、自然に出逢い得る機会が多く、交際に発展することが多いようだ。


 <プロ野球選手と女子アナの結婚例>

 与田 剛と木場弘子
 田口 壮と香川恵美子
 石井琢朗と荒瀬恵美子
 堂林翔太と桝田絵理奈
 松中信彦と林 恵子
 内川聖一と長野 翼
 青木宣親と大竹佐知
 井端弘和と河野明子
 金子 誠と白木清か
 岡島秀樹と栗原由佳
 二岡智宏と用稲千春
 福盛和男と福元英恵
 中田賢一と角野友紀
 馬原孝浩と畑野優理子
 杉内俊哉と上葉えりか
 松田宣浩と柴田恵理
 林 昌範と亀井京子
 長野久義と下平さやか
 前田健太と成嶋早穂
 菊池遊星と深津瑠美
 杉浦稔大と紺野あさ美
 
 ここに挙げたのはほんの一例で、地方局なども含めたらもっと多い。プロ野球選手と女子アナの結婚は圧倒的に多いことになる。女子アナは有名大学を卒業している方が多く、美しい方が多く、文字通り才色兼備に容姿端麗。練習ばかりで女っ気があまりなかったプロ野球選手がひとめぼれするのも理解できる。


 <プロ野球選手とタレント・アイドル・モデル・女優の結婚例>

 佐々木主浩と榎本加奈子
 和田毅と仲根かすみ

 松井裕樹と石橋杏奈

 源田壮亮と衛藤美彩
 片岡治大とベッキー
 城島健司と大藤真紀

 こちらもどうやって知り合うのかは疑問だが、番組での共演がきっかけになることが多いようだ。それに選手とファンという立場だったり、共通の知り合いを通じて紹介してもらうとか。稀に、ひとめぼれした選手が、なんとか食事会にパートナーを連れ出してもらうという手もあるようだ。堂林と枡田アナの出逢いはまさにそれ。
 

 <離婚した選手>

 新庄剛志と大河内志保
 小早川毅彦と赤間裕子
 清原和博と清原亜希
 沢村拓一と森 麻季
 黒田智史と新山千春
 城石憲之と大橋未歩

 せっかく縁あって結婚したのに、様々な理由で離婚に至るケースがあるのは一般人と同じだ。すれ違いの生活や性格の不一致、あるいは子供の問題、そして浮気や不倫が原因となることもあるが、新庄のように家庭に束縛されず、自由な生き方を選択して別れる特異な例もある。
 
 ところで、私が今、興味があるのは、もうお年頃の皆藤愛子アナ、宮司愛海アナ、三田友梨佳アナ、久慈暁子アナ、曽田麻衣子アナが一体どんな出逢いをして誰と結婚するのかだ。アナウンサーは会社員とはいえ、テレビに多く出演している以上、もう芸能人と同等だ。不思議なのは、職場結婚がしずらいし、同業者(アナウンサー同士)というカップルも少ないように思う。アットホームな雰囲気のフジテレビは中村ー生野、生田ー秋元のようなケースはあるが、これは特別だ。結婚後、離婚後も同じ職場というのは少し周囲の目も合って辛い立場になる。


 私がお気に入りだった5人のアナウンサーはいずれも野球選手以外の一般人と結婚した。
 長野美郷、伊藤友里、山岸舞彩、椿原慶子、そして宮澤智だ。

 一方、現在なぜかイケメンで実力があり、人気もありながら独身を貫いているアスリートを挙げると・・・

 巨人 坂本勇人(31歳) 
           小林誠司(30歳)
 日本ハム 西川遥輝(27歳)
 西武 金子侑司(29歳)

 MLB 大谷翔平
 

2019年12月17日 (火)

「知らなかったでは済まない?!難しい野球のルール」


 当たり前だが、スポーツにはルールがつきもので、それを知っているか知らないかで天と地ほどの差がある。毎年のように様々なスポーツでルール改正が行われ、選手は振り回されながらも、それらに従って公正にプレーしている。
 近年、ルール改正が多いのは、スキージャンプ、柔道、バレーボール、陸上、ラグビー、F1、そして野球など。

 特に野球は、ストライクゾーンやハーフスイング、危険球退場、ボーク、カウントの表示、申告敬遠、ベース上でのクロスプレー時のキャッチャーのブロック位置など多くが変更された。いずれも選手の生命尊重やけが防止が目的での改正だ。これからも投手の肘・肩への負担を懸念して、球数制限が導入されそうな気配だ。
 また、どの球場も、MLBの球場に倣って選手を間近で観られるようにファウルグラウンドにエキサイトシートを設けたり、快適な観戦ができるように各球場ともファンの集客力を上げる工夫が随所に見られるようになった。

