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音楽

2019年1月 4日 (金)

往年の名曲をあなたに(洋楽編⑧)

 80年代に大学生を迎えていた私は、英語を勉強していたこともあって洋楽を好んで聴いていた。TOKYO-FMのポップスベストテンはお気に入りの番組で、毎週土曜日には欠かさずに聴いていた。
 洋楽=オシャレというイメージがあって、当時は歌詞の意味や楽曲の持つメッセージなどには気にも留めずに、曲調など雰囲気を味わっていた。そんな時代観の中で、私は当時のヒット曲を中心にこぞって聴いていた。どちらかと言えば私はミーハー指向が強く、ベストヒットUSAで取り上げるようなハードロックやヘビメタとは無縁だった。
 本日取り上げる2曲も、その当時大ヒットし、テレビ番組の挿入歌やCMで使用されたり、日本人歌手がカヴァーした楽曲だ。

 「Manic Monday」  by Bangles

Six o'clock already I was just in the middle of a dream
I was kissin' Valentino By a crystal blue Italian stream
But I can't be late 'Cause then I guess I just won't get paid
These are the days When you wish your bed was already made
It's just another manic Monday

I wish it was Sunday 'Cause that's my fun day
My "I don't have to run" day
It's just another manic Monday

Have to catch an early train Got to be to work by nine
And if I had an airplane I still couldn't make it on time
'Cause it takes me so long just to figure out
What I'm gonna wear Blame it on the train
But the boss is already there It's just another manic Monday
Wish it was Sunday 'Cause that's my fun day
My "I don't have to run" day It's just another manic Monday

 1980年代に数々のヒットを放ったアメリカの女性バンド。1981年にロサンゼルスでスザンナ・ホフス、ヴィッキー、デビーのピーターソン姉妹とベーシストのアネット・ズィリンスカスの4人により結成。最初のバンド名はスーパーソニック・バングス。後にバンド名をバングスと変えるが先にニュージャージー州に同名のバンドが存在していたため、バングルスという名前に落ち着いた。バングルとはアクセサリーの腕輪のこと。

 「I Like Chopin」 by Gazebo

Remember that piano So delightful unusual
That classic sensation Sentimental confusion

Used to say I like Chopin Love me now and again
Rainy days never say goodbye
To desire when we are together
Rainy days growing in your eyes
Tell me where's my way

Imagine your face In a sunshine reflection
A vision of blue skies Forever distractions

Used to say I like Chopin Love me now and again
Rainy days never say goodbye
To desire when we are together
Rainy days growing in your eyes
Tell me where's my way

 ガゼボはレバノン・ベイルート生まれのイタリアの歌手。この楽曲は発売後たちまち、イタリアを含むヨーロッパのいくつかの国でチャートの最上位に輝いた。またイタリアでは1983年の年間チャートで2位になっている。日本ではオリコン洋楽シングルチャートで1984年6月18日付から13週連続1位を獲得し、1984年の年間チャートで1位となった。

 この曲は日本女優の小林麻美が「雨音はショパンの調べ」というタイトルでカヴァーしてヒットした。

2018年12月24日 (月)

素人制作の美しきBGV

 映像クリエイトの世界も4K&8Kの高画質高音質時代を迎えた。ハイビジョンという言葉がもはや遠い過去の遺物のように聞こえるほど、科学技術は日進月歩の一途を辿っている。
 そんな中、素人の方が制作したミュージックビデオ(BGV)が秀逸した出来栄えとなっているものが、多数動画サイトにアップされている。
 私のような昭和世代は、カラオケのBGVで流れる綺麗な映像に憧れたし、オシャレな映像に心癒され、自分もああいう美の世界で生活をしたいと恋い焦がれたものだ。そして映画の主人公になったかのように、同じシーンを演じたかった。
 そこで今日は、私が見て唸ったBGVの世界にあなたをいざないたい。とりわけ同世代の方は共感して貰えると思います。だって曲はすべてユーミンですから・・・。」

 1. シンデレラ・エクスプレス by Yumming

  この動画に寄せられたコメント

 毎週手紙を書いた 長距離電話は料金が恐ろしく高くて月に2回だけと決めてた 貧乏だったから逢えるのは年に数回だけ 羽田で見送った後はいつもこの曲を聴きながら泣いて帰った 2年半がんばったけど結局距離に負けた もう30年も経つのか・・・いやぁ乙女だったなww

 遠い所に住む彼氏に夢中だった、あの頃の自分がよみがえる・・・ 携帯もネットもメールも無かった時代、会う事が全てだった。 疲れや面倒くささなんて、微塵も感じなかった若かった頃。 大好きな人に会いたい一心の、あふれてたエネルギーが懐かしい。 ユーミンの歌声は、もう30年も昔の恋愛を一瞬で蘇らせてくれる魔法。 あの時の人は、今どこで何をしているんだろう・・・ 猛烈に、輝いていたあの時に戻ってみたい気持ちが押し寄せる・・・

