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2020年12月 2日 (水)

あなたの運転は大丈夫?

 小学生の頃、私は「将来、警察官になりたい」と考えた時期があった。それは中学時代に「刑事くん」「太陽にほえろ」、「大空港」、「特捜最前線」、「白バイ野郎ジョン&パンチ」など数多くの刑事ドラマを見てその思いを強くした。

 正義感に溢れ、悪を挫くかっこいい姿に憧れを抱いたのだ。そして大学生の頃は、自分もバイクに乗っていた経験があって、今度は白バイ隊員に憧れた。青い制服に白いマフラーをなびかせ、さながら「月光仮面」の如く、今はまっ自在に大型バイクを操り、違反車を追跡し、停止させ、切符を切る。実際は、憎まれることも多い職業だと思うが、とにかくカッコよさだけが際立っていた。現に私の母方の祖父は警察官で、戦時中は台湾に駐屯し、その治安を守っていたほどだったし、実姉の夫は高卒ながら警察署長まで勤め上げ、今春退職するなど警察に縁のある家系でもあった。
 しかし、私自身はというと、視力が悪かったことや体力的に問題があって、その夢を追いかけることもなく、現在はまったく違う職業に就いた。

 ところで、私が大学生の頃に流行った暴露本があった。確か「交通違反で捕まらない方法」とかいう感じのタイトルだった。しかもその著者が現役の白バイ隊員で「豆タンク」を名乗っていた。警察内部の秘密を暴露する内ゲバ的な内容の書物だっただけに、当時の警視庁が総力を挙げて著者を探したが、結局見つからなかったようだ。その本は大ヒットし、続編まで発売された。
 特に、東京在住の頃は、私はそれを読んで、所轄や交通機動隊の白バイが潜んでいそうな場所(例えばオーバー&アンダーパスの合流地点)や取り締まり基準なるものを知った。おそらく法定速度+10キロ程度オーバーでは取り締まらないなどがそれだ。現在はレーザーパトや移動型オービスなど取り締まる側も最先端を駆使し、取り締まられる側とのいたちごっこが続いている。
 それはさておき、車や二輪免許を取得している方で、実際に運転している方が、知らないうちに違反をしているケースがある。今日はそれをテーマにしたい。

 ①交差点で右折する際、合流する側の黄色い線を跨いで走行
  
 路面に描かれた黄色い実線を踏んだり、跨いで車両を走らせると違反に問われる。ただし、駐車車両があって、黄色い実線を跨がないと通行できない場合はその限りではないようだ。「通行帯違反」は1点6千円の反則金 「通行区分違反」は2点で9千円

 ②ライトは上向きが原則

 ロービームは対向車がいる時、そして市街地の外灯が明るくてハイビームを必要としない照度がある時で、それ以外はハイビームで走行しなければならないのだ。
 しかし、対向車が来ているのに減光しなかった場合も違反になる。「減光等義務違反」で普通車の場合、違反1点、反則金6千円。

 ③追い越し時以外では高速道路の追い越し車線を継続的に走行してはならない

 これもよくある違反。つい先日、白河中央スマートICから入線し、東北道を走っていた時、後方を10km以上、追い越し車線だけを走っていたワゴン車がいた。もちろん追い越しをしていたわけではない。これは明らかな通行帯違反(道交法27条)だ。点数1点 普通車は6千円の反則金を徴収される。

 ④茨城ダッシュ

 信号が変わったとたんに、対向車側の右折車が、直進車を差し置いて真っ先に右折して行く車を見かけるが、これもれっきとした違反だ。
これは交差点における「直進車が優先」という規則に反しており、「交差点優先車妨害」という違反になる(道路交通法第37条)。
 違反点数1点で反則金6千円。少し待って右折しても数秒と変わらないのに、それで6千円はでかすぎ。それで特上ステーキが食べられる。

 ⑤信号が黄色に変わったる時に、交差点の入り口から15m以内に入っていないのに、そのまま走行して信号を通行したら違反

 赤信号で交差点に進入するのは論外だが、黄色も厳密には青よりも赤に近い意味を成す。よって、黄色はよく注意と解釈されるが、警視庁の取り締まり基準では、違反ととられても文句は言えない。しかし、実際には赤信号に変わった後に交差点に入った車両だけが取り締まりの対象となっているようだ。 