 このように目まぐるしく変貌を遂げる野球界において、ルールを知らなかったために失点し、チームが敗退に追い込まれたケースも決して少なくない。
 本日は野球の難しいルールを取り上げたい。実際に高校野球やプロ野球の公式試合で起きたケースを中心に説明したい。

 1 ドカベンのルールブックの盲点「フォースアウトの置き換え」

   明訓VS白新
   済々黌VS鳴門工

   一死満塁の場面で打者がショートライナーを打ったがこれを好捕した。この時点で打者はアウトでツーアウト。これを見た3塁ランナー
    は本来は帰塁してからタッチアップしなければならないが、そのままホームに突入。ショートがボールを3塁に送球してベースタッチすれば
    3アウトで何ら問題にはならずにチェンジだった。しかし、なぜか1塁ランナーが飛び出していたため、遊撃手はボールを一塁に転送して3
  つ目のアウトを取った。しかし、3塁ランナーのホームインが1塁転送より早かったことで、得点が認められる異例のケースとなった。これ
  はドカベンの漫画でも描かれていたレアケースで、実際にこれを高校野球の甲子園で実現するとは思わなかった。

   鳴門工業の選手がその後、ボールをさらに1塁から3塁に転送し、ベースタッチして4つ目のアウトを塁審に申告(フォースアウトの置
    き換え)すれば得点にはならなかった。
   しかし、それをしないで、ナインはファウルラインを越えてしまったために、「済々黌」に貴重な追加点1が認められた。ここで済々黌
  がすごいのは、こういうケースを想定し、あらかじめ練習していたというのだ。それが証拠に打者がベンチに戻る際に主審に3塁ランナーが
    先に生還していることを確認している。ルールを知っているか知らないかで明暗を分けた。この試合、この1点が効いて、結局、鳴門工業は
    敗退となった。ルールを知っていたチームは「盲点」ではなく「もう1点」だった。


 2 マンガ「アストロ球団」で殺人L字投球への対策のために「川上哲治」が打席を移動したのはアリ?

   1打席中に、右や左にバッターボックスを移動するのはルール上OKなのか?

   草野球ではアウトとみなしているが、それは間違い。それは自打球が当たった際に、3歩あるいたらアウトになるという話と同じ。
   ただし、投手が投球動作に入っている間に打席を変えたらアウトです。サインの交換を始めた後であれば確実にアウトになります。
   しかし、その前であればいつ打席を変えてもかまいません。1球ごとに交換したっていいんです。もちろん投手が交代したのであ
   ればまったく問題ありません。
  
   漫画「アストロ球団」に出ていた殺人L字投法に対応するために、投球モーションに入った後に、打撃の神様の川上がジャンプして右から
     左ボックスに移動し、バットから外側に逃げていくボールをホームランする場面があったが、これは完全に反則打法でアウトになる。
   まぁこれは漫画の世界なので、実際に起きたわけではないのであしからず。


 3 キャッチャーボーク

   一打サヨナラの場面で、打者を敬遠して塁を埋める「満塁策」はよくある作戦だ。しかし、バットに当たらないで3塁ランナーが生還で
     きるケースは、投手のワイルドピッチやボーク、キャッチャーのパスボール、走塁妨害、振り逃げくらいだと思っていた。
   しかし、キャッチャーボークによって3塁ランナーが生還し、ゲームが決着するという稀なケースが高校野球の県予選で起きた。

   これは私も知らなかったが、投手が投球動作に入って、ボールが手から離れる前に捕手がキャッチャーズボックスの外に出てその投球を
     受けると投手ボークならぬ「捕手ボーク」が宣告されて、無条件で塁上のランナーはひとつ進塁できるというのだ。
   せっかく満塁策を敷いても、これで試合が決着すれば元も子もないし、守備側のショックは計り知れない。スタンドもナインも茫然とし
     て何が起こったのかすら把握できないに違いない。

 4 インフィールドフライでサヨナラ負け?

   インフィールドフライが成立する条件とは、無死あるいは一死で一塁または一・二塁、満塁と塁が埋まっている場合に、打者が内野フラ
     イを打ち上げた場合に、審判は打者アウトを宣告する。これは落球してもアウトとなる。犠牲バントの場合は該当しない。これは守備側が故
     意に落球し、ダブルプレーを防ぐ目的で、アウトにはなるが、どちらかと言えば攻撃側に有利なルールだ。
   しかし、インフィールドフライが宣告した場合には打者がアウトになるというだけで、捕球しても落球しても、その直後のプレーはタイ
     ムがかからず、インプレ―となる。したがって、守備側が通常の守備体制に戻る際中であってもプレーは続行で、もしタッチアップして本塁
     に生還すれば得点が認められる。
   そのルールを知らなかったばかりに、高校野球の県予選でサヨナラで敗れたチームが実在したというのが動画だ。少し、可哀そうな感じ
     もするが、これはルール通りであって、それを知らないばかりに油断してしまい、結果、この敗北に繋がってしまった。
   それを審判に抗議したところで、お門違いで、キレてもどうにもならないという希少なケースだ。

 5 高校野球の「東海大相模VS横浜」で起きた三振振り逃げでホームラン?