 2. 星屑がこぼれそうな夜 by Yumming

 この動画に寄せられたコメント

 素晴らしい映像 歌より映像を見入ってしまいました

 タイトルどおりの素敵な映像に誘惑されました。 この曲は私の過去とみらいを繋ぐパンドラの箱なんです。 想い出がありすぎて一生忘れられないでしょう…。 「うそでいい好きだと云って」 「私のほほ包んでくちびるをふさいで」 の歌詞が大好きです。 私の葬儀ではこの曲をBGMにするように息子達に話しておきます🎵 この曲が流れだすと、私の遺影は満面の笑顔になり、そしてみらいへと甦る…。 なんちゃって(笑) 

 3. DESTINY (Yuming Original)   

 この動画に寄せられたコメント

 「季節外れの海岸物語」思い出します。 曲も大好きだけど、ドラマも大好きだった。やはり季節外れの海岸物語のラストのエンディングロールが真っ先に脳裏に浮かびますね。

 40年前なんですか。 この曲のみならず、1980年前後の曲は、洋楽、邦楽共に活気があったと思います。ユーミンの女性の感覚、感情、感性を、 特に儚い切ない運命的な出来事に共感できる歌詞を、 どうしてこんなにポップなメロディに乗せて歌えるのでしょうか。

 4.Sweet Dreams (Yuming Original)

   

 この動画に寄せられたコメント

 彼には、叶えたい夢が出来た。たぶん、恋愛を続けていけなかった。夢を叶えた後のことなんて、何も考えていないと想うよ。何に負けたか。それは彼の夢と彼を待っていられない自分に負けたんだと想う。捨てぜりふ投げて嫌われてから消えたいの。区切りをつけたいのは、あなたのほうだった。本当に彼のことが好きなら、待つという選択肢があったはず。人の気持ちも、人生もあなたが考えているよりずっと奥が深いものだと想います。

 これ、まじで胸が痛む・・・・泣けるわ・・・ユーミンの詩は世の中の女性の心を代弁してる・・・共感しかない・・・

 それ以外の珠玉のBGV

 埠頭を渡る風 https://www.youtube.com/watch?v=---s7VsqzhM

 グッドラック・アンド・グッド・バイ https://www.youtube.com/watch?v=Vyp5pjD3i88

 Surf and Snow   https://www.youtube.com/watch?v=XEXFMbG6qf0

 

 コメント欄を読むと、人は歌に自分の体験や人生そのものを重ね合わせているように感じる。共感できる詩で想い出を振り返り、時として美化して懐かしく回顧する。そんな人々の若い時分の体験や気持ちが、曲に託されている気がする。
 そうした美しい宝物の詩を紡ぎ、そこに映像を搦める。昔の想い出が倍加して記憶に甦る。ユーミンはそうした人々の心に直接訴えかける。
 ユーミンの曲は30年前の20代の頃によく聴いていた。スキーも始めたし、当時付き合っていた彼女とのドライブのお伴だった。

 こんな記事を書いていたら、今冬は4年振りにまたゲレンデに立ちたくなった。

2018年12月17日 (月)

The Grouping of Singers

 半世紀以上生きてきて、音楽は生活の一部となり、決して欠かせないものとなった。10代の頃は歌謡曲やニューミュージック、フォークが多かったし、高校生、大学生の頃は’80年代の洋楽や「浜田省吾」に狂い、その後も実力派シンガー達の楽曲を中心に聴いて来た。
 いろいろな音楽を聴くうちに、路線が似ている歌手やバンドユニットが多いことに気づかされた。ファンの人はご立腹かもしれないが、個人的な基準というか観点でイメージが重なるシンガーをグルーピングしてみた。

