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2020年10月 3日 (土)

最新テレビ番組事情

 以前、フジテレビの凋落ぶりが激しい旨の記事を書いたことがある。今回も厳しいことを指摘するが、叱咤激励の意味を込めて敢えて掲載するものである。そもそも私の家は、テレビの電源を入れた時にチャンネルを「8」に固定してある。それはフジテレビ系列の「福島テレビ(FTV)」を意味する。昔の癖が抜けなくて、福島テレビを見ると安心できるからだ。歴代からのアナウンサー陣も好きだし、番組内容、特に地元制作のローカル番組も大好きだ。それは「FTVテレポートプラス」や「サタふく」「君こそ明日リート」などのことだ。

 ところが最近、富にキー局である「フジテレビ」の状況が芳しくないことに不安と不満を抱いている。今日はそれをテーマにしたい。

Fuji-tv

 私が20代の頃はバブルから90年代初頭の、いわば好景気に沸き、勢いがある時代だった。

 当時、民放テレビはフジテレビが圧勝だった気がする。ドラマではトレンディ恋愛ものドラマの代表格の「月9」を筆頭に、バラエティも「ものまね」番組など、それこそ飛ぶ鳥を落とす勢いがあった。アナウンサーも木佐彩子、中井美穂、小島奈津子など人気アナに加え、2000年代には高島彩、中野美奈子アナなどが朝の情報ワイドショーやバラエティ番組を中心に出ずっぱりで、高視聴率をキープしていた。もちろん、日曜夕方に放送していたアニメ「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」もまた絶好調で、オリコン発表などの週間視聴率ランキングは常に上位を独占していたほどだった。

Takashimanano

 しかし、2010年代に入ると状況は一変。その原因は、BSフジなどで、韓国ドラマを数多く流し、反日行動の激化に伴い、日本中で嫌韓ムードが漂うようになったからだ。フジテレビへの批判が相次ぎ、それでも性懲りもなく、韓流ドラマを放送し続けたことで、視聴者がフジテレビ離れを自然発生的に起こしたことが挙げられる。

 また、スマホや携帯ゲームなどの普及でLINEや動画サイトの視聴が増え、テレビを見る若者が減ったことも要因のひとつと考えられる。フジテレビは「アニメ」と「めざましテレビ」以外は勝てなくなった。

 週間視聴率調査の結果から見れば、ニュース報道系は「NHK」が圧勝。ドラマは「TBS」、娯楽系は「テレビ朝日」、音楽・教養系は「日テレ」というように、構図というかすみ分けが明確化しつつある。

 或る週の上位5位までのデータで比較したい。https://www.videor.co.jp/tvrating/

 1 報道

 ①NHKニュース7 15.9%
 ②NHKニュースおはよう日本・首都圏版 15.1%
 ③NHK首都圏ニュース845  14.8%
 ④テレ朝 報道ステーション 14.3%
 ⑤NHKニュースおはよう日本  14.2%

 NHKは重要なニュースが飛び込めば、番組を切り替えて即座に対応する。誠実な印象は変わらずで、アナウンサーの冷静な対応も目に付く。
特に高齢者は、テレビを付ければ常にNHKにチャンネルを固定している方が多い。やはり落ち着くので安心して見られるのだろう。
 残念ながらトップ10にフジテレビのニュース報道番組は皆無。

  2 教養系

 ①TBSサンデーモーニング 15.3%
 ②日テレ真相報道バンキシャ! 14.3%
 ③TBS新・情報7daysニュースキャスター 12.4%
 ④日テレシューイチ 12.2%
 ⑤日テレぶらり途中下車の旅  12.1%

Sunday-morning

 教養系だが、トップ10にはNHKが5番組、日テレが3番組、TBSが2番組と、この3局が独占

  3 音楽

 ①日テレ THE MUSIC DAY Part3 17.7%
 ②日テレ THE MUSIC DAY Part2  14.9%
 ③日テレ THE MUSIC DAY Part1  11.7%
 ④NHKうたコン 7.6%
 ⑤テレ朝ミュージックステーション 6.7%

 最近は歌番組自体が少ない。かつては「ロッテ歌のアルバム」「レッツゴーヤング」「ザ・ベストテン」「ミュージックフェア」「ザ・トップテン」「夜のヒットスタジオ」などの歌番組が大人気だった。今、レギュラーの歌番組は「ミュージックステーション」しか思い浮かばない。歌関係はもっぱらミュージックビデオを流し続けるCS放送の独壇場だ。

 音楽系は日テレがたまたま音楽番組の特番ウィークだったことで上位独占。たぶん「うたばん」とかフジテレビの音楽特番が放送週であればランクインしていたに違いない。
 ちなみにトップ10は日テレが3番組、テレ朝が3番組、NHKが2番組、TBSとフジが1番組だった。