   バッターが空振り三振した場合、直接キャッチャーがボールをミットに収めていれば問題なくアウトだが、ワンバウンドの投球であった
      り、捕手が捕球損ねて落とした場合は、ランナーにタッチするか、バッターランナーが一塁ベースに到達する前に一塁へ送球し、アウトに
      しなけらばならない。
   もし、バッターが振り逃げによる進塁を放棄して、ファウルラインを超えてベンチに戻った場合には、進塁権は自動的に消滅する。
   この動画のように、主審が打者走者にアウトの宣告をしていないのに、自らの判断でタッチや一塁送球もしないでベンチに引き上げた場
     合は打者はアウトにならず、インプレ―(プレー続行)となる。したがって、ベースを一周してホームインすれば得点が認められるし、ベー
     ス上にいたランナーは生還すれば得点となる。
   ただし、無死やワンアウトで1塁もしくは1・2塁、満塁と走者が塁が埋まっている場合は、振り逃げができないが、二死の場合は可能
      というのがややこしい。これは、捕手が故意に落球し、二塁→一塁とボールを転送し、併殺にするのを避けるためだ。

   高校野球選手でそこまでルールを把握している選手はどれくらいいるだろうか。満塁の場合は、三振で捕手が落球した場合、ホームベー
     スを踏めばアウトとなる。この場合、捕手が落球したボールを拾いに行っている間に3塁ランナーが打者走者より先にホームインしても、一
     塁送球で打者走者がアウトになれば得点にはならない。(フォースアウトの置き換えではないため1.のドカベンの盲点には該当しない)

 6 新庄が敬遠でバッターボックスはみ出し打法でサヨナラヒット

   敬遠策で外したボールを打ってヒットにして塁上にいたランナーが生還した場合、得点が認められるが、これがもし動画のようにバッ
     ターボックスをはみ出して打った場合には、アピールプレーによって打者はアウトとなり、塁上にいたランナーは元の塁に戻されてプレー再
     開となる。もちろん得点は認められない。
   打たれた槙原投手や村田捕手が冷静だったら、このサヨナラ劇は帳消しになっていた。

 7 ミラクル近鉄・北川の代打逆転満塁サヨナラ優勝決定ホームランは幻?
 
   私は今は無き近鉄の大ファンだった。優勝する時はいつも神がかり的で、驚異の大逆転でペナントを制していたからだ。だから「ミラク
      ル近鉄」と呼ばれた。しかし、不運にも日本シリーズでは過去、あと一息ののところで常に辛酸を舐め、闘将と言われた「西本幸雄」監督
  は、パ・リーグの大毎、阪急、近鉄などの監督で7回もペナントレースを制していながら、いずれも日本シリーズでは一度も勝てなかっ
  た。
   そして時は流れ、生え抜きの捕手として活躍した梨田が監督をしていた2001年もまた奇跡の優勝だった。本拠地の大阪ドームでそれ
  は起きた。その年、近鉄は「いてまえ打線」が猛威を振るった。ローズ・中村紀洋らが活躍し、9月26日、2対5とリードされた9回裏、
  無死満塁から代打北川博敏が日本プロ野球初となる『代打逆転サヨナラ満塁優勝決定本塁打』で12年ぶり4度目のパ・リーグ優勝を決めて
  いる。同一監督での前年最下位からの優勝は1976年の巨人の長嶋茂雄に次いで2人目で、パ・リーグでは初の快挙だった。
   しかし、この劇的なサヨナラ打には、炉辺談話があって、塁上のランナーが生還する前に、近鉄ナインが歓喜のあまり興奮してベンチを
  飛び出し、ファウルラインを越えてダイヤモンド内を駆け回って狂喜乱舞したのだ。これは、アピールすれば、打者はアウトで、塁上のラ
  ンナーはすべて戻され、一死満塁でプレー再開となっていた筈。だから下手するとこの行為はサヨナラ優勝決定をフイにしてしまう愚行
  だったかもしれない。プロの世界なので、外野スタンドに運ばれた時点で勝負はあったと思ったのだろう。
   もし相手チームのオリックスが冷静な態度でアピールしていたら、それこそ近鉄ファンの怒りを誘い、「潔く負けを認めろ!」という罵
  声とともに暴動が起きていたかもしれないが。

 8 主審が打撃妨害?