 <男性シンガー>

 1 山下達郎、佐野元春、大瀧詠一、浜田省吾

 2 オフコース、チューリップ、

 3 かぐや姫、ガロ、アリス、海援隊、THE ALFEE

 4 甲斐バンド、ツイスト、ゴダイゴ

 5 サザンオースルターズ、THE TUBE、Mr. Children、ハウンドドッグ

 6 クリスタルキング、アラジン、米米クラブ

 7 さだまさし、松山千春、永井龍雲

 8 伊藤敏博、五十嵐宏晃、堀江淳

 9 WANDS、TMネットワーク、B'z

10 河島英五、村下孝蔵、大塚博堂

11 井上陽水、吉田拓郎、因幡晃

12 バービーボーイズ、ヴィーナス、ブルーハーツ

13 寺尾聰、中村雅俊、舘ひろし

14 B.B.クィーンズ、たま、爆風スランプ

15 J-WALK、柳ジョージ&レイニーウッド、T-BOLAN

16 Yellow monkies、Boowy、X-Japan

17 キャロル、クールス、ダウンタウンブギウギバンド、横浜銀蝿

18 class、Field of view、スピッツ

19 KAN、槙原敬之、

20 久保田利伸、中西圭三、稲垣潤一

21 安全地帯、

22 L'Arc〜en〜Ciel、La'cryma Christi、PENICILLIN、黒夢

 <女性シンガー>

 1 八神純子、渡辺真知子、大橋純子

 2 ピンクレディー、キャンディーズ、WINK

 3 レベッカ、リンドバーグ、TOM-CAT

 4 Every Little Thing、My littlle Lover、Dreams Come True

 5 プリンセスプリンセス、ピンクサファイヤ、SYO-YA

 6 石井明美、森川由加里、大黒麻季、浜田麻里

 7 中島みゆき、尾崎亜美、松任谷由実、平松愛理

  8 MAX、Trf、Zoo、globe

 9 田村直美、渡辺美里、小比類巻かほる、久松史奈

10 川嶋あい、広瀬香美、川本真琴、永井真理子

11 五輪真弓、高橋真梨子、竹内まりや

12 トワ・エ・モア、ダ・カーポ、チェリッシュ、紙ふうせん

13 欧陽菲菲、テレサ・テン、一青窈

14 矢井田瞳、Hitomi、中島美嘉、小柳ゆき、椎名林檎

15 宇多田ヒカル、倉木麻衣、安室奈美恵

16 おかわりシスターズ、おニャン子クラブ、モーニング娘。、AKB48

17 赤い鳥、ペドロ&カプリシャス、青い三角定規

18 西野カナ、aiko、大塚愛

19 ZONE、White berry、Jitterin'Jinn

20 アンルイス、山下久美子、中村あゆみ

 ざっとまぁ、こんな感じだが、個人的視点で考えればこんな印象だ。もちろんそれぞれのアーティストは独自のコンセプトで曲作りをしていると思うが、どんなアーティストでも、その人に憧れてずっと聴いていた楽曲があるだろうし、ジャンルによっては似通った曲調になることもある。
 第三者の目線で判断すれば、同類に分類されることも結構ある。年齢とともに趣向も変わるが、それぞれの世代で好まれるシンガーやミュージシャン、そして曲と言うものがある。
 そうした着眼点でみれば今回の記事は意味深いものがあると思う。

 

2018年12月 8日 (土)

往年の名曲をあなたに(洋楽編⑦)

 本音を言えば、このシリーズ記事は10回限りで終了する腹積もりだった。しかし、それだと20曲しか想い出に残る名曲はないのか・・・と批判されそうなので、25回まで延長したい。すると50曲紹介できる。洋楽には様々なジャンルがあって、フォークやロックだけでなく、カントリーやソウル、ボサノバやジャズなど多種多様だ。そこには歴史があって、それぞれの時代背景によってメッセージ性が強く曲に反映されている。例えば、ベトナム戦争時には反戦運動としてジョンレノンを始め、多くのアーティストが平和を呼びかける楽曲を世に送った。
 私は学生運動の世代ではない。どちらかと言えば、バブルの絶頂期に大学生活を送ったクチだ。もちろん戦争を知らない世代だが、彼らが奏でた洋楽の数々は、世代や時代を超えてなお、心に率直に響くものがある。それは「歌の魂」と呼べるもので、「人生知」にも似た真実の叫びだからにほかならない。

 ちょっと大袈裟だったかもしれないが、今日はそうしたメッセージ性の強い2曲をお送りしたい。

 Imagine ジョン・レノン

Imagine there's no heaven
It's easy if you try
No hell below us
Above us only sky
Imagine all the people living for today

Imagine there's no countries
It isn't hard to do
Nothing to kill or die for
And no religion too
Imagine all the people living life in peace

You, you may say
I'm a dreamer, but I'm not the only one
I hope some day you'll join us
And the world will be as one

 1971年にリリースされたこの曲は、国家や宗教や所有欲によって起こる対立や憎悪を無意味なものとし、曲を聴く人自身もこの曲のユートピア的な世界を思い描き共有すれば世界は変わる、と訴えかける。人類愛や平和を勧める歌として多くの人々に愛唱されてきたが、共産主義的思想であるという批判も存在し、ラジオやテレビなどでは時に放送禁止になったりもする。彼は反戦運動にも傾倒していった。そんな彼は1980年、自宅アパート前でファンと名乗る男の凶弾に倒れた。全世界の人々が衝撃を受け、彼の死を悼んだ。

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  Heal The World    マイケル・ジャクソン

There's a place in your heart
and I know that it is love
and this place could much brighter than tomorrow

And if you really try you'll find there's no need to cry
In this place you'll feel there's no hurt or sorrow

There are ways to get there
if you care enough for the living
Make a little space
Make a better place

Heal the world Make it a better place
for you and for me and the entire human race
There are people dying
if you care enough for the living
Make a better place for you and for me

If you want to know why
there's a love that cannot lie

Love is strong
it only cares for joyful giving
If we try we shall see
in this bliss we cannot feel fear or Dread
We stop existing and start living

Then it feels that always
Love's enough for us growing
Make a better world
So make a better worldHeal the world

Make it a better place
for you and for me and the entire human race
There are people dying
if you care enough for the living
Make a better place for you and for me