 ⑥ウインカーを出さずに進路変更や交差点を右左折すると

 いわゆる「松本走り」と言われる運転。これも危険な運転で違反となる。
 道路交通法第37条では、「交差点で右折する場合において、当該交差点において直進し、又は左折しようとする車両等があるときは、当該車両等の進行妨害をしてはならない」と定められていますので、松本走りは明確な違反行為となるため注意が必要です。
 もちろん、ウインカーを出さずに進路変更を行うのは、道路交通法第53条に違反する行為です。場合によっては、周囲のクルマを巻き込んだ事故に繋がるため大変危険です。
 ちなみに「合図不履行違反」となり、違反点数1点 反則金は6千円となる。

 ⑦ 山梨ルール

 山梨ルールは、「対向車線の直進車のスキをついて強引に右折する」「右折待ちのクルマを優先的に右折させる」などの行為だとされている。山梨ルールには、信号機が設置されていない横断歩道で、右折や直進時に歩行者を無視するというものもあるようだ。

 前者は④の茨城ダッシュと同じ違反として摘発される。

 ちょっとここでブレイク

 動画サイトに「事故を誘発する何も考えないで運転している人の特徴」がアップされていたので、それをご覧ください。あなたも身に覚えがあるのでは?(埋め込み処理ができないため、下のURLをクリックすれば、「Youtube」でご覧になれます)

 https://www.youtube.com/watch?v=5H1exXDuF48&t=64s

 ⑧ 横断歩道で歩行者が横断しようとしているのに停車しなかった場合

  横断歩道は、道路交通法第38条で歩行者優先と定められている。同法では、「停止することができるような速度で進行しなければならない」と定められている。したがって、交通弱者優先の原則から、横断歩道に人や自転車が待っている場合、あくまで歩行者優先で、止まるのが義務であって、善意で止まるのではない。当たり前のことを当たり前にできなければハンドルを握る資格はない。

 ほかにも名古屋走り、や伊予ルールなどがあって、そうしたご当地ルールなるものがある都道府県はことごとく交通事故の発生件数が多い。

 ⑦の後者と⑧は「横断歩行者等妨害違反」となり、点数2点、9千円の反則金となる。 

 ⑨ ゼブラゾーン通行は違反にはならない。しかし・・・

 交差点手前でよく見かける「ゼブラゾーン」。かつてはここは「通行帯違反」で通行が禁じられていると思われていた。しかし、近年は停車や駐車はダメだが、ここを通過して右折レーンに入っても違反として摘発されることは無くなった。現に緊急走行中ではないパトカーがこの上を通って右折レーンに入っていく場面を何回か見たことがある。しかし、咎められないからといって、積極的にその上を通行するのは考え物。まして対向車線にはみ出しての通行は危険。ゼブラゾーンを通行して事故を起こせば、過失割合が高くなる。

 ⑩ 昼間のバイク無灯火は違反?

 昔なら、私のCBRもそうだったが、日中にライトを点灯して走行していたら、対向車が、消し忘れていると思ってパッシングで教えてくれた
ものだ。それが平成9年から、バイク製造メーカーにエンジン始動時には連動してヘッドライトが点灯するように改良が義務付けされた。よって
昼間にバイクを無灯火で走行すれば、全部が違反になるのかと言うと、一概にそうとは言えない。
 それは平成9年以前に製造されたバイクでは、この基準を免れるので、無灯火で走行しても、白バイなどに停止を求められることはあっても
切符を切られることはない。もちろん、規定適用年以降のバイクを不法に無灯火になるよう改造した場合は摘発される。

 バイクは他車の死角に隠れることが多く、巻き込み事故が発生しやすかったり、対向車がバイクは速度が遅いと見くびって交差点を無理に右折してり衝突したりすることがある。自分の存在を他車に知らしめる意味では、旧車であっても昼間の点灯が望ましい。

  
 ⑪ ねずみ捕りをパッシングなどで知らせると違反?

