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音楽

2019年9月15日 (日)

忘れられない一曲⑩

 今週は、私が20代の頃にこよなく愛した「Heart Cocktail」で使われていたBGMを取り上げていますが、今日が最終回。大人の世界観を切り取った「わたせせいぞう」のオシャレ空間。カクテルバー、高級スーツに身を包んだ男女が織りなす甘いラブストーリー。休日にはオープンカーで海岸線をドライブ。汐風が長い髪をくすぐる。真夏の日差しが眩しいサンセットビーチ。肩を寄せ合い歩くカップル。夕凪が迫り、やがて夜の帳と入れ替わる。雲の隙間から覗く月のシルエット。都会の喧騒を離れ、恋の逃避行。高い天井に回る回旋ファン。たばこの煙が吸い込まれる。

 思い出ワンクッション

 4日間に渡ってお送りした夢空間「Heart Cocktail」、オシャレなBGMナンバーをお楽しみいただけたでしょうか。私と同世代の方々は懐かしく当時のことを思い出されたのではないでしょうか。
 今週お送りしたBGM集のCDを私はかつて所有していた。ことあるごとに遠出の車内で傍らに聴いていた。今では若かりし頃の想い出のひとコマだし、記憶の中に美しい想い出の欠片として残っている。

 

 

2019年9月14日 (土)

忘れられない一曲⑨

 今週は個人的な感傷に浸るかのように、20代の頃によく聴いていた「ハートカクテル」のBGMを特集している。懐かしいというより、当時の生活に入り込んでいた。朝、タイマーでめざまし代わりに流していた。爽やかな目覚めを約束してくれる。一日の始まりを演出してくれる珠玉のイージーリスニングだった。
 この曲は作曲家の三枝成章が手掛けたもので、ジャズ系の松岡直也とは一線を画したゆったりとしたテンポと癒しを醸す曲調が持ち味だった。

 Heart Cocktail 「サリーの指定席」

 お気に入りのショットバー。来るはずのない元カノが突然現れそうで、未練がましく、カウンターに佇む。
 酒の勢いを借りて「やり直そう」と言いたいだけなのに、今宵もバーボンを空ける。
 仕事帰り、ネクタイを緩めて君と描いた筈の将来の夢。その君は今、僕の隣にはいない。

 どれくらいグラスを傾けただろう。いくつお互いの夢を語り合っただろう。
 グラスに映った悲し気なキミの影にボクは気づけずにいたなんて。

 あの頃に戻りたくて今夜もひとり、ボクはキミとの想い出を探しにここにいる。

2019年9月13日 (金)

忘れられない一曲⑧

 昨日に続き、80年代に闊歩した「ハートカクテル」の名曲をお送りしたい。「わたせせいぞう」監修の当時の若者たちの憧れの恋愛模様を描写した第一人者だが、そのBGMは彼の相棒として名曲の数々を世に送った「松岡直也」であった。彼は港ヨコハマの本牧で生まれた生粋のハマっ子であった。ジャズピアニストであり、フュージョンのオーソリティでもあった。

 Heart Cocktail 「カモメが連れてきたカノジョ」

 夏には青い海がよく似合う。照りつける太陽に反射する桟橋を渡る黄色いビートル。
 遥かな遠い水平線を目指して飛ぶカモメたち。
 砂浜に乗り付けたダットサントラックの荷台に積まれた真っ赤なサーフボード。

 照りつける太陽に汗ばむ素肌。無数のビーチパラソルが汐風に揺れる。
 どこを切り取っても映画のワンシーン。そして誰もが主人公。
 
 夏の海は、理性のブレーキが緩む。ひと夏の恋に焦がれた若人たちが繰り出す浜辺。
 グラサンにサンオイル。焼けた肌にまとわりつく砂。
 不意に飛んでくるビーチボール。笑顔が煌めく。
 国道沿いのカフェでは、カップルがトロピカルジュースのグラスを傾ける。

 岬の突端を目指して汐風とドライブ。カーステからはお気に入りのナンバーが優しく奏でる。
「どうして君はひとりなんだい?」風がそっと語りかける。
「ひとりが好きなだけさ」
「だって、助手席に誰かいたら、話に夢中で海を独り占めできないだろ」
 なんてくさいセリフをウミネコにつぶやいてみる。

 すれ違う車は愛しいパートナーが傍らにいて、黄昏の海岸線を楽し気に行き交う。
 ボクは缶コーヒーを飲み干して助手席に放り投げた、そんなひと夏の想い出。

 

 

2019年9月12日 (木)

