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2021年1月30日 (土)

福島県の国宝にすべき文化財

 当ブログで指摘したことがあるが、我が福島県には建造物の国宝はたったひとつしか無い。いわき市の「白水阿弥陀堂」というお堂だけで、中通りの県民にはなじみが薄い。

 しかし、そこは北海道、岩手県にに次ぐ、日本で第3位の面積を誇る広い福島県には、それに見合うだけの価値のある文化財はほかにも存在する。今日は、私の個人的見解で、ぜひとも国宝に昇格して欲しい「県のお宝」を列挙したい。

 1 会津飯盛山の「さざえ堂」

 不思議な二重構造のらせん階段で、国の重要文化財に認定されている建物。「会津さざえ堂」は寛政8年(1796)福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5m、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂」という。
 一説ではレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したフランスの世界遺産シャンボール城の二重らせん構造を模倣して建てたとも言われている。

 円通三匝堂は、高さ16.5mの円柱状のお堂ですが、よく見ると六角形三層という不思議なもの。内部には階段がなく、右回りの螺旋(らせん)状のスロープを上ると頂上に太鼓橋があり、橋を渡ると今度は左回りの下り坂で背面の出口に出る仕組み。つまり通路しかないというもので、昇降を通じて仏教の礼法である右繞三匝(うにょうさんぞう)に基づき、建物を右回りに3回匝る(上りに1回転半、下りにまた1回転半)ことから三匝堂の名があるのです。したがって、上りと下りが別ルートになっていて、参拝者がすれ違うことがない。木造の二重らせん構造の建物は世界で唯一なのだそうだ。

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 「さざえ堂」は、私自身はおそらく5回は訪れていると思う。最近では正月に「モヤさま」で取り上げられた。

 2 会津美里町の「左下観音堂」

 日本遺産に認定されている「会津三十三観音めぐり」の第21番札所が、この「左下観音堂」。小高い山の中にあり、森に囲まれているため、国道から隠れた場所にあって見つけにくい。

 山の中腹にある岩を切り開き構築した見事な三層閣で五間四面、高さ四尺八寸、東向きで廻り縁があります。縁先に立てば多く磐梯山を望み、近くに大川の清流を見下ろすことができる景勝地。 
 この建造物は、まるで京都・清水寺のミニチュア版といった様相で、崖の岩にぴったりとくっつくように建てられた様式は、「懸造り」と呼ぶそうだ。
 私もネットの情報を頼りに平成26年5月31日に訪れるまでは、よもや県内にこれほどの建造物があるとは思いも寄らなかった。地元会津美里町の教育委員会が重要文化財に指定している。

 ここが怖いのは、ひっそりとした森の中に佇んでおり、忽然とその姿を現すこと。そして観光客が極端に少ないこと。私が訪れた時も誰もいなかった。そしてお堂に上ると、みしみし音を立てて、お堂全体が揺れることだ。これは下手な遊具よりも断然怖い。

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 こういう珍しい建造物があることを福島県民ですらあまり知られていない。ぜひ国宝にして、県内外にこの奇妙な建造物の存在を知らしめてほしいと思う。 

 他に「大内宿」は岐阜県の白川郷を思い起こさせるような茅葺屋根の宿場が立ち並び、それは江戸時代にタイムスリップしたような錯覚さえ覚える。ぜひ国宝に指定してほしい。

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