   これもレアケース。通常、捕手のミットがバッターのスイングに接触したりすると、打撃妨害でテイクワンベースが宣告される。しか
  し、主審が妨害した場合はノーカウントで盗塁時の起きた場合は、ランナーは元の塁に戻されてプレーをやり直すことになる。
   これは審判は石ころと同じ扱いで、もし打球が審判に当たった場合にはインプレーでそのままプレーが続行されるのと同じ。
   この場合には、別にこのルールを知らなくても問題はなく、審判が事情説明をすると思われる。

 9 審判が気づかなくてもプレー続行?

   たまに起きるのが審判がボールカウントを間違えているのに、そのままプレーが続行されるケース。たとえば、見逃し三振なのに、審判
  はもとより、打者も守備側も気づかずに、そのまま投球が続けられたり、本来、フォワボールなのに誰も気づかずに次の球を打ってヒット
  になり、まんまと出塁せしめるケースだ。この場合、守備側のアピールがなければ、そのままプレーが続けられてしまう。
   次の投球に入ってしまったら、後からのアピールはもう認められない。明らかに審判のミスなのだが、誰も指摘しなければ次のプレーが
  成立してしまうというのだ。審判も人間である以上はミスはしてしまう。これに気づくかきづかないかで明暗を分けることもあるのだ。

10 同じ塁上にふたりのランナー

   これはよく起こり得るプレーだが、この場合は最初にいたランナーに優先権がある。例えば三塁にランナーが二人いて、守備側が両者に
  ボールタッチした場合は、元もといたランナーが生き残り、後から来たランナーがアウトになる。それを知らないで最初にいたランナーが
  アウトと勘違いして離塁してしまい、守備側がタッチすると両者アウトでダブルプレーが成立する。実際にプロ野球で巨人の選手がこのポ
  カをやらかしてしまった。チャンスが水の泡となった。おそらく罰金だろう。 

11 隠し球

   NPBでは巨人の元木や横浜の佐伯一塁手がお得意としていたプレー。一見汚いプレーで相手ファンの反感を買いそうだが、これもれっき
  としたルールに則ったプレー。
   隠し球は、投手がボールを持っているように見せかけ、投手以外の野手がボールを隠し持ち、走者が離塁した際に触球をすることで行わ
  れることが多い。ただし、投手がボールを持っていないのに投手板を跨いだり、捕手とサインの交換をするなどの偽装はボークとなる。
   実際にボークを宣告されたのが巨人の桑田投手で、元木がボールを持っていたのに、桑田がプレートをまたいだと判定された。 
 
   隠し球をするケースは、絶体絶命のピンチに試みることが多く、塁上の走者の隙を突くプレーだ。塁上のランナーはコーチとともに、常
  にボールの位置を確認しなければならないが、それを怠る油断をするとやられてしまう。かつて南海の立石三塁手のおとぼけプレーは見
  事だった。

 さて、野球の難しいルールを挙げたが、無知は怖いという点を理解していただけたでしょうか。草野球レベルであれば特段、知らなくてもさほど影響はないが、プロ野球の優勝がかかった大事な一戦だったり、負ければ敗退となる高校野球の公式戦だと、知らなかったばかりに明暗をわけたり、場合によっては一生後悔することになったり、後世まで語り継がれることになる。
 技術の習得が第一になっているが、野球をやる以上、こうした正しいルールを知識として身に着けておくことも大切なことなのだ。
   

 

2019年12月11日 (水)

パ・リーグが隆盛したワケ

 プロ野球ファンなら誰でもわかっているが、昔は人気のセ、実力のパと言われた時期が長く続いた。その証拠にオールスター戦ではパ・リーグが対戦成績で圧勝していた。毎試合ナイター中継を巨人中心に放送していたため、セ・リーグの各選手は、露出度が高い分知名度があって、観客動員数も多かった。一方、パ・リーグは、常にスタンドはスカスカの状態で、これでよく球団経営が成り立つものだと幼少の頃から不思議に思っていた。
 ところが1990年代を過ぎて、その傾向は少しずつ変化がみられるようになった。パ・リーグがあの手この手で集客に奔走するようになり、徐々にその立場は逆転するまでになった。今日はなぜ、パ・リーグがここまで繁栄するようになったかを検証したい。

 理由1 西武・ソフトバンクの台頭により、実力および給料格差がなくなった。

     一時期、巨人よりも西武に入団を希望する選手が多くいた。同系列のプリンスホテル出身の石毛などもそうだ。
    高い契約金と抜群の環境、そして卓越した選手育成プログラムなどが背景にあった。秋山は外国のリーグで頭角を現した。
    そして森西武を皮切りに仰木オリックス、バレンタインロッテ、ヒルマン&栗山日本ハムなど監督が優秀で選手の起用法も抜群で、
    それぞれが黄金時代を築くなど、セ・リーグには見られない特色や個性的な球団経営が光った。