  1992年にアルバムからシングルカットされ、アメリカで27位、イギリスで2位を獲得した。2006年6月8日に再発売され、スペインのチャートで1位を獲得。
 歌詞は人生や世界の問題をテーマにしており、今日のメディアで耳にする機会も少なくない。特に、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件直後にもよく流された。
 本作のプロモーション・ビデオでは、アメリカやアフリカ、中華人民共和国や中東、東ヨーロッパなどで内戦や政府による抑圧、人種差別や貧困等で苦しんでいるさまざまな人種の子供たちが登場する。なお、ジャクソンはこの作品の発表を契機に、1992年に「ヒール・ザ・ワールド財団」を設立した。

 これより先に、ルワンダを始めとするアフリカル難民の飢餓を救うべくイギリスとアメリカでミュージャンたちが立ち上がり、撲滅運動を展開した。イギリス発の「バンド・エイド」は「Do they know it's Christmnas?」をリリースし、クィンシー・ジョーンズの呼びかけに応じたアメリカを中心とするスーパースターたちが集い、一夜限りのセッションを行いレコーディングした「We Are the World」は全世界に波及し、ボランティアソングとして大ヒットし、その活動を伝説化した。

 第二次世界大戦終結後も、人類は愚かにも紛争を繰り返してきた。宗教を旗印に殺し合いなど愚の骨頂だが、中東やイスラエル周辺では今でも血で血を洗うような惨状が続いている。アメリカ、イラン、中国などは利権や覇権争いで一触即発の危機。朝鮮半島情勢も、やや落ち着いたが、またいつ過去の遺恨がぶりかえすか知れない。

 多くのアーティストが平和の尊さを叫び、平和の重要性を訴えているにも関わらず、国際情勢や政治は暗雲が立ち込めるばかりだ。いざこざ、利害、批判、不平等、迫害など、多くの国際問題が暗躍する中で、こうしたミュージャンたちが果たしている役割もまた大きい。  
 本日取り上げた二人は志半ばで倒れたスーパースターだが、彼らが命を賭けて訴えようとした「心の叫び」は私たち残されたものが遺志を引き継いでいかなければならない。

2018年12月 5日 (水)

福島県民にとって大切な想い出の歌

 「10年ひと昔」というが、ほんの8年前まではよもやあのような震災と原発事故が起こり、危機的状況に陥いようとは夢にも思わなかった。あれ以来、私達の生活はガラリと変わり、未だに放射線被害で故郷を離れ、避難生活を余儀なくされている同胞たち。

 しかし、悲しみを癒してくれた一服の清涼剤になった存在がある。それは福島県民であることを自覚し、再認識させてくれた曲であり、福島県民の心に深く刻み込まれた曲たちだ。
 今日はそれらを取り上げたい。

 1984年 「白虎隊」主題歌  「愛しき日々」 by 「堀内孝雄」

 「忠臣蔵」に続く、日本テレビ系列の年末大型時代劇「白虎隊」の主題歌として誕生した。なんと2日間で6時間の超大作だった。
 桜田門外の変に始まり会津戊辰戦争終結まで、幕末の動乱期にあって、運命に翻弄されながらも、忠義を貫き、最後まで幕臣として戦い抜いた会津藩士の真の姿を描いた秀作だった。オープニングとエンディングは当然だが、要所要所でこの歌が流れ、視聴者の感動を誘った。神保修理の切腹場面、中野竹子が凶弾に倒れ、母親に介錯を依頼する場面、井上丘隅の次女・雪子が自刃する場面、そして会津藩筆頭家老だった「西郷頼母」一族の集団自決など涙涙のシーンには欠かせなかった。

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 1995年 ふくしま国体イメージソング  「Jump」 by 「THE ALFFE」

 平成7年に「第50回ふくしま国体」が開催された。キャッチフレーズが「友よ!ほんとうの空に飛べ!」だった。マスコットキャラクターとして「キビタン」が誕生し、その大会イメージソングは「THE ALFEE」が歌う「JUMP!」だった。

 「福島空港開港」や「トライアングルハイウェイ」、「小名浜港重要港湾化」、そして「首都機能移転構想」など、平成初期の頃の我が福島県には勢いがあった。その最大の功労者は元福島県知事の佐藤栄佐久氏だ。足かけ4期に渡り、県知事として福島県の発展に貢献した功績は顕著で、それは歴代の知事の中でも突出しており、十分県民栄誉賞に値する活躍だった。
 その後、「汚職」という汚名を着せられ、酷い仕打ちに遭ったが、私は今でも無実だと信じている。彼の復権を願うばかりだ。

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 2001年 うつくしま未来博 イメージソング 「永遠の心」by「岩崎宏美」

 この美しい故郷の風景は永遠に続き、変わらずにそこにあると信じていた。しかし、平成23年3月11日、午後2時46分、その願いは無残にも打ち砕かれた。その翌日に東京電力福島第一原子力発電所1号機でメルトダウンが原因とみられる水蒸気爆発、その2日後には3号機でも爆発。放射性物質が拡散し、双葉町、富岡町、大熊町、浪江町など半径20キロ圏内の住民は着の身着のままで避難し、見知らぬ土地で長期の避難者生活を送ることになった。
 被災者だけでなく、この美しい画像を目の当たりにし、岩崎宏美さんの美声を聞けば、ふるさとを離れ、仕事を頑張っている方たちの目にも熱いものが込み上げて来るに違いない。

