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2020年10月17日 (土)

またやらかしたフジテレビの撮影中の事故

 つい先日、フジテレビの凋落ぶりが著しいとの記事を掲載したばかりなのに、またしても撮影中の重大事故が起きた。

 私はフジテレビの番組制作側の基本姿勢やコンセプトが極めて危険な方向に向かっていると危惧している。現在、不定期の土曜日に放送されている「芸能人が考えたドッキリGP」も、いずれ近いうちにけが人や重体者、下手すると死者を出すのではないかと心配している。同局は昔から、芸人への扱いが粗悪で、厳しいことを強いることで悪名高いテレビ局だったが、その番組もレベルが低すぎる。釣りの最中にいきなり椅子ごと池に放り投げて池ポチャさせる企画は極めて危険で、打ち所が悪かったり、心臓に持病があったりした場合、心臓発作を起こし生死をさまような重大事故が発生すると予測できる。
 また、水に入ると溶ける水着を芸人などに着させて、他の面前で裸にさせて大恥をかかせたり、クイズと称して昔のウルトラクイズ張りに的に飛び込ませ、泥まみれにさせるような低俗な企画は、いじめを助長するものだし、21世紀の現代においては下品でお粗末すぎる内容だ。フジテレビから発注する制作会社は、良識を疑うし、善悪の判断もない。ウケればそれでいいくらいの感覚しか持ち合わせていないのかと思えてしまう。

 そして、また今回、重傷事故が起きた。「でんじろうのTHE 実験」という番組の撮影中、芸人コンビ「トレンディエンジェル」の斎藤さんに背骨骨折の重傷を負わせる大失態を演じた。安全に配慮を怠ったのはもちろん、安易な発想での企画だったことは間違いない。

 「お尻の下に敷いたエアバッグを作動させ、体が宙に浮くかどうか」という実験で、スタッフが試しにやったら、たいして浮かなかったことで「大丈夫だろう」くらいの安直な判断を下したことが、そもそもの事故の原因らしい。
 結果、背骨の圧迫骨折と右手首のねん挫で全治2~3か月の重傷。もしこの後、後遺症が残ったら誰が責任を負うのか?

 もとから、芸人は笑いをとってなんぼの軽率な発想がフジテレビの常套手段だった。かつての「ひょうきん族」や「いたずらウォッチング」
などもそんな雰囲気はあった。だから芸人への扱いは酷いものだった。
 そうした先行きを軽視した企画では、けが人が出ても釈明の余地などない。番組打ち切りになるのはもちろんだが、関係者が処分などの重大な責任を負わずして、新番組にしたところで、また同じ事故が発生するのは必至だ。

 フジテレビは今回の一件も、所属事務所に謝罪文を送っただけで幕引きを図ろうとしている。けがを負った本人は立場上、制作会社やテレビ局を訴える訳にはいかないだろう。
 そうしたら最後、番組に使ってもらえなくなる。そんな人の弱みに付け込むような酷い対応だと言わざるを得ない。

 制作会社はことの重大さの認識ができていない証拠で、本来ならば、慰謝料を支払い、本人に直接謝罪、そして番組の責任者であるプロデューサーとディレクターは辞職するくらいの処分が必要だ。もちろん、当然のことながら番組は打ち切りだ。そこまでしないと、また同じ事故が起きるだろう。

 私は、旧ブログで、テレビの撮影中に起きた死亡事故や重傷事故を記事にして掲載したことがあった。それほどふざけ半分でやっていると
しっぺ返しの代償も計り知れないのだ。

 Yahoo!掲載の記事に書かれてあった過去の事故について引用すると

 93年、香港の人気ロックバンド「BEYOND」のリードボーカル、黄家駒[ウォン・ガークイ](1962~1993)の痛ましい死亡事故は、日本だけでなく香港のファンもフジテレビに激しく抗議したことをご記憶の方もおられるだろう。
 この死亡事故のため、「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」(フジテレビ系列・1990~1993)は放送打ち切りとなった。