 
 理由2 ファンサービスなどで選手とファンが身近になってきた。

  ロッテのバレンタイン監督の球場入り口での見送りなどファンサービス
  雨天で中断時にベース一周してヘッドスライディングなどのパフォーマンス
  ネットライフ西武ドームでウグイス嬢による日本ハム杉谷選手いじり
  ファン感謝デーなどは各球団実施しているが、チャリティーやイベント回数は双璧 

Fanservice

 理由3 昔から豪傑や実力のある個性的な好選手が多かった。

  ロッテ・・・金田監督・村田兆治・落合博満
  日本ハム・・・柏原純一・西崎・新庄剛志
  楽天(近鉄)・・・マニエル・ブライアント・阿波野・石井浩郎・野茂・岩隈・中村紀洋
  西武(西鉄)・・・西本監督・稲尾・中西太・豊田・田淵幸一・太田卓司・石毛・秋山幸二・工藤・潮崎・郭泰源
  ソフトバンク(南海・ダイエー)・・・野村克也・スタンカ・江本孟紀・門田・小久保・松中・井口
  オリックス(阪急)・・・福本・長池・マルカーノ・蓑田・加藤・山田・山口・高井・イチロー・谷・平井
       
 理由4 パ・リーグは甲子園球児がお好き?

  甲子園で活躍したスター選手がこぞってパ・リーグに入団した。

  西武・・・清原和博・松坂大輔、菊池遊星・森友哉
  日本ハム・・・ダルビッシュ有・中田翔・斎藤佑樹・大谷翔平・清宮幸太郎・吉田輝星
  ロッテ・・・大嶺祐太・唐川侑己・平沢大河・安田・藤原恭大・佐々木朗希
  楽天・・・田中将大・オコエ留偉
  オリックス・・・イチロー
  ソフトバンク・・・杉内俊哉、今宮健太・上林誠知

  一方、セ・リーグは、ヤクルトの佐藤、巨人の辻内、阪神の藤浪、広島の中村など人気の高校球児を獲得したが、伸び悩んだり、故障など
 で活躍がイマイチなのに対してパ・リーグは軒並み活躍している。
  

 理由5 ドーム球場はパ・リーグに多いことも一因

     セ・リーグが6球団中2球団のみ(巨人・中日)
     パ・リーグは6球団中4球団も(日本ハム・オリックス・西武・ソフトバンク)
     雨天中止がなく、抜群の環境で試合に臨め、ファンも応援しやすいため、観客動員が容易に望める。

Dome

 理由6 応援スタイルが秀逸している

     千葉マリンスタジアムの大応援や札幌ドームの稲葉ジャンプなどの名物応援で一体感を味わえる。地元密着でファンが
    選手を後押ししている。
     西武・山川の「どすこいポーズ」 ソフトバンク・松田の「熱男!」などでファンと一緒に盛り上がる。

LotteYamakawa

 理由7 テレビ中継で引けをとらなくなった

    BSやCS放送の普及によって、各球団ともに大差なくテレビ中継が均一化されるようになった。故郷の人々に自分の晴れ姿を見せる
   ことが出来るようになった。

 理由8 MLB移籍する選手もパ・リーグ出身者が多い

     野茂、伊良部、イチロー、田口、長谷川、松坂、大塚、城島、松井稼、石井一、井口、岩隈、ダルビッシュ、田中将、吉井、和田、
     西岡、大谷、田中賢、牧田、菊池など    

     新庄のように逆輸入(メッツ→日本ハム)もいる 

     セ・リーグ出身は福留、佐々木主、松井秀、黒田、青木、上原、前田が活躍したくらいで、あまり活躍していない。

    岡島、井川、川上、桑田、五十嵐、岩村、柏田、小林雅、斉藤隆、高津、高橋建、高橋尚、福盛、藤川、藪などは日本にいたほうが活
   躍できた。逆に選手寿命を縮めてしまった。


  かつてパ・リーグを盛り上げるために、ひとり息を吐いていた漫画家の水島新司さん。あぶさんは南海、ドカベンの主人公たちもこぞって
 パ・リーグに入団させた。

   日本ハム・・・土井垣・不知火
   ダイエー・・・岩鬼・犬飼小次郎
   西武・・・山田
   ロッテ・・・里中・中西球道
   オリックス・・・殿馬
   近鉄・・・坂田三吉

 という具合だ。甲子園で活躍したスター選手がこぞってパ・リーグに入団している。それだけパ・リーグへの思い入れが強かったのだろう。
おそらく関西出身の彼は、かつて西鉄や南海が強かった古き良き時代を知っているからだろう。