    「うつくしま未来博」で出展したパビリオンは以下の通り

  • 広域交流館
  • 産業未来館
  • 農林水産館
  • 21世紀建設館
  • くらしの知恵袋館
  • 水の惑星ジ・アース
  • エコファミリーパーク
  • 90市町村ふれあいパーク
  • 国際交流ゾーン・ワールドビレッジ ・ムシテックワールド
  • 森のネイチャーツアー&森の学校  ・からくり民話茶屋
  • 富士通館
  • 健康長寿館
  • 丸菱産業館
  • 万博の歴史館
  • 北陸マルタカ
  • パナソニック館
  • 日立グループ館
  • ふれあい造幣館
  • NTTグループ館
  • 東芝サザエさん館
  • IHIそらの未来館
  • 資源エネルギー庁館
  • テラニシ「はだしらんど」
  • 東北電力・東京電力共同館
  • トステムクイズギャラリー
  • NECフューチャーネットパビリオン
  • 須賀川テクニカルリサーチガーデン館

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 2002年 福島県民の歌 「こめら」 NHK 秋元康プロデュース

 普通の暮らしが出来ていた頃(2002年頃)の福島県です。応援歌でもなければプロの方が歌っているのでもありません。
ふるさとを愛する皆が自分の言葉で気持ちを込めて未来の子供たちに残したい故郷を歌っています。
NHK「おーいニッポン!今日はとことん福島県」福島県のうた。「こめら(「こどもたち」の意)」本放送では流れていなかったと思います。
秋元康が、代表一人に絞るより、全員の合唱曲にしたほうがいいと、それが福島らしいと、例外的な扱いになりました。

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 2011年 スパリゾート復興ソング 「息吹」 by 「エアリアル」

 震災でハワイアンダンサーである「フラガール」たちの活動拠点であった「スパリゾート・ハワイアンズ」の建物が倒壊した。レッスンも舞台に立つことも絶たれたフラガールたちは、故郷を追われ、避難生活を送っている人々を励まそうと「全国きずなキャラバン」に旅立った。悲しみに暮れる被災者の元を訪れ、元気付け、そして励まし続けた。
 そんな彼女達を応援する意味で、エアリアルという2人組のフォークデュオがこの曲を制作し、彼女達の活動を支援した。

 東京の下町を中心に活動するミュージシャンAERIALから、復興に向けてがんばるハワイアンズ、いわき、そして福島の人々を応援するために贈られた応援歌です。
 この歌がハワイアンズの復興の息吹となることを願って。

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 2011年 「I love you & I need you ふくしま」 by 「猪苗代湖ズ」

 我が郡山市立第二中学校の同級生だった箭内道彦の声掛けで、同郷のサンボマスター山口が同調し、誕生したのがこの曲。県内出身の西田敏行や豪華俳優陣、歌手がこぞって出演し、震災と原発被害で苦しむ県民を元気づけた。

 私も罹災証明書を持つ被災者として、心が折れそうになった時に、この曲にどんなに励まされたことかしれない。全国の人たちが「福島」を応援してくれている気がして嬉しかった。

 箭内はその後も「風とロック」と称したイベントを県内各地で展開。県民に生きる勇気を与えた。そしてその年のNHK紅白歌合戦に出場した。

 さて、福島県民が小さい頃から聴かされた曲に「福島県民の歌」がある。「シャクナゲ匂う山並みに~♪」で始まる県民なら知っているであろう歌だ。

 

2018年12月 1日 (土)

往年の名曲をあなたに(洋楽編⑥)

 ’70年~’80年代に私が聴き漁った「洋楽」。あの頃奏でる楽曲はメッセージ性が強く、単なるラブソングだけではなく、自分の青春時代の感性とマッチして、耳に残り、それとともに多くの想い出を築いた。それは苦い経験が多数だったが、その傷を癒してくれたり、そのシーンではこの曲というように懐かしく記憶が蘇る、そんな存在に今でもなっている。

 さて、今日お送りしたい二曲は、私が大学時代に流行していたポップス系とロック系のバンドだ。

 11 「カーマは気まぐれ」 Culture Club

Desert loving in your eyes all the way.
If I listen to your lies would you say
I'm a man without conviction,
I'm a man who doesn't know
how to sell a contradiction.
You come and go, you come and go.

Karma karma karma karma karma chameleon,
you come and go, you come and go.
Loving would be easy if your colours were like my dream,
red gold and green, red gold and green.

Don't hear your wicked words every day
and you used to be so sweet, I heard you say
that my love was an addiction.
When we cli~g our love is strong.
When you go you're gone forever.
You string along, you string along.