 

 まず、公務執行妨害罪(刑法95条1項)に該当するのでは?と一瞬考えたが、「暴行又は脅迫」という構成要件に該当しないため、公務執行
妨害罪にはなり得ないとの結論に至りました。
 
 そもそも自動車やバイクにパッシング機能がなぜついているのか?パッシングとは車が走行中にヘッドライトを素早く点滅させてさまざまな
合図を対向車や先行車に送ること。 周りの車との大切なコミュニケーション方法で、パッシングによってドライバー同士が自主的に事故などの
トラブルを回避しているといえる。

 もしそれで罪に問われるのであれば、オービスの数百メートル手前やネズミ捕りの手前に、わざわざ親切に「取り締まり実施中」の予告の看板を置いている警察はどうなる?事前に知らせたのに、それを無視して速度を落とさなかったから摘発したという大義名分が成り立つのだ。しかも地方紙によっては「今日の取り締まり」と題した記事をご丁寧に掲載しているのもあるし、警察庁のホームページに「本日の公開取り締まり」と題した予告を掲載している例もある。

 よって、パッシングで知らせたからと言って、公務執行妨害や道路交通法の違反に問われることはないという見解が成り立つ。もし警察がビデオなどで取り締まり近辺でパッシングをしている場面を撮影したり、目視できたとしても、それが何の目的でパッシングしたかを本人が口を割らない限り、知りようがないからだ。前の車がブレーキランプがつかずに、それを知らせるためだったとか、車間距離をとらないため、あえて後ろに下がって注意喚起したという場合もある。対向車が昼間にライトをつけっ放しであることを知らせたという場合だってあり得る。

 ただ不必要にパッシングを繰り返すのは違反に問われる可能性がある。例えば、危険回避でも何でもない状況でホーンを何度も鳴らすのは正当な運転には当たらないのと同じ理屈だ。ホーンを必要以上に鳴らした場合は「警音器吹鳴義務違反」で1点、6千円の反則金。

 
 ⑫ 追い越しをさせまいと速度を上げる行為 
 
 一般道や高速道路でよくみかけるが、追い越しをかけられて、癪に触って抜かさせまいと速度を上げてこれを妨害した場合も違反に問われる。「追い越しを駆けられている時は、素直に抜かれなさい」ということだ。もちろん、追い越しをするからには、相手の車両もそれ相応の速度違反をしているのは明白。しかし、それに対抗して自分も速度を上げて妨害すれば、事故を起こす確率はいっそう高くなるのだ。
 これは「追いつかれた車両の義務違反」となり、点数1点で反則金6千円となる。

 ⑬免許取得1年未満の「若葉マーク」を忘れた場合

 いわゆる「初心者マーク」を装着するのを忘れると「初心運転者標識表示義務違反」となる。これは軽自動車を含む普通車に適用される違反で二輪車や大型には当てはまらない。免許取り消し後、再取得した場合も同じ扱い。
 逆に高齢運転者を示す「もみじマーク」については非装着であっても違反には問われない。この「高齢者標識」については、1997年の改正道路交通法で高齢者ドライバーを対象に新たに設けられた標識である。当初は75歳以上に努力 義務としていたが、2001年の改正で70歳以上となる。その後、2008年に罰則有りの義務化されるも、反発が大きく翌2009年に努力義務に戻った。
 デザインも当初の物が反響があって、現在のクローバー型のものに変更された。やはり高齢者の反発にはごり押しできなかったと見える。

 ⑭ 徐行違反

 これは大多数の人が違反している交通規則。だいたい、免許取得者の何割が「徐行」の定義を理解しているか?そもそもこの標識があるのは、細心の注意を払って通行しなければならない区域と言える。たとえば幼稚園や小学校の通学路だったり、学校や病院の敷地内だったり、つまり、歩行者が数多くいる場所と言える。そして「徐行」とはどれくらいの速度で通行すべきものなのか?即座に答えられる方は少ないに違いない。
 徐行とは時速10キロ以下が目安。しかし、10キロというとかなり遅い。実際これで走行すると、後ろは長蛇の列を成すだろうし、気が短いドライバーはクラクションを鳴らすかもしれない。この「徐行場所違反」は、軽微な違反の中でも重いほうで、違反点数は2点で普通車の反則金は7千円となる。間違って解釈しているケースは、速度を落とせばそれで徐行と思っている方が多いが、絶対にそうではない。最低でも20キロ未満に落とさなければ、徐行したとは認められない。

 ⑮ 発車しようとしているバスを追い越したら

 バス停で停車中のバスが右ウィンカーを出して発車しようとしているのに、その右側を追い越して元のレーンに戻るのも実は違反だ。これは
「乗合自動車発進妨害違反」と言い、違反点数1点 反則金は6千円