 4 ドラマ

 ①TBS半沢直樹 25.6%
 ②NHK連続テレビ小説・エール 16.4%
 ③私の家政夫ナギサさん  14.9%
 ④麒麟がくる  13.4%
 ⑤三木結の女警視庁文書捜査官 12.6%

Hanzawa

 ドラマも今、その輝きを失っている。かつてなら「キムタク」や「福山雅治」が出演すれば、まず20%を超える視聴率は鉄板だった。

 2000年代まではこの分野は「フジテレビ」の独壇場で、まさしく寡占市場だったのだが、今や見る影もない悲惨な状況。

 辛うじてトップ10に入った「アンサングシンデレラ」(8位)は、石原さとみ、西野七瀬の人気でなんとかランクインだが、その視聴率は10%に届かない。私は一介の薬剤師が患者にあそこまでは入り込むのは医療行為として職権乱用で、現実的にはあり得ないと思っている。医師や看護師の職務まで入り込んで患者にとやかく言う権利など有していない。あのドラマを見て、「私も薬剤師になりたい」と思うだろうか?通常、「コードブルー」など、医師が主人公のドラマが放送されると、その年の医師や看護師の志願者が急増すると言われるが、ドラマで描かれているような葛藤が多かったり、患者との軋轢が多く描かれてしまうと苦労だらけで、誰も6年も高額な学費を出してまでなりたいとは思わないだろう。医療従事者は憧れや使命感だけでなるものではない。
 
 5 アニメ

 ①日テレ金曜ロードSHOW「名探偵コナン」10.4%
 ②フジ「サザエさん」10.1%
 ③フジ「ちびまる子ちゃん」6.9%
 ④テレ朝「ドラえもん」4.5%
 ⑤フジ「ワンピース」4.3%

Conan

  唯一フジのひとり勝ちだったのがこのアニメ。それでもトップ10はこの3番組のみ。それ以外の上位は、テレ朝が3番組、日テレとNHKが2番組、テレ東が1番組だった。
 
 6 映画

 ①フジ「マッドマックス怒りのデスロード」8.0%
 ②テレ朝「映画クレヨンしんちゃん」4.4%
 ③テレ東「フライトクルー」3.7%
 ④フジ「マッドマックスサンダード―ム」1.7%
 ⑤日テレ「20センチュリー・ウーマン」1.3%

 フジテレビが「マッドマックス」で2番組ランクインしているが、ただ放送権を買って放送したに過ぎない。自主制作ではないので、これは当てにはならない。フジテレビの功績にはならない。地上波初とPRは多かったが、それでも視聴率は8%程度。しかも4位の「サンダードーム」はたったの1.7%にすぎない。

http://www.ohtashp.com/topics/asa_tv/

 7 スポーツ系

 ①NHK 大相撲秋場所初日 13.2%
 ②NHK プロ野球中継巨人VSヤクルト 7.7%
 ③TBS 炎の体育会TV 7.4%
 ③日テレ Going!Sports&News  7.4%
 ⑤NHK サンデースポーツ2020 7.0%

  スポーツ系番組であってもフジテレビは厳しい。トップ10に「ミライ・モンスター」が入っただけ。しかも視聴率は5.7%と低い。

 8 その他、バラエティ(ここは視聴率が軒並み高いためトップ10を掲載します)

 ①テレ朝「ポツンと一軒家」 17.8%
 ②日テレ「世界の果てまでイッテQ!」15.1%
 ③日テレ「ザ!鉄腕DASH!!」14.9%
 ④テレ朝「ナニコレ珍百景」 14.0%
 ⑤日テレ「踊る!さんま御殿!」13.5%
 ⑥TBS「サンデー・ジャポン」13.3%
 ⑦NHK「チコちゃんに叱られる!」13.0%
 ⑧日テレ「世界まる見え!テレビ特捜部」12.5%
 ⑨日テレ「沸騰ワード10秋の足音SP」12.4%
 ⑨テレ朝「相葉マナブ」12.4%

Ikenya

 以前ならバラエティはフジと日テレというイメージがあったが、最近は「テレ朝」の善戦ぶりが目立つ。また、日テレは週末に高視聴率が集中している。残念ながらファミリー番組はフジというかつてのイメージは払拭され、残念ながらトップ10にはひとつも入ってない。つまりひとり負け。
 コロナウイルスが首都圏を中心に蔓延していることもあり、田舎暮らしに興味を抱く中高年を中心に「ポツンと一軒家」が毎週1位を獲得している。

 さて、不思議と感じるのは、昔なら人気番組は軒並み20%を超える視聴率を獲得していた。人気ドラマの最終回ともなれば30%超えも決して珍しくはなかった。しかし、若者のテレビ離れによって視聴率は10%超えれば大成功と言われるまでになった。ちなみに総合ランキングで20%を超える視聴率を獲得したのは「半沢直樹」の1番組だけというお寒い結果。昔なら15%超えの視聴率も7番組と伸び悩んでいる。
 STAYホームで自宅にいる方が多いにもかかわらず、テレビをあまり見ていないことが顕著というか浮き彫りとなった。視聴率が軒並み高いものはやはり日曜日の番組に集中している。