Karma karma karma karma karma chameleon,
you come and go, you come and go.
Loving would be easy if your colours were like my dream,
red gold and green, red gold and green.
Every day is like survival, you're my lover, not my rival.

Every day is like survival,
you're my lover, not my rival.
I'm a man without conviction,
I'm a man who doesn't know
how to sell a contradiction.
You come and go, you come and go.

 1981年、イギリスのロンドンで結成したポップ・ ミュージック・バンドである。バンドメンバーの外見に大きな特徴があり、他のいくつかのバンドと共に、ニューロマンティックと呼ばれる音楽ジャンルを形成したとされる。 日本では「一風堂」の土屋昌巳とイメージがダブるし、その後の「SHAZNA」などもこの路線ではないかと想像できる。ビジュアル系バンドの元祖と言えそうな存在だ。イギリスのバンドと言えば、当時はテクノポップ調のバンドが隆盛したが、カルチャークラブのそれは趣を異にしていた。

 バンドの中心人物は奇抜な女装(ゲイファッション)とソウルフルな歌声で世間を釘付けにしたボーイ・ジョージである。ビジュアル面で注目されることが多かったバンドであるが、ソウルミュージック、特にモータウンの影響を受けた楽曲の秀逸さでも評価される。また「カーマは気まぐれ」などのストーリー性のあるPVも当時話題を呼んだ。

 日本語の題名は「カーマは気まぐれ」だが、原曲は「Karma Chameleon」。カメレオンのように形状を変えるほど気性が激しい「カーマ」という感じか。
 1983年のアルバム『カラー・バイ・ナンバーズ』からのシングルカットである。ビルボードホット100で1984年に3週連続1位に輝き、バンド最大のヒットと同時に唯一のアメリカでの1位曲となった。また、世界中の16ヵ国で1位を獲得した。彼らの母国では2曲目の全英シングルチャートのトップ獲得である。2006年にQ誌のクラシック・ソング・アワードを獲得した。

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12 「We Are The Chamipins」 Queeen

 

 初出アルバムは1977年の『世界に捧ぐ』。1975年リリースの『オペラ座の夜』に収録された。先行シングルとして「ウィ・ウィル・ロック・ユー」との両A面で発売され、全英最高2位、全米最高4位の売り上げを記録し、アメリカにおいてはその時点で最も売れたクイーンの曲となった。

 ヴォーカルのフォレディ・マーキュリーはイギリス出身で、唯一無二の優れた歌唱力と独自のマイクパフォーマンスで高く評価されている。また、「ボヘミアン・ラプソディ」や「キラー・クイーン」、「バイシクル・レース」、「伝説のチャンピオン」などのヒット曲を作詞・作曲した。1991年11月24日、HIV感染合併症によるニューモシスチス肺炎のため死去。45歳。

I've paid my dues
Time after time.
I've done my sentence
But committed no crime

And bad mistakes ‒
I've made a few
I've had my share of sand kicked in my face

But I've come through
(And I need just go on and on, and on, and on)

We are the champions, my friends,
And we'll keep on fighting 'til the end
We are the champions
We are the champions

No time for losers
'Cause we are the champions of the world

  「クィーン」と言えばロックの王様的な印象が強い。70年代、世の中を席巻するほどの大ヒットを連発した。クィーンの代表作は誰もが「I was born to love you」や「Do't Stop Me Now」を挙げると思う。リズムに長け、誰もが一度耳にすれば強烈に記憶に刻み込まれるであろうエネルギッシュなパフォーマンスに当時の人々は熱狂した。私は、ハードロックよりはバラード系のスケールの大きさを感じる曲調を好むので、「Queen」=「We Are The Chamipins」のイメージが濃い。
 彼がエイズに感染して夭折したニュースを聞き、ショックを受けたことを覚えている。もちろん全世界の洋楽ファンに衝撃を与えたことを言うまでもない。

2018年11月28日 (水)

往年の名曲をあなたに(洋楽編⑤)

 今回でこのシリーズ記事も5回目を迎えた。往年のと言っても、私が洋楽を本気で聴き始めたのは、80年代のポップス系の曲だった。家の近くにあったレンタルレコード屋から借りたLP盤で「エアサプライ」をずっと聴いていた。そこから始まり、80年代の洋楽ブームも相まって、幅を広げていった。そんな80年代を中心に、この類の記事を掲載している。

 そして今日も2曲とっておきを紹介したい。おそらくCMやBGM、はたまたカヴァーなどで一度は聴いたことがあるに違いない。

 REO Speedwagon - 「Can't Fight This Feeling 」

 この曲、日本語のタイトルは「涙のフィーリング」という。アメリカ合衆国出身のロック・バンド。デビュー以来、商業的成功とは無縁のライブ・バンドに甘んじていたが、1980年代にアルバム『禁じられた夜』が1千万枚を超えるセールスを記録して開花。同国を代表するアメリカン・ロックグループとして認知された。キャリアは50年にも達する。
1985年、先にリリースしたアルバムからシングルカットされた「涙のフィーリング」が同年3月9日付~3月23日付のビルボード・シングルチャートで3週連続第1位を獲得。