 理由9 ドラフトの在京セ希望はもう古い。巨人阪神のブランド意識は失墜。

 出番が少ない人気球団に行くよりも、出場機会が多いチームを選ぶ傾向が強い。さらには即戦力を求める球団よりも、高卒ルーキーは育成プログラムがしっかりしている西武や日本ハムなどが人気。ロッテなども応援団などのサポート体制が整っている。結果的に「巨人以外は行かない」などとプロ入りを拒否した選手は影を潜めた。これはFA制度が確立され、一定期間指名された球団で過ごせば、後々、希望球団に移籍できる機会が得られたことに起因する。だから、人気の無かったパ・リーグを拒否せずに入団する選択をするようになった。

 

 

 

2019年12月10日 (火)

イメージがダブる巨人の選手たち

 野球の話になると止まらなくなる。高校野球も好きだが、シーズンが長いプロ野球の話題にはこと欠かないところがある。幼少期は「巨人大鵬玉子焼き」の時代を過ごし、V9の強い巨人を見て来たせいか、未だに巨人を応援してしまう。そしてかつては大型トレード、現在はFAで他球団の主力を根こそぎ獲得する手法はイマイチ感心できない部分もあるが、ストーブリーグに補強の話題になると、常に巨人の名前が目立ってしまう。
 ところが、今オフはこれまでと傾向が異なり、選手を大事に考え、出場機会が得られる球団に移籍を希望する選手が相次ぎ、美馬、鈴木大地にフラれた巨人のFA獲得は不発に終わった。よって、目先を変えた巨人は、外国人助っ人に狙いを変更した。
 これまでドラフトやトレード、FAなどで巨人に入団した選手は、なぜか似たような選手を獲得してきた経緯がある。したがって、起用法もそうだが、同じ境遇で終わってしまうケースが多い。せっかく他球団ではレギュラークラスの実力があっても、選手層が厚くて出番が巡ってこないばかりに、いわゆる飼い殺しで終わってしまうことがなんと多かったことか。去年、エースだった内海と生え抜きの主力だった長野をFAのプロテクトから外し、岩隈と中島のメジャーコンビもファーム暮らし。そして上原は途中引退。さらには日本ハムから移籍の陽はめっきり出番が減った。実にもったいない。
 今日は、歴代の巨人の選手の中で、立ち位置が同じというか、イメージダブって見えてしまう選手を挙げてみたい。


 1 イメージがダブる選手(右投手)
 
  藤城・入来・木佐貫・香田・野間口・高木勇人

  織田淳・越智・條辺・三野・谷口・東野峻・宮國(身長が高くて投げ下ろすイメージ)

  水野・真田・澤村

  河原・三澤・久保・西村健

  定岡・西本・槙原(三本柱の一角) 

  西山一・石毛・橋本清・桜井・鍬原   

  小川・高橋良・小林・鹿取・田原・鴨志田・木村龍治

 2 イメージがダブる選手(左投手)

  宮本知・前田幸・阿波野・川口

  吉田修司・吉川光・高木京

  高橋一・新浦・高橋尚・岡島

  小俣・角・河本育・林昌・山口哲 

  ワンポイント 柏田・篠原・森福

 3 イメージがダブる選手(野手)

   移籍捕手 中尾・相川・炭谷

  控え捕手 吉田孝・杉山・吉原孝介・村田透・村田善・加藤健・原俊介

  職人系内野手 土井・篠塚・岡崎・川相・仁志・井端

  イケメンモテ男 二岡・坂本・小林誠

  
  ユーティリティ 富田勝・山本和生・鈴木康・鴻野・福王・勝呂・脇谷・木村拓・中井大介・藤村大・田中俊・吉川尚・山本泰・
          工藤隆人・立岡・石川慎・若林・藤岡


  外野 淡口・清水・亀井(パンチ力のある左打者)

     隠善・四條・川中・堂上・橋本到(出場機会に恵まれず実力を出せなかった)

     柳田・山本功・大森剛・駒田・後藤(大型左の強打者)

  俊足巧打 松本匡・緒方・松本哲・鈴木尚・重信・増田

  移籍ベテラン 蓑田・屋敷・金城・秦・谷・片岡

  右代打 井上真二・矢野(一発期待できる)

  移籍右強打者 松原・呂・広沢・石井浩郎・清原・落合・江藤・小久保・村田修
  移籍左強打者 張本 小笠原・丸

  移籍外国人強打者 シピン マルチネス 李 ペタジーニ ローズ ラミレス  
          
  長打力があるのに発揮できなかった選手たち 實松・栄村・吉岡雄二・大田泰示・岡本和(3年間は芽が出ず) 