忘れられない一曲⑦

 約ひと月前に同じタイトルのシリーズ記事を書いた。人には誰しも、人生の中で背中を押してくれる曲だったり、応援ソングだったり、そして恋愛世代には、甘酸っぱい恋のひとときを演出するような、そんな思い出深い一曲が。
 そんな忘れられない心に今も残る曲を再び取り上げたい。今回は歌詞のないBGM系のイージーリスニング風のナンバーにこだわってお届けしたい。

 Heart Cocktail 「虹色の風」

  1980年代、つまりバブルの頃、私が好んで聴いていた。大学生から社会人になりたての頃、恋愛バイブルとして読んでいた「Popye」や「Hotdog press」。そしてVANなどのトレーナーとコンバースシューズを見にまとった若者が街を闊歩していた頃、私は孤独なバイク乗りだったため、愛読書は専ら「Mr.bike」だった。三好礼子さんが、皮ジャンを格好良く着こなして、大型バイクを操り、ツーリングライダーのマドンナ的存在だった。
 そんなバイクとサーフィンが若者の間で流行していたあの頃。オシャレな海辺のカフェで優しく聞こえて来る、寄せては返す潮騒のメロディー。そして店内からはハートカクテルのBGMだったオシャレなナンバー。
 黄昏時に、沈みゆく夕日を灯りとりにして、ベンチに腰掛けて片岡義男の短編を読んでいた。傍らには愛用のヘルメットと横浜の港を離れる大型貨物船の汽笛の音。やがて夕闇が迫り、夜の帳が下りる。ヨットハーバーにともる無数の灯りが波間に揺れる午前1時。スマホもデジカメもない時代。でも不思議と心は豊かだった。

 「わたせせいぞう」が手掛けた「ハートカクテル」は若者の憧れの世界をオシャレに描写していた。色彩豊かなタッチのスケッチは、ドラマや映画のワンシーンを美しく描き出し、そこに迷い込むようなメロディーたちのBGM。そんな美的センスあふれる天上夢幻の世界観。

 昔を懐かしんで今宵はバーでひとり、マスターオリジナルのカクテルに酔いしれたい気分だ。

https://www.youtube.com/watch?v=-JdzlzMpA78

  「Bar Watanabe」、「Last Waltz」、そして「河童Ⅱ世」、「Maltz」が私の行きつけだった。 

  今ではバブルの遺産のような存在だが、30年以上が過ぎた今でも私の心にはこのBGMが響いている。

2019年8月24日 (土)

忘れられない一曲⑥

 人には誰にでも忘れられない想い出というものがある。そしてその傍らには同じくらい忘れらない想い出の一曲も。今週に渡ってお送りして来たシリーズ記事ですが、いったん今日でこのテーマを休止したい。また機会があれば、断続的にはなるが、想い出を掘り起こしに再開したいと思う。

 今日お送りするのは、私が20代後半に公開された「波の数だけ抱きしめて」という映画の中で使われていた松任谷由実の曲。私的なことだが、私はこの映画を当時お付き合いしていた彼女と郡山駅の西向かいにあった映画館で観た。最後は好きだと言い出せずに離れ離れになる甘酸っぱい恋愛ストーリーだが、私の恋も同じ末路を辿った。

 1980年代の美しい湘南の風景と、当時流行っていたご機嫌ナンバーが織りなす、大学生たちの、ミニFM局を開設し、湘南じゅうにwave soundを届けるために奮闘するひと夏のチャレンジをテーマにしていた。オープニングで流れた「心ほどいて」というユーミンの曲、「You're only lonely」も大のお気に入りだが、今回は「Valentine's RADIO」をお送りした。

 この映画はフジテレビとホイチョイプロの共同制作で「私をスキーに連れてって」、「彼女が水着に着替えたら」と共に三部作と呼ばれ、いずれも大ヒットした映画だった。この映画が封切られたのが1991年。だからあれから28年も経過しているとは俄かに信じがたい。この映画を見た翌年、彼女とは別れたが、今となっては若い日のほろ苦い想い出となっている。

 

 

2019年8月23日 (金)

忘れられない一曲⑤

 人にはお気に入りの曲というのが誰にでもあるだろう。かくいう私にもたくさんの楽曲に励まされて今日まで生きて来たと言って過言ではない。人生の応援歌として存在する曲もあれば、そのイントロを聞いただけで鳥肌が立ち、感動の涙を誘う曲。

 今週はそうした忘れられない、記憶に残る珠玉の曲ばかりを集めているが、振り返ると、坂井泉水さんや村下孝蔵さんなど、今はもう生では聞くことのできない、早世した方々が多いことに気づく。今日もまた同じ傾向だが、あまりにも若くして、志半ばで天国に旅立った、そんな元アイドル歌手で、最期は実力派歌手として成長しながら、惜しまれつつ亡くなった方を取り上げる。