 ⑯ トンネル内で無灯火

 これも国道や高速道路などを問わず、トンネル内でどこででも見かける。操作が面倒くさいのか、バッテリーの消耗を防ぎたいのか、あるいは点灯しなくても見えるとの勝手な理由なのか。トンネル内を走行時に無灯火、あるいはスモールライトで走るのはとても危険な行為だ。
 自分は前の車のテールランプを見ながら走行しているから、見えるから大丈夫と思っていても、他車や対向車は、その存在に気づかないケースがある。これは薄暮の時間帯でも同じ。下手すると正面耀突という最悪の事故のケースもあり得る。
 トンネル内や夜間の無灯火走行は「無灯火違反」で、1点+反則金6千円だ。

 ⑰ 泥はね違反

 雨や雪の日、歩行者がいるのに、速度を落とさずに、雨や雪を撥ねて歩行者にかかった場合、運転者はクリーニング代を弁償しなければならなくなる。もし、そこに警察官がいたとすれば、「泥はね運転違反」で摘発されることがある。これは点数は減点にならず、反則金6千円の違反だ。

 ⑱ 大きな勘違い

 これは私自身の笑える暴露話。私は18歳で車の免許を取得し、その後で中型二輪(現在の普通二輪)の免許を取得した。恥ずかしながら、当時は免許証は別々になっていて、普通車の違反と二輪車の違反は別々に点数があると思い込んでいた。それが初めて違反をしたのがバイクで、点数1点で反則金ゼロの軽微な違反だったが、車での違反はなく、免許証は無傷だと思っていたのだ。それが大きな間違いで、車とバイクだけに限らず、すべての免許証が違反ひとつで共通の点数が引かれていたのだ。
 そんな勘違いは私だけだろうが、今年、20年ぶりにバイクに乗ることになって、このような記事を書いたのは、自身への戒めの意味合いが大きい。
 「注意一秒けが一生」を地で行くのが交通事故であり、一生体の不自由な目に遭う可能性が高い。ハンドルを握り以上は、自覚と責任を持った運転を励行していきたい。

 さて、我々が普段、何気なくやってしまっている違反について列挙してみた。道交法は皆が安全運転で違反や事故を起こさぬことを基本として設けられており、違反が重なるとそれだけ事故の確率は高くなるし、また3つ重なると死亡事故を起こす危険が高まる。例えば、速度超過、信号無視、酒気帯び運転が重なると、歩行者をはねて死に至らしめる確率はグンと高まる。
 私は、高齢者の逆走や運転操作を間違えての暴走事故は厳罰に処し、免許取り消し措置を講じなければ死の危険は増すばかりだと危惧している。いくら運転に自信があるとか年寄り扱いするなと威張ってみても、ひとたび事故を起こせば相応の責任と賠償が振りかかる、死亡事故の場合、重い十字架を背負い、償いを強いられる。後悔しても後の祭りだ。
 特に、高齢者が買いあさっている「プリウス」の誤操作による事故が後を絶たない。俗に「プリウスミサイル」と呼ばれるほど、運転がおぼつかない。
 私も出張で遠出をした際には、プリウスの我が物顔運転を何度も目の当たりにした。速度超過や危険運転が目に余る。登録台数が多いこともあるが、平均して、あるいは他と比較して乱暴な運転や暴走行為が多いと認識している。まさしく「安定のプリウス」といった場面が幾度もあった。 

 以前、私の通勤ルートで、あまりにも交通違反が酷いスポットを挙げた。それは旧国道(現在は逢瀬川にかかる橋から磐越西線のガード下を
潜り、国道288号線を交差し、内環状線に至るまでの場所。ここは違反の巣窟で、ここで取り締まりを行えば、一網打尽と言える。
 特に、「安積橋」付近は違反が後を絶たない。朝のラッシュ時は、駅方面に向かう長い車列が出来るが、後続が黄色いはみ出し禁止(もちろん追い越し禁止)の道路を逆走し、右折レーンに入っていく輩が数多く存在する。一台、ルール無視のドライバーがいれば、同じことをしないとその後ろが迷惑するような気持ちにさせられる。私は直進なので、違反は起こさないが、逆走して対向車と鉢合わせになって、正面衝突でもらい事故となる危険は否めない。また、斜め右折で、黄色の線を踏んで右折してくる車もやたら多い。これも立派な違反だ。

 「人の振り見て我が振り直せ」という格言もあるが、「明日は我が身」を自覚してお互い事故の無い安全運転を心掛けたいものだ。

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