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2020年9月 4日 (金)

めまぐるしいスポーツのルール改正

 スポーツの世界にタラレバは禁物だが、もしルールが改正され、多くの面で変更になった場合、スポーツ界はどう変わるか考えてみた。
 まずはこれまでのルール改正で衝撃を受けたものを列挙したい。
 
 1 バレーボール

  ① サイドアウト制からラリーポイント制になった。1セット25点 最終セットのみ15点 (1999年)
  ② バレーボールが6人制から7人制でリベロが生まれた。
  ③ 国際試合では、選手交代やタイムアウト、ビデオ判定の申告が「タブレッド」で行うようになった。

 2 バドミントン

  ラリーポイント制の導入 サーブ権の有無にかかわらずラリー勝ったほうがポイントが入るようになった。

 3 ボクシングが15回制から12回制になった。死亡する危険を回避

 4 陸上ではNIKEの魔法の靴で新記録連発

 5 野球

  ① 投球カウントがSBOからBSO式になった
  ② ホームベース上でのクロスプレーでは危険なプレーを回避
  ③ VR導入(塁上のアウトセーフ、ホームラン判定など)
  ④ NPBで130試合制から144試合制に(2020年は新型コロナの影響で120試合制)
  ⑤ セ・パ交流試合やCS制の導入  

 プロ野球のルール改正は凄まじい。ストライクゾーンやハーフスイング、ボーク判定、投手の二段モーション可能など。勝利打点などもいつからか消滅した。
 また、道具にも規制が多くなった。世界のホームラン王の王貞治選手の使用した圧縮バットも禁止、飛びすぎるボールも材質が変更された。選手のユニホームの長さも随分変わった。昔はストッキングが見えていたのに、今はスパイクが隠れるほど長くなった。背番号も「00」とか「01」などはもはや茶番でしかない。死球除けのためのヘルメットから伸びた顎をガードするギアが装備されたり、登板後の肩を冷やすアイシングもかなり進化した。めまぐるしく変わる中で、それに順応してプレーする選手は精神的に辛いのではないだろうか? 
 おそらくだが、今後は投手の球数制限が決まって、先発投手は100球以内とか、登板イニングによって、中何日空けるとか、より細かい制約が生まれそうだ。下手すると時間短縮のために延長戦は廃止などということもあるかもしれない。

 私が望むのは、才能がありながら出場機会にめぐまれない選手、つまり飼い殺しを解消するために、年度途中でもFAやトレードを推奨するように思う。また、球団数を現在の12球団ではなく、Jリーグのように、地方球団を増やし、セ・パ8球団ずつの16球団に増やして欲しい。例えば我が福島県なら、潤沢な資金を有する「ベニマル」や「東邦銀行」、「ゼビオスポーツ」あたりが出資して共同経営して欲しい。
 現実を考えれば、現在NPBの球団があるのは、札幌、仙台、埼玉、千葉、東京(2球団)、横浜、名古屋、大阪(2球団)、広島、福岡だ。
あと4つは野球が盛んで高校野球にも強豪チームが多い地域に設けてほしい。例えば四国に1球団、大阪以外の近畿に1球団(奈良か和歌山)、星稜や敦賀気比などの強豪がある石川か福井の北陸に1球団、沖縄に1球団という具合だ。雪や暑さ対策としてドーム球場や室内練習場を建設できれば問題はなさそうだ。

 ルール改正ではないが、最近、野球が劇的に変わった。そのひとつが2番バッターの役割。昔なら、1番打者は俊足功打で、出塁することが主な役割。2番打者はV9時代の土井のように、バントが得意で小技が利く打者と相場が決まっていた。ところが、ここ2~3年、チームの主力、しかも長距離打者、いわゆるパワーヒッターが担うようになった。ヤクルトだったら山田哲人、巨人は坂本というようにだ。個人的にはこの戦略は気に入らない。おそらくは少しでも多く打席が回ってくるようにという考えからだろうが、やはり先制点をもぎとるには、プレイボール直後の投手がまだ本調子を出す前に、先頭打者が塁に出て、1死二塁という場面を作り、クリーンアップに繋ぐという野球が堅実で良い。そのほうが得点する確率は高いと思う。2番に強打者を置いてしまうと、下位打線が雑になる。投手は気持ち的に楽で、手を抜ける印象を与える。切れ目のない、相手に脅威を与える打線編成は、やはり2番は巨人でいえば、吉川尚あたりが適任だと思う。

 6 競泳

  ① レーザーレーサーが廃止になった(北京五輪以降)