I can’t fight this feeling any longer
And yet I’m still afraid to let it flow
What started out as friendship, has grown stronger
I only wish I had the strength to let it show
I tell myself that I can’t hold out forever
I said there is no reason for my fear

Cause I feel so secure when we’re together
You give my life direction
You make everything so clear
And even as I wander

I’m keeping you in sight
You’re a candle in the window
On a cold, dark winter’s night
And I’m getting closer than I ever thought I might
And I can’t fight this feeling anymore
I’ve forgotten what I started fighting for
It’s time to bring this ship into the shore
And throw away the oars, forever

Cause I can’t fight this feeling anymore
I’ve forgotten what I started fighting for
And if I have to crawl upon the floor

この歌詞を読むと、なぜ日本語のタイトルがそうなったのか不思議でならない。相当意訳している印象が濃い。

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 The Police - 「Every Breath You Take」

   

Every move you make
Every bond you break
Every step you take
I'll be watching you.

Every single day
Every word you say
Every game you play
Every night you stay
I'll be watching you.

Oh can't you see
You belong to me?
How my poor heart aches with every step you take.

Every move you make
Every vow you break
Every smile you fake
Every claim you stake
I'll be watching you.

Since you've gone I've been lost without a trace.
I dream at night, I can only see your face.
I look around but it's you I can't replace.
I feel so cold, and I long for your embrace.
I keep crying baby, baby, please...

Oh can't you see
You belong to me?
How my poor heart aches with every step you take.

 ポリスのこの曲は、日本語タイトルが「見つめていたい」という。なぜか歌詞がもっとも意訳されていて、誤解されているという。
 イギリスのロックバンド、「ポリス」の楽曲で、1983年のアルバム『シンクロニシティー』からの第1弾シングルとしてリリースされて、イギリスにおいて4週連続、アメリカのビルボードにおいては8週連続1位にになった。スティングは、1984年のグラミー賞において「見つめていたい」で最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・デュオ/グループ(ヴォーカル入り)を獲得した。
 PVは珍しいオーケストラで使われる大型のベースの弾き語りで、スティングがヴォーカルを務めている。
 

2018年11月23日 (金)

盗作?酷似した楽曲

 あまりこんなことは言いたくないが、数多ある楽曲の中で似すぎのものがある。下手するとパクリ、つまり盗作ではないかと疑問符が付くような曲がある。今日は、私が長年疑念を抱いていた曲を2曲取り上げ、この記事を読んだ方に判断を委ねたい。

 サイモン&ガーファンクル「Boxer」とアリスの「チャンピオン」

サイモン&ガーファンクルの「Boxer]ha1969年に発表した楽曲。 ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では106位にランクされている。

 一方、アリスの「チャンピオン」は14枚目のシングル。1978年12月5日にリリース。
アリスのシングルでは唯一のオリコン週間1位を獲得し、最大のヒット曲となる。
1979年度のオリコン年間は8位。さらにTBSテレビ「ザ・ベストテン」でも、当曲で最初で最後の第1位(4週連続)を獲得した。累計売上78万枚。

 最後の「ライラライラライ・・・」は「Lie la lie(嘘で・・・)・・・」のパクリ

 ワムの「Last Christmas」と杉山清貴の「最後のHoly Night」

 イギリスの音楽グループワム! (Wham!) が1984年にリリースしたシングル。クリスマスシーズンになると流れるクリスマスソングの定番曲となっている。タイトルは「去年のクリスマス」と言う意味で、クリスマスの失恋をテーマとしている。

 杉山清貴のシングル。1986年11月6 日にバップよりリリースされた。歌詞が「ラストクリスマス」のリズム、曲調ともにそっくりで、発売時期も近い。両者とも前年のクリスマスには一緒に過ごした恋人と別れて、去年のクリスマスを回想して懐かしんで後悔しているようなテーマまで同じ。

  •  TBSテレビ系列「ザ・ベストテン」では累計4週1位を獲得した。リリース当初はJALのキャンペーンソングとして使われ、1年後にミノルタのCMソングとして、その後円谷プロのCMソングとして起用された。
  •  今日紹介した4曲は、いずれも私が好きな楽曲だが、後出しの日本の曲には盗作疑惑が付きまとう。
     そういえば21世紀に入ってすぐに韓琉ブームが沸き起こった。「冬ソナ」がその発端だったが、あのオープニング曲「最初から今日まで」だって、その20年前にリリースされた雅夢の「愛はかげろう」にそっくりだ。単にサビ部分が似ているだけではなく、まったく同じ曲にさえ思えてしまう。

     愛はかげろう https://www.youtube.com/watch?v=OqtcAFJ1adU

     最初から今まで https://www.youtube.com/watch?v=75JaAdQi25o

     

    2018年11月22日 (木)

    往年の名曲をあなたに(洋楽編④)