 ランクインした日曜日放送の民放の番組(視聴率14%以上)
  
 ①半沢直樹 25.6%
 ②ポツンと一軒家 17.8%
 ③サンデーモーニング 15.3%
 ④鉄腕DASH 14.9%
 ⑤真相報道バンキシャ14.3%
 ⑥ナニコレ珍百景 14.0%

  民放制作で上位を占めているのは大多数が日曜日放送の番組ということになる。それくらい一家団らんやテレビを見る時間が減っていることが
わかる。かつてテレビは娯楽の王様だった。それが今やもうかつての栄光になってしまった。

 さて、本日は視聴率調査を基に、最近のテレビ番組事情を探ってみたが、フジテレビのみならず、テレビ業界の凋落ぶりは火を見るより明らかになった。週間視聴率だけを見ても20%を超えたのが「半沢直樹」だけだ。かつてこの番組は名セリフ「倍返しだ」を生み出し、「流行語大賞」を受賞するほどの評判になったシリーズ第二作だ。おそらくこれほど独り勝ちの状況では、第3弾、第4弾も制作されるのは間違いない。それは「DOCTOR X」の大門未知子の「私、失敗しないから」のセリフと似ている。もちろんこの作品も高視聴率連発でシリーズ化されている。
 となると、一度当たった作品をシリーズ化する傾向は顕著で、そうなると、新作のヒットは遠くなりがちだ。二匹目のドジョウ狙いと言う安全策では、次なる話題作はなかなか生まれにくい。
 やはり、制作者は時代の趨勢をキャッチし、新たな流行の発信基地となるようなセリフだったり、ファッションだったり、主人公の職業だったりを考えてほしい。かつて「男女7人シリーズ」の今井良介に憧れて「ツアコン」を志したように、恋愛観やバイブルになり得るような、世の中の人、特に若い世代に夢を与えるようなドラマ作りに勤しんでもらいたいと思う。古くは「東京ラブストーリー」のような、放送される時間帯(月9)に、街から若者の姿が消えるくらいの社会現象を生むドラマの登場を心待ちにしたい。

 追記(R2.10.9)

 フジテレビがまたやらかした。バラエティー番組の収録中に、トレンディエンジェルの斎藤さんを起用した企画で、爆風で体が浮くかどうかの実験をして、背骨を折り、全治3か月の大けがを負わせていたことが明るみになった。どうしてそんなくだらない、危険な企画しか思いつかないのか?出演者の安全を考慮せず、面白ければ何をやってもいいのか?「芸人」には何をやらせてもいいのか?フジテレビには猛省を促し、この企画の発案者と番組責任者を厳しく断罪して欲しい。言うなれば傷害罪だ。

 

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コメント

退屈貴族で老人に灯油を撒いた高温の火の上を渡らせたり(足に大火傷を負った老人は入院中したまま、数年後の2007年9月あたりに無念の死を迎えた)、テラスハウスが原因で木村花が自ら命を絶ったり、ザ・ノンフィクションで性的マイノリティの夫婦を取り上げた内容に虚偽があったりなどの様々な問題があってフジテレビの番組は原則観てないです(久々に見たのは埼玉愛犬家連続殺人の実録ドラマ)。
関東や関西のローカル新聞と化した産経新聞がバックにいるフジテレビの番組には、今後、期待しないです。

(話は変わりますが)テレビ東京のテレビアニメのネット状態が近年、一部作品(ポケモンシリーズなど)を除いて悪化しています。記憶に新しいのは、ヴァンガードシリーズがBSテレ東でのネットが打ち切られた事です。BS11の深夜アニメの数に負けたかな。

詳しくは以下のサイトを参考
http://blog.livedoor.jp/nostalgia2015/archives/23951388.html

・・・・・・・・・・・・・・・
 紅野さん、こんにちは。確かにフジテレビはヤラセ問題が昔から頻発していました。フジテレビは昔は女子アナなどは給料が民放で一番高くて資金も潤沢だったようですが、今はもう見る影もないようです。人気が無くなったのは誰の目にも明らかなようです。
 確かに私がゴールデンタイムに見るのは月曜日は日テレの「有吉ゼミ(ヒロミの八王子リフォーム)」、水曜日は「突破ファイル」や「あいつ今何してる?!」、木曜日はTBS系の「プレバト」と「モニタリング」、金曜日は日テレの「沸騰ワード」やNHKの「チコちゃんに叱られる」だったりして、フジテレビの番組はまず見なくなりました。
 土日は、基本的に福島県のローカル局は「テレ東」ばかりを流しています。「アド街」「ニッポン行きたい人応援団」「出川の充電させてくれませんか」「Youは何しに日本へ?」「なんでも鑑定団」「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」「モヤさま」「緊急SOS池の水ぜんぶ抜きます」とかですね。フジテレビが入る余地は全くないです。
 

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