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2021年1月18日 (月)

想い出の場所&スナップ(知床編)

 知床が世界遺産に認定される前、私は3回、この地をバイクで旅した。初回は1984年10月に同郷の3人でバイクで周った。訪問した翌週から知床横断道路が閉鎖されるという冬ごもり間際の踏破だった。
 その時は宇登呂方面から知床横断道路を越えて羅臼側に抜けるルートだった。知床五胡、知床峠(羅臼岳)をバイクで駆け抜けたのだが、あいにくの荒天模様で、いや正しく言えば嵐模様だったが、前方視界が25mもないような濃霧と激しい雨の中、寒さに耐え忍びながら、なんとか遅れないように峠のコーナーを走り続けた先に、山を下りて視界が開けた途端、小さな虹が現れたのだった。
 まるで嵐の中から無事に生還を果たした我々を一行を歓迎しているかのようだった。

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 2回目は翌年の1985年7月下旬にソロツーリングで訪れた時だった。この時は、知床五胡を歩いて散策した後、野生動物が時々顔を出す知床林道のダート道を走って行った終点手前にある「カムイワッカ湯の滝」が最も想い出に残っている。バイクを駐車した地点から、お湯と化した川が流れる谷間をその流れ落ちて来る川に沿って、そして時にはお湯の川に浸かりながら山を登って行った中腹に目指す「カムイワッカ湯の滝」が存在する。ここは何が怖いかと言うと、遊歩道など整備されておらず、山の斜面を命がけでよじ登ったり、転落防止の鎖を頼りに崖を越えていくアドベンチャー気分満載な点。そして知床はヒグマの生息数が日高と並んで多い土地柄。突然出くわして襲われる怖さとも闘いながら3kmも山登りを敢行。そしてたどり着いたのが、滝つぼが温泉という場所。そう、これが「カムイワッカ湯の滝」なのだ。そこは天然の湯船で深さ3m。当然地に足がつかないほど深い。立ち泳ぎしながら湯船に浸かるというスリルを味わえる。しかも周辺に脱衣場などない。私が訪ねた時も周辺に人はいたが、旅の恥かき捨てとばかりに裸になって湯船に飛び込んだ。大自然の野天風呂。最高に気持ちが良かった。
 残念ながら、最近、落石が絶えず、ここまでは行けないように立ち入り禁止のロープで閉ざされているようだ。自己責任で無理やり侵入している輩もいるようだが、クマに襲われたり、落石で命を落としても文句は言えない。
 ではカムイワッカ湯の滝のスナップをどうぞ。手前にいるのが私。

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 3回目は1992年、私が27歳の時に訪れた。オシンコシンの滝見物の後、宇登呂港で寛ぎ、ゴジラ岩に挨拶。往路で知り合った男子大学生のバイカーと再会するため知床林道を走り、カムイワッカ湯の滝の入り口までたどり着いたが、あまりにもバイクの数が多く、入山を断念して引き返した。
 そして羅臼で目の前に広がる国後島に思いを馳せた。下のスナップの水平線の彼方にうっすら見えるのが旧ソ連に違法に占領された国後島。

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 それ以来、29年間、知床はご無沙汰だ。次回バイクで訪れる機会があれば、宇登呂港出航の知床遊覧船に乗り、海から知床の自然美を満喫したい。そして羅臼側に渡り、過去3回の訪問で行けなかった海の岩場にある野天風呂(セセキ温泉)に入ってみたい。「北の国から」にも登場した有名なスポットだ。羅臼から海岸線を知床方面に20kmも走るため、時間がかかるため、これまで足を伸ばせなかった。

 さて、不定期にお送りしている「想い出のスナップ&場所」のシリーズ記事ですが、いかがだったでしょうか?今から30年以上も前の記憶をほじくり返しながら、したためてみたが、私にとっては大切な宝物で、今の自分の大きな財産になっている。あの経験があったからこど今の自分があるとさえ思っている。
 この記事を読んで、昔のことを思い出したり、北海道に行ってみたいと思った方が少しでもいてくれたら嬉しく思います。次回はいつ掲載できるか不明ですが、北海道最東端の「納沙布岬」について取り上げたいと思います。

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