 本田美奈子 「アメイジング・グレイス」

 彼女の美声は、まさに「天使の歌声」と言える。神様が召したくなるほどの美しく透き通るような声。どこか悲しげでもあり、少女の面影を残すようなうつろいや陰すら感じる謎の魅力が漂う。

 1980年代に空前のアイドルブームが沸き起こったが、そこに新星の如く登場したのが本田美奈子さんだった。スター誕生出身で、歌唱力にも定評があった。へそ出しロック激しいダンスで歌っていた頃から、晩年は、その歌唱力が認められて「ミスサイゴン」に抜擢されバリバリのオペラまで幅広いジャンルに果敢に挑んだ。まるで自分の生きる道はそこしかないと悟ったかのような、大声量で歌い上げるスタンスであった。

 しかし、彼はあまりにも突然に天国へ旅立った。急性骨髄性白血病だった。再び舞台に戻るという確固たる強い信念で懸命に治療を行い、闘病生活に明け暮れたが、骨髄移植を待つ間にも病状は進行し、臍帯血移植手術を受けて、経過観察していたが、入退院を繰り返した末に、病状が急変し、2004年11月6日に38歳という若さで亡くなった。本田の死は社会に衝撃をもって受け止められた。本田の遺志により朝霞で行われた通夜にはファン・関係者合わせて2700人、告別式には3700人が参列した。彼女の公式ファンクラブは多数の要望により没後も存続することになった。 

 最後に、彼女が復活を信じて闘病生活を送っていた病室で、お世話になった看護師さんに向かって歌い上げた「夜明けのうた」を紹介して彼女のご冥福祈るとともに、彼女の功績を偲びたい。

 

 歌を愛し、多くのファンに愛された美奈子さん、どうか天国でもその素敵な歌声を響かせてください。

 

 

2019年8月22日 (木)

忘れられない一曲④

 後世に残したいというと大げさだが、彼を知らない世代にも、彼のような凄いシンガーが存在していたことを知っていてほしいと思って、今回はおじさん世代には絶大な支持のある「村下孝蔵」さんについて取り上げたい。
 彼は、シンガーソングライターで、その楽曲も他の追随を許さないほど卓越していたが、そのギターテクニックは当時、超一流と呼ぶにふさわしい手さばきだった。
 なんとアコースティックギター1本で、エレキのようなリズムを刻んだり、あのギタリストあこがれの難しいベンチャーズの「パイプライン」や「キャラバン」をいとも簡単に弾いてしまうスーパーテクの持ち主だった。

 おそらくは大概の人は、彼の楽曲では、名曲の名をほしいままにしている「初恋」や「踊り子」、それに「ゆうこ」などがよく知られているところだ。ファンの中には「ロマンスカー」などを激愛している方もいるだろう。
 彼のリリックは実体験を基にしている作品が多いため、情感が湧いてくるし、その情景も浮かぶ。共感的にとらえる世代の方も多いだろうし、懐かしい若かりし日の思い出を、彼の曲を通して追体験するだろうと察しがつく。

 では、私も大好きな「初恋」、「踊り子」、「少女」の三曲をどうぞ!

 1 初恋

 2 踊り子

 イントロ部分は、或るクラシック(合奏曲)をパクったかのような印象は否めないが、歌い方にも誠実さが表れている。

 3 少女

 どうでしょうか?昭和の情感と言われればそこまでだが、好きな人に素直に告白などできなかった時代。愛おしい想いが日に日に募り、狂おしい。しかし、今では記憶の片隅に追いやってしまったどこか懐かしい感情。奥深い広がりを感じさせる。

 ここまで彼を絶賛している私は、もちろん彼のアルバムをすべて所有している。

 では最後に、誰が見ても驚異に思う、LIVEで披露していた彼の超絶ギターテクをどうぞ

 4 パイプライン 

 5 キャラバン
  

 この映像は音楽をこよなく愛する「ギター小僧」の面影がそのままだ。すこし恥ずかし気持にはにかみながら弾いているのが好印象。

  さて、村下孝蔵という超越したシンガーがいたことを後世に語り継ぎたくて今日は彼を取り上げましたが、特に若い世代にはどのように映ったでしょうか?残念なことに、彼はもうこの世にはいない。志半ばで病に倒れ急死した印象が強い。享年46歳の若さだった。彼がこの世を去ってから今年で20年が経過した。もうそんなに経つのかという印象しかない。でも彼が残した楽曲の数々は決して色褪せることはない。