  他球団に出て実力が開花した選手 萩原、駒田、矢野、ロペス、大田

 他球団もそうかもしれないが、巨人は似たようなタイプの選手を揃え、結果どっちつかずで出場機会が減り、あるいは与えられずに、結果的に飼い殺しと呼ばれる傾向が強い。      

2019年12月 6日 (金)

巨人の歴代外国人助っ人の戦績

 失礼ながら巨人のスカウト陣には見る目がないという話題は、過去折に触れて何度も触れて来た。巨人が3Aやメジャーから引っ張ってきた助っ人外国人は、過去、大多数が不作ぞろいだった。生え抜きでは役に立たず、1~2年でお払い箱。だから、他球団で大活躍した外国人を半ば強奪気味にぶんどって主力に据えるという手法が横行した。
 実際、巨人にやってきた外国人は、助っ人とは名ばかりで、思わず歯ぎしりしたくなるような状況ばかりで、かつての「デストラーデ」(西武)や「ブライアント」(近鉄)、「バース」(阪神)、「ブーマー」(阪急)のような有能な助っ人が来てくれていたら楽に優勝できるのにと思った巨人ファンはどんなに多くいるだろう。
 また、他球団で活躍した外人を獲得した後、なぜか巨人では前所属のような活躍をしていないのも気がかりだ。
 では巨人のダメ外人っぷりを証明したくてここで検証したい。

 1 巨人の生え抜きで活躍した外国人投手

  1位 ガルベス  (6年)46勝43敗
  2位 マイコラス (3年)31勝13敗 勝率.704
  3位 Dゴンザレス(4年)27勝19敗
  4位 マシソン  (8年)25勝 53セーブ 166ホールド
  5位 メイ    (2年)22勝15敗
  6位 ライト   (3年)22勝18敗
  7位 ホールトン (2年)21勝12敗
  8位 ガリクソン (2年)21勝14敗
  9位 カムストック(2年)18勝17敗 
 10位 趙成民   (8年)11勝10敗
 11位 サンチェ  (1年)  4勝4 敗 28セーブ 

  マイコラスを除き、お世辞にも及第点とは言いにくい。他球団には多くの優良助っ人が大勢いるのに。  
 勝利数ではガルベスが1位だが、ふてぶてしい態度で長嶋監督時代に乱闘騒ぎを起こすなど手に負えない暴れん坊だった。
  個人的には投手では、勝率が良く安定感抜群のマイコラスがダントツのNo.1だと思っている。

  ダメ外人投手

  1位 ゴンザレス  1勝2敗
  2位 ダン・ミセリ 0勝2敗
  3位 アルモンテ  0勝1敗
  4位 デセンス   0勝1敗
  5位 バビスター  出場機会なし  

  ダメ外人のメンツを見ると、こんな選手いたっけ?と記憶に残らないケースが圧倒的。高い契約金に胡坐をかいて戦績は からっきしとい
 う選手がいかに多かったか。

 2 巨人が生え抜きで活躍した外国人野手

  1位 クロマティ   951安打 171本塁打
  2位 レジースミス  134安打   45本塁打
  3位 ロイ・ホワイト 384安打   54本塁打
  4位 呂明賜       89安打   18本塁打 台湾の大砲

  「助っ人」は文字通りで、1~3年程度で新天地に移籍してしまうケースが多い。よって長くいればもっと日本の投手に慣れて、より良い
 成績を残せたに違いない。鳴り物入りで来る選手ほど才能や実績に溺れ、努力を怠るのでイマイチ傾向が強い。

  ダメ外人野手
  
  1位 トマソン     151三振
  2位 キャプラー    打率153
  3位 ディロン     打率195
  4位 アリアス     打率167
  5位 アルフォンゾ   打率146
  6位 カスティヤーノス 打率100

  トマソンは、巨人では久々の外人で、そこそこ活躍したジョンソンやロイ・ホワイトの後に移籍し、大砲を期待されただけに、振り回すだ
 けで三振が多く棒にも箸にもかからなかった。2~6位はこんな選手いた?程度の記憶だ。打率1割台で契約金1億円
 越えはほとんど博打で、高い買い物だ。日本球界を馬鹿にするなと言いたい状態が長く続いた。
  個人的には1億円以上の大枚をはたいているのだから、助っ人は100試合以上に出場し、打率280以上、25本塁打以上、70打点以上は最低
 ノルマだと思っている。やはり環境の変化や多彩な変化球を繰り出す日本の投手に順応できなかったようだ。

