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2021年1月22日 (金)

マジか~(ないない尽くしの福島県)①

 学生時代を除いて福島県で生まれ育って半世紀以上になる。「光陰矢の如し」や「歳月人を待たず」、「少年老い易く学成り難し」を痛感する日々だ。それはさておき、我が福島県は面積で全国3位の広さがあり、東側の浜通りと西端の奥会津では同じ県内とは思えぬほど、方言も文化も気候も異なっている。したがって、まだ見ぬものや見知らぬお宝が相当眠っているだろうと察しがつく。

 そこで、今回のテーマは我が福島県で思わずマジか~と驚嘆してしまうような事実を取り上げてみたい。

 1 福島県にはデパートが1つしかない!

 驚くと思いますが、2021年の今、我が福島県にはデパートと呼べる店舗は郡山市の老舗デパートである「うすい百貨店」しかなくなってしまった。昨夏に福島市の中合が惜しまれつつ閉店して以降、たった1店舗のみになったのは寂しい限りだ。

Usuidepart  

 では、かつて、県内にあった主なデパートを回顧したい。

 福島市…中合福島、バード長崎屋、山田百貨店(ダックシティ山田・ビブレ)
     エンドーチェーンはスーパー扱い。
 郡山市…津野百貨店(デパート)、丸光百貨店(デパート)、丸井百貨店、西武デパート(西友はストア扱い)
     イトーヨーカドーとダイエー、トキワスーパー、丸藤、ベニマル、イオンフェスタ(旧ジャスコ)はスーパー扱い。 
 須賀川市…赤トリ井(ショッピングデパート)
 いわき市…大黒屋百貨店
      藤越スーパーセンター谷川瀬がかつてあったが、百貨店やデパートではなかった。現在はベニマルに吸収合併された。
 会津若松市…中合会津店、長崎屋、大善デパート(ニチイ大善)
      会津サティはチェーンストアでイオングループ、リオンドールもまたスーパー扱い

 おそらく、その地域に住んでいた人は、買い物する場所が無くなったとさぞかしお嘆きかと思うが、今はネットショッピングやセシールなどのカタログショッピングの台頭で、そんなに不便は感じないかもしれない。逆に、かつて主要都市の駅前の繁華街にあったデパートは、マイカーでは駐車場不足のため、あまり人手がなく、逆に郊外のイオン系スーパーや福島県内にはないが、「コストコ」などの広大な敷地と駐車場がふんだんにあるスーパーセンターのほうが重宝されるようになった。
 大玉村にある「PLANT5」や南相馬市の「イオンスーパーセンター」などは駐車場が広くて買い物に行きやすい。
  
 唯一残った「うすい百貨店」ではあるが、過去、倒産しかけて、会社更生法申請し、三越の資本を借りて再建した経緯があるため、やはりコロナ禍もあって、街中へと人が買い物に繰り出す機会も相当数減った。かつて週末は歩行者天国となって大変な賑わいを見せた中町通りもまた閑散としているし、うすいの売り場を除いてもあまり買い物客は少ない印象だ。これで社員に給料を払ってやっていけるのか心配になってしまう。
 うすいのCM(買い物するアヒルの親子・浅野ゆう子など)も懐かしいが、福島県内から百貨店の灯を消してはならないと思う。

 2 福島県には「五重塔」がない!

 安達が原のふるさと村にはいかにもというような五重塔が聳えているが、あれは観光目的で建てたもので、寺院所有ではない。ましてその入り口にある安達ケ原鬼婆伝説が残る「観世寺」とは全く関係がない。
 また、余談だが、二本松市の霞ヶ城公園で毎年秋に開催される菊人形会場に登場する朱塗りの五重塔は、客寄せのための単なる作り物。あしからず。
 では本当にないのか?と思って探したら、歴史は浅いものの、福島市上鳥渡という地名に、朱塗りも鮮やかな五重塔が存在した。それは「鳥渡観音寺五重塔」と呼ばれている。しかもそれは永代供養塔として建てられた。平成9年落成というから、まだ22年程度の若い塔で、後継のない、あるいは供養してくれる方の無い無縁仏を祀り、供養するための納骨堂の役目を負っている。高さ23m。木造ではなく、ガラス繊維強化セメント 製(GRC)というから現代風モダン建造物と言える。

Kannonji
 
  では福島県にある塔は何か?それは三重塔で、県内には下記の3つが該当する。

 いわき市高倉町 高蔵寺三重塔
 会津美里町   法用寺三重塔
 二本松市木幡  隠津島神社三重塔(昨年12月に訪れたが、冬季閉鎖で断念した)

 3 福島県には国宝がたったひとつしかない!

 会津などは観光地なのに、国宝が全くない。国や県指定の重要文化財は幾つもあるのだが、国宝レベルともなれば、戊辰戦争で新政府から虐げられるぞんざいな扱いを受けたため、国宝の指定がされなかった。飯盛山の「さざえ堂」などは世界的にも珍しい建造物なので、国宝に指定されて然るべきだと思っているが、そうは問屋が卸さないようだ。
 では唯一の国宝は何なのか?それはいわき市内郷地区にある「白水阿弥陀堂」だ。時々、放水訓練でしか取り上げられない何の変哲も無さげなお堂が国宝とは、中通り在住の私からすれば拍子抜け。これが国宝になれるなら、会津美里町の「左下り観音堂」のほうがよっぽど国宝に値する代物だ。

Shiramizu
 
 本来はこの記事は1回で終了するつもりだった。しかし、思い入れが強い福島県の記事だけに、つい熱が入ってしまい、長くなりそうなので2回に分けてお送りしたいと思います。明日も同じテーマで4~6までの「ないない尽くしの福島県」の記事をお送りします。

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コメント

 懐かしいうすいのCM、もちろん覚えていますよ!家族で外出と言えば、郡山駅前での買い物という時代でした。須賀川在住時も、赤トリイによく行った記憶が残っています。

 当時はデパートに加えて、商店街やアーケード街の専門店での買い物もまだ普通でしたが、今は多くが閉店してしまって寂しい気持ちがしますね。私の実家の地区でも、よく行った雑貨店や小さなスーパのような店は現在ほとんど店じまいしています。便利なコンビニを利用するようになり、加えて跡継ぎもいなくなって・・・ということなのでしょうね。

・・・・・
 おつさん、こんにちは。郡山に住んでいた方で県外に越された方は懐かしく思えるでしょうね。駅前も閑散としていますし、シャッター街も増えて来ました。特に、大町商店街の廃れ方は尋常じゃないです。日の出通りも拡幅工事のため、馴染の店が移転のために店じまいし、取り壊されたところも数多いです。日の出通りにあった「玉善」や「龍虎」というラーメン屋は行きつけだったのにもう無いです。
 今はもう無くなってしまった店などを扱った記事は下記のアドレスに収蔵していますので、もしよかったらご覧ください。(SUZU)
「今は無き郡山の・建物・店舗」→http://tsuri-ten.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-9843.html

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