 私は、退職したら時間がとれるので、茨城県にある彼の墓参りに訪れたいと思っている。

  今宵も彼の歌声を肴に日本酒を楽しみたい。そんな今日この頃だ。

 

2019年8月21日 (水)

忘れられない一曲③

 今週の記事は、何か女性シンガーの特集のような印象を受けるかもしれないが、1980年代から90年代初頭にかけては、バブル景気もあって、記憶に残る方々が多く存在した。もちろん現在もバリバリ現役で活動されている方々もいるが、心にしみいるような歌詞だったり、ついつい口に出てしまう美しいメロディだったり、表現力があって秀逸していた気がする。第3弾の今日は、歌のうまさではぴか一だった「小比類巻かほる」さんを取り上げたい。
 たぶん今の若い人には、あまり知られていないかもしれないが、私個人としては、歌唱力という点では、渡辺真知子さんや八神純子さん、吉田美和さんなどと双璧だったと感じている。

 論より証拠、彼女のショーマンシップな歌いっぷりをどうぞ!
 
1 Together

  2 Dreamer

 3 Hold on me 

 https://www.youtube.com/watch?v=i5FNKPBT6zs    埋め込み処理無効

 4 City Hunter ~愛よ消えないで~

 https://www.youtube.com/watch?v=-MW5WQwvLu8   埋め込み処理無効

 ロック好きのB型っぽく、スリムな体型とボーイッシュな雰囲気も素晴らしい。声に張りと伸びがあって、聞いていて心地よい。とにかく「かっこいい女」だった。渡辺美里がポップスの女王なら、彼女は当時、ロック界ではスター中のスターで、当時は熱狂的なファンが彼女を支持していた。宝塚のトップスターを支持する女性のようにカリスマ的な存在の彼女は女性のあこがれだった。熱唱中の彼女の涼やかな瞳の流し目にやられた方も多かったに違いない。

 彼女の存在を知らない気の毒な方々のために彼女の略歴を紹介すると
 1980年代後半から1990年代後半にかけて、R&B、ゴスペルなど洋楽のテイストを取り入れた楽曲とソウルフルなボーカルで脚光を浴びており、特に1980年代後半には小比類巻が当時所属していたエピックに於ける同じレーベルのアーティストである佐野元春、鈴木雅之、大江千里、渡辺美里、TM NETWORK、大沢誉志幸、岡村靖幸等と共に同レーベルの稼ぎ頭としても活躍していた。代表曲に「Hold On Me」(日本テレビ系ドラマ『結婚物語』主題歌)、「TONIGHT」(日本テレビ系ドラマ『新婚物語』主題歌)、「City Hunter?愛よ消えないで?」(アニメ『シティーハンター』のOP曲)、「TOGETHER」「DREAMER」(TDKCMソング[注釈 2])などがあり、2014年現在ベストアルバム含むアルバム26枚、シングル35枚を発表している。

 彼女は現在も現役のシンガーとして活動中。名称を「Kohhy」と変えている。
 さて、彼女を知らない世代にも、彼女の印象を強烈なインパクトとして残せたと思う。今聞いても古さを感じさせない。それくらい当時の彼女は先進的で、個性的であまりいないタイプのロッカーだった。
 

2019年8月20日 (火)

忘れられない一曲②

 彼女が逝ってからもう12年以上が経つ。信じられない。今でも私の車で聴いているCDは彼女の楽曲。もちろん待ち受けも。

 その人は、1990年代に彗星のように登場し、2000年代を駆け抜けたZARDのヴォーカルだった坂井泉水さん。ポカリのCMで使われたり、名探偵コナンの主題歌も数多く歌い、しかし、なかなかテレビには出演しない覆面歌手のような登場の仕方だった。しかし、蓋を開けてみれば、誰もがその容姿を見て驚いたに違いない。超絶美人にしてしかもモデルのような八頭身スタイル。そして、男心をくすぐるようなあの甘ったるいような美声。そしてなにより歌が上手くて自分で奏でた詩をあんなに情感を込めて歌うシンガーは見たり聴いたりしたことがなかった。

 もう四半世紀以上、彼女の楽曲を聴いてきたが、20代後半から40代前半には虜になってしまい、夢中になって聴いていた。そしてすべてのシングルCDを持っていたし、なんと今も隔週で発売を継続している「ZARD CD&DVDコレクション」を定期購読し、67号まで全巻持っている。しかもまったく手つかず状態。美しいまま残して置きたいという衝動に駆られて、どうしても開封できずにいる。