 3 他球団から強奪した外国人投手

  1位 クルーン           6勝10敗93セーブ 前所属の横浜では8勝8敗84セーブ 当時は日本最速だった。
  2位 グライシンガー 31勝22敗 ヤクルトには
  3位 シコースキー      12勝 4敗5セーブ ロッテではあしかけ5年で22勝22敗 西武では抑えで活躍し1年目に33セーブ
  4位 Dゴンザレス    27勝19敗(4年間) 前所属のヤクルトでは4年間で18勝20敗 その後ロッテでは0勝1敗
 

  他球団のエースやリリーフエースを金に物言わせて半ば強奪する傾向が横行した。しかし、金目当ての選手ほどモチベーションや根性が欠
 落しているので、前所属よりも成績は下がる傾向だ。

  巨人に移籍して成績が落ちた外国人投手

  1位 グライシンガー ヤクルト時代は最多勝エースとして活躍 
             1年間で16勝8敗 巨人では4年間で31勝22敗(年間6勝程度) その後ロッテでは2年間で17勝12敗
  2位 ヒルマン    ロッテでは26勝18敗の成績でエースとして活躍した左腕 巨人では1年間で0勝1敗
 

 4 他球団から強奪した外国人野手

              巨人での成績             前所属                巨人から移籍後の所属
  1位 ラミレス   666安打 148本塁打(4年間)ヤクルトでは7年間で1184安打211本塁打 その後DeNA2年間で167安打21本塁打
  2位 タフィローズ 241安打 72本塁打(2年間)近鉄では8年間で 1,398安打288本塁打 その後オリックス3年間で364安打104本塁打
  3位 李承ヨプ   421安打 73本塁打(5年間)ロッテでは2年間で186安打44本塁打 その後オリックス1年間で79安打15本塁打
  4位 ペタジーニ  218安打 63本塁打(2年間)ヤクルトでは4年間で595安打160本塁打   その後MLBへ
  5位 マギー    307安打 39本塁打(2年間)楽天では1年間で150安打28本塁打       その後引退
  6位 D.マルチネス 209安打 43本塁打(3年間)西武では2年間で288安打61本塁打      その後引退
  7位 ゲレーロ   138安打 36本塁打(2年間) 中日では1年間で131安打35本塁打     その後移籍を検討中
  8位 シピン    302安打 52本塁打(3年間) 大洋では6年間で822安打166本塁打     その後引退

  巨人に移籍してダメになったダメ外人(野手)

  1位 マルチネス 西武時代は大砲として活躍 巨人の3年間よりも西武の2年間のほうが成績が上
  2位 ペタジーニ ヤクルト時代はホームラン王 ヤクルトでは年間平均40本塁打だったが、巨人では31~32本ペース
  3位 ゲレーロ 中日時代はホームラン王 しかし、巨人での2年間の成績は中日の1年分と同等
  4位 シピン 大洋時代は4番打者ベストナインに2回選出 ダイヤモンドグラブ賞も2度受賞
  5位 李 韓国代表 ホームラン王 ロッテでも大砲

  実際、西武から移籍のマルチネス、ロッテから来た李、近鉄から来たローズもそうだが、巨人に移籍すると、前所属よりも成績が落ちる。
   グライシンガーやシコースキーもそう。それはなぜなのか?巨人は「球界の紳士たれ」という古くからの伝統があり、一時期は巨人の選手は
 ベンツに乗ることを推奨された。髭や入れ墨をしている選手はノーサンキュー。厳しい不文律に堅苦しくて、個性を大事にする外人が本来の
 実力を発揮する環境を阻害してしまっているのではないか?
  それに試合中はすべて超満員のスタンドでプレッシャーで圧倒されてしまう。それに年齢的なものもあるだろうし、パ・リ-グのような
 DHもないし、層の厚い巨人では出場機会も減ってしまう。
  最近は日本のプロ野球の強さが「WBC」や「プレミア12」などで証明されたが、かつては来日する選手は、マイナーの3Aとか引退間近
 のベテラン選手ばkりだった。つまり旬を過ぎた選手が多く、余生を契約金目当てでやって来るモチベーションが低い選手が多かった。
 いくら他球団で成績を上げても巨人に来る頃にはとうにピークを過ぎてしまっているという寸法だ。


 さて、冒頭で巨人のスカウト陣は見る目がないと断言してしまった理由を少しは理解していただけたでしょうか?スカウトは毎年同じ人間が担当しているのではなく、数回はフロントメンバーが入れ替わっている。にもかかわらず、毎年、これほど使い物にならないような外人ばかり連れてくる。豊富な資金力があって人気球団なので金満経営なのだろうが、あまりにも無駄遣いしすぎる。もう少し、日本のスモールベースボールに対応できるか、日本の投手の交わすピッチングにもついていけるかなどよく吟味してから契約してほしい。毎年数億円という、庶民からすれば目がくらむような大金を費やす価値が果たしてあるのか?みすみすドブに捨てるような結末だけは避けてほしいものだ。