     シリーズ記事としてお送りしています「往年の名曲をあなたに洋楽編」も今回で4回目を迎えた。今日も2曲、私が独断と偏見で選んだとっておきの洋楽を紹介したい。
     2曲ともに1984年に大ヒットしたナンバー。それは私が北海道で学生時代を過ごしていた時期で、毎週土曜日にFM TOKYOで放送していた「洋楽ベストテン」がルーティーンだった私。これを聴くことが一服の清涼剤となっていた。

     7 I Like Chopin - Gazebo

     lyrics:

    Remember that piano
    So delightful unusual
    That classic sensation
    Sentimental confusion
    Used to say I like Chopin
    Love me now and again

    Rainy days never say goodbye
    To desire when we are together
    Rainy days growing in your eyes
    Tell me where's my way

    Imagine your face
    In a sunshine reflection
    A vision of blue skies
    Forever distractions

    Used to say I like Chopin
    Love me now and again
    Rainy days never say goodbye
    To desire when we are together

    Rainy days growing in your eyes
    Tell me where's my way

     この曲は、日本では女優だった小林麻美がカヴァーしてヒットした。しかし原曲は「ガゼボ」のこの曲だ。リズムが良く、歌詞もシンプルだったため、当時、英語の勉強をしていた私にとっては格好のレッスン歌となった。

      8 Africa-TOTO

     Lyrics:

    I hear the drums echoing tonight
    But she hears only whispers of some quiet conversation
    She's coming in twelve-thirty flight
    Her moonlit wings reflect the stars that guide me towards salvation
    I stopped an old man along the way
    Hoping to find some old forgotten words or ancient melodies
    He turned to me as if to say: Hurry boy, it's waiting there for you

    It's gonna take a lot to drag me away from you
    There's nothing that a hundred men or more could ever do
    I bless the rains down in Africa
    Gonna take some time to do the things we never had"

     この曲も’80年代を代表する楽曲だ。赤にTOTOと書かれたシンプルなLPジャケットが印象的で、私も、レンタルレコード店で借りて、カセットテープに録音したものだ。私の中ではエスニック系で、シャカタクの「ナイトバーズ」と同類でグルーピングしている。

      これらの名曲に触れると、私たちの世代はただただ懐かしく青春時代の想い出が蘇るが、現代の若者が聴くと新鮮そのものだと思う。かつてこんな曲たちが、世界中を席巻していたと感動を覚えるかもしれない。
     しかし、洋楽は何年経っても不思議なことに色褪せたり古めかしさを感じることが少ない。英語の歌詞は、なかなか理解しがたいが、ポップスであっても、日本の邦楽とは一線を画し、その独特な曲調やコンセプトが明確だからだと思う。それはメッセージ性があったり、心に訴えかけて来る重みがあるからにほかならない。

    2018年11月15日 (木)

    往年の名曲をあなたに(洋楽編③)

     今回で3回目を迎えるシリーズ記事「往年の名曲をあなたに」。今回は、過去2回はしっとり系のバラードが多かったので、今回は趣向を変えて、アメリカならではの硬派系のダンディズム追求の楽曲を2曲取り上げたい。日本のキャロルやクールスも憧れたであろうご機嫌ロックでもある。

     5 「Born To Be Wild (Easy Rider)」 Steppenwolf   (1969)   

     アメリカの荒野の一本道をアメリカンバイクにまたがり、革ジャンスタイルでかっ飛ばす光景が目に浮かぶ。かつては洋もく系のタバコのCMにも使われた。
     しかし、本家本元は1969年に公開されたアメリカ映画「イージーライダー」の主題歌として発表され、大ヒットした。主演はピ-ター・フォンダとデニス・ホッパーの名優たちの共演だった。広大なアメリカ大陸をバイクで旅しながら、様々な事件に巻き込まれていく。「自由」を体現する彼らは行く先々で沿道の人々の思わぬ拒絶に遭い、ついには殺伐としたアメリカの現実に直面する。

     6 「Lovers Of The World」 Jerry Wallace   

     この曲は1970年代から80年代にかけて「マンダム」のCMソングとして長年愛された。男臭さがムンムン漂う俳優のチャールズ・ブロンソンが馬をひいて荒野を旅するスタイルがウリだった。マンダムは男性化粧品で、髭剃り後に塗ったくるリキッド系だった。

     彼のCMはコチラ→ https://www.youtube.com/watch?v=Nabxi5DGmvg

     Jerry Wallaceが歌うこの爽快な歌と、男臭さ全開のBronsonのイメージが最高にマッチした男性化粧品「MANDOM」CMのインパクトは凄まじく、後に広告主「丹頂化粧品」の社名を商品名の「マンダム」に変更する程の社会的周知の広がりを見せた、まさしく一世を風靡した大ヒットCMとなった。

     信じられないが、この映画やCMが一世を風靡していた時代からすでに40~50年もの月日が流れ去った事実。自分も歳をとる筈だ。しかし、40年以上が経過してもやはり曲調なども古さは感じない。洋楽の持つスピリットは躍動感に溢れ、どこかノリノリで気持ちを若くしてくれるような魔力を秘めている。