 では、彼女の楽曲で大好きな一曲をお届けしたい。それは「心開いて」という曲も大好きだが、「Oh my love」という切実な女性の恋心を歌い上げた珠玉の作品だ。

 この映像を見ただけでも、いかに彼女が容姿端麗で、そして聡明かつ透明感漂う存在であったかが認識できるでしょう。40歳で天国へと旅立ってしまったことはZARDファンだった私にとっては本当に悲しく、悔やまれる出来事だったが、逆に神話化して、永遠に彼女の楽曲とあの素敵すぎる歌声は、受け継がれていくことと思う。

 6年前の秋に、私は不肖にも彼女の眠るお墓を探し当て、内緒でお参りしてしまったが、それほど彼女が大好きだった。そして彼女が亡くなった、私の母校でもある大学病院にも足を運び、静かに手を合わせたこともあった。

 彼女はファンだけでなく、きっと世界中の人々に素敵な詩を通して、自分の生き方を表現したと思うし、私たちは、彼女の遺した楽曲やあの美しい歌声を通じて、これからも時として励まされたり、生きがいを見出す手助けをしてくれると思う。

2019年8月19日 (月)

忘れられない一曲①

 半世紀を生きて来た私だが、学生時代にバブル景気を味わった私にとって、生活はミュージックシーンに彩られていた。中学時代にニューミュージックブーム、高校時代がアイドルブーム、大学時代は女子大生ブームと女子高生ブーム、そして社会人になってイカ天を契機としたバンドブームが沸き起こった。それぞれの年代ごとにミュージックシーンが様変わりした。
 本日から、数回に渡り、私自身が歩んできた反省の中でも、忘れがたき一曲を取り上げたい。もしかするとミーハーに思えるかもしれないが、しばしお付き合いください。

 第一回目を飾る一曲は、飯島真理さんが歌って一世を風靡した「愛・覚えていますか」です。

 この曲は1984年リリースのヒット曲だった。私が大学1年生で19歳だった。1984年6月5日に発売された飯島真理の3枚目のシングル。アニメ映画『超時空要塞マクロス おぼえていますか』の主題歌である。 アニメ雑誌『アニメージュ』の第7回アニメグランプリアニメソング部門・ 女性歌手部門、および第2回日本アニメ大賞主題歌賞を受賞。2019年にNHKが行った『全マクロス大投票』において、歴代マクロスシリーズの歌部門第1位に選出。

 映画公開前に発売されると映画のヒットとともに売り上げを伸ばし、オリコンチャート最高7位(2回)、6週連続トップ10入りを果たすヒットソングとなる。飯島が『ザ・ベストテン』などの音楽番組に出演したほか、ラジオリクエストやすかいらーくの映画タイアップCMでも流された。1984年の売上げは約27万枚(約40万枚との記載もあり)。シングル年間ランキングは38位
 

 飯島 真理

 歯科医師の長女として生まれる。兄がいる。音楽好きな両親の影響で3歳からピアノを弾き、小学5年生から作曲を始めた。中学時代から高校時代にクラシックのピアニストになるためドイツへ音楽留学する予定だったが、恩師の助言でシンガーソングライターの道を目指す。同時にアメリカのTOTOのファンで影響を受けていた。原宿の全寮制高校を卒業後、国立音楽大学音楽学部ピアノ科に入学する。

 大学在学中、レコード会社に送ったデモテープが認められ、ビクターと契約。歌手デビュー前にテレビアニメ『超時空要塞マクロス』でアイドル歌手リン・ミンメイ役の声優に起用される。

 1983年9月に自身の作詞作曲、坂本龍一プロデュースによるファーストアルバム『Rosé』でデビューする。同年12月にはシングル「きっと言える」をリリース。

 1984年、人気ラジオ番組『ミスDJリクエストパレード』の木曜パーソナリティを担当。劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌「愛・おぼえていますか」はオリコン最高7位、『ザ・ベストテン』などの歌番組に出演する。

 その後、彼女は大学などの学園祭に引っ張りだことなり、「学園祭の女王」に君臨した。

Iijima1 Iijima2  

 彼女は私より2歳年上だった。アイドルではなかったが、今見ても可愛い。色白で丸顔。そして頬にえくぼが出来るベビーフェイスは私の「ド・ストレート」で、当時、19~20歳くらいだった私にとっては女神のような存在だった。少しロリっぽい印象もあるが、映像のように人気も高かった。詳しく調べたら、やはりO型だった。

  56歳になられた今の彼女の姿はコチラ

Iijima3

 年齢を感じさせないほど若い!アンチエイジングの代表のような彼女の今後のご活躍に期待したい。

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