 95年には同じフジテレビが「とんねるずの生でダラダラいかせて!」では、スキージャンパーの秋元正博に脊椎損傷のけがを負わせた。

 01年の「とんねるずのみなさんのおかげでした!」(フジ)では、葛城ユキが第7胸椎骨折の怪我、そして03年のTBS「オールスター感謝祭」では次長課長の「河本準一」が左ろっ骨骨折の大怪我を負った。

 10年の「オレワンスペシャル」(フジ)では3人の芸人がいずれも骨折の事故。

 12年、同じくフジテレビの「とんねるずのみなさんのおかげでした」では、芸人コンビ「ず」んの「やす」が骨折の重傷

 これだけフジテレビだけでも死亡事故や重傷事故が発生している。なのに。まったく性懲りもなく、またしても同じようなおふざけ実験で、芸人が大怪我を負った。フジテレビは事の重大さを認識し、視聴者やファンに、社長が自ら出演し、お詫びを述べるくらいの姿勢が必要なのではないか?

 18年には「テレ朝」で「183村秘境旅~こんな田舎がアルか否か!?」で平野ノラが尾骶骨を骨折。

 日テレでは、「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」で俳優の佐野史郎が腰椎骨折の大けがを負った。

 これら重症事故の発生により、生放送ではないためにそのシーンの回は放送されず、すべてお蔵入りとなっており、映像は動画サイトにもアップされていない。
 以前は「めざましテレビ」の生放送で、災害時に高所から脱出する避難器具の体験リポートの最中に、フジテレビの菊間千乃アナが、マンションの5階(高さ13m)の窓から地上のマットの上に落下して腰椎を圧迫骨折し、全治3か月もの重傷事故が起きた。

 その模様はコチラ(閲覧注意)

 こんなことばかりやっていると、いずれ死者が出るのは間違いない。幸い菊間アナは大怪我を負ったものの、長いリハビリ生活の末に、職場復帰できた。その後、フジテレビを退社し、早稲田大学法学部卒の頭脳を生かし、大学院のロースクールで勉強を重ね、見事に司法試験に合格し、現在は弁護士として別の道を歩いている。

 私は台風接近時に現場から生中継で風雨の状況をリポートする記者やアナウンサーも危険に晒されていると思っている。暴風が吹き荒れている中に、敢えて取材で港や防波堤、あるいは増水する河川の近辺まで出向き、生々しい場面をカッパを着て生リポートさせるのはどうかと思う。

 フジテレビに限らず、お笑いを追求するあまり、一番肝心な安全対策をおろそかにすると、このような取り返しのつかない事故を招くということだ。同じようなことが繰り返し起きるのは、テレビ局や制作会社の慢心でしかない。ほとぼりがさめた頃、また起きる。過激な演出でしか視聴率が稼げないなら、そんな体たらくな番組はさっさと打ち切ったほうがいい。芸人を命の危険に晒しておきながら、よくもぬけぬけと同じ失態を繰り返すものだと感じる。前回の事故の教訓はまったく行かされていないし、旧態依然の安全対策が何もなされていない。

 フジ=バラエティのイメージを払しょくするため、すべての番組を改変するくらいの反省と意気込みが必要ではないのか?視聴率の低迷がすべてを言い表している。韓国ドラマもすぐ放送を中止し、世間に役立つような番組作りにシフトして貰いたい。でなければ、フジに明るい未来など訪れない。「鬼滅の刃」「サザエさん」「ポケモン」「ちびまる子ちゃん」「ONE PIECE」などのアニメでしか視聴率を取れないテレビ局の烙印を押されそうだ。

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コメント

フジテレビの問題は、地方系列局にも影響を及ぼしています。

福島テレビはポケモンや何でも鑑定団などのテレ東の番組が頼りです。

フジ系のデジモン(tverで視聴可能)をネットしないのは福テレの編成の都合ではないでしょうか。

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