 7 柔道

  ① カラー柔道着(1998年から)
      ② カラー畳
  ③ 「効果」がなくなった。さらに2017年からは「有効」も無くなり、「一本」と「技あり」だけになった。
  ④ 旗判定が無くなり、延長では、先にポイントを取った者が勝者
  ⑤ 指導による反則負けは4回から3回に変更
  ⑥ 技あり2つで1本となる「合わせ技1本」が廃止
  ⑦ 試合時間が男女ともに4分間に変更 (以前は男子が5分間だった)

 8 スキージャンプ

  ① 時々刻々の風量に応じて採点上プラスマイナスの調整を行う
  ② 自分の判断でスタート台を下げたり上げたりできるようになった
  ③ 使用板が自分の身長プラス何センチという規定が設けられた。小柄な日本選手には不利な改正

 9 ゴルフ

  ① ロストボールを探す時間が5分から3分に短縮
  ② グリーンのデコボコを自由に直してOK
  ③ バンカーや池で、落ち葉や枝など固定されていないものは移動させてOKに
  ④ グリーン上でパットする際、カップからの距離に関係なく、準備ができた人から打って良し

10 陸上競技

  ① リレーのテイクオーバーゾーンが20mから30mに
  ② フライングによる失格を1人2回目ではなく全体の2回目に厳格化 現在は一発で失格

11 ビデオ判定

 野球だけでなく、バレーボール(アウト・インやタッチネット・ワンタッチなど)、サッカー、テニスにも導入

12 フィギュアスケート

 採点方式が大幅に変更 後半のジャンプを1.1倍で採点

13 バスケットボール

 30秒ルールが2001年からは国際バスケットボール連盟の規定によって24秒に変更

14 サッカー

 かつてはサドンデス方式と言い、延長戦ではどちらかが先にゴールを決めた時点で勝敗が決まった。サドンデスという言葉は「突然の死」を意味し、縁起が悪いとJリーグでは「ゴールデンゴール方式」とか「Vゴール」という名称に変わった。

 しかし、今は、延長戦でも前半後半が終了した時点でリードしていたチームが勝者となります。

 ほかにも体操では、離れ業が年々進化し、それに伴い、基礎点などが設定され、10点満点の採点方式は廃止された。現在はH難度まで業が進化した。

 7人制ラグビーの導入も目新しい。

 そして異色なのは、モータースポーツのF1で、ピットインした際、昔ならよく見られた給油だが、現在はタイヤ交換は出来るが、給油は禁止となった。

 何かルール改正は誰のためにやるのか疑問だらけだ。選手がけがをしないとか、危険を回避するために行うのだが、どうやらテレビ中継の影響が大きいような気がする。視聴者にわかりやすいように改正、あるいは変更するなら理解できるが、テレビやメディアの都合で勝手に改正されている印象を受ける。
 それは、競泳やボクシングの選手入場がド派手になり、まるでプロレスやK-1のようなショー的要素が年々色濃くなっている。

 高校の県大会レベルでも、入場する選手はレーン順ではなく、予選の結果の1位が最後に登場するし、福島県では地区大会から、選手入場をビデオカメラで撮影し、会場内のオーロラビジョンで写し、さらには選手の名前も表示するからどこか常識外れだ。
 

 では最後に、私の私案だが、もしもルール改正でこんな風に変更になったらというテーマで記事を書きたい。
 
 1 ドラフト制度撤廃(自由契約)

 最近の選手はFA制度導入やメジャー志向などにより、結構現実的で、地元の球団や活躍機会があれば、特定の球団にしがみ  つくようなことは少なくなった。

 かつての江川や元木、長野、菅野のような何が何でも巨人でなければ契約しないと言い張ったり、浪人までする選手はいなくなった。

 昔は巨人と言えないまでも「在京セ・リーグ」の球団を希望するというように、多少言葉を濁す傾向があった。そうしないと、運よく巨人に入れたとしても、他球団から目の敵にされたからだ。

 2 テニス
  
 わかりづらい得点計算 1ゲームのポイントの数え方が 15→30→40→50 これを1234点にできないのか? 

 非常にわかりづらい。テニスは英国発祥なので伝統と格式を重んじるため、ルール改正は容易ではない。

 3 卓球や一部のバドミントンの大会では、競技人口が多く、一大会への参加人数も膨大になることから、事前に大会等の成績で積み上げた

 個々のポイントを考慮し、予めシードを設け、強豪選手は予選免除となっている。

 他の選手は予選トーナメントの山を5~6回勝ち進み、苦労してやっとそのシード選手と対戦する本戦のトーナメントにたどり着く。結果、予選を免除され、体力を温存しているシード選手には歯が立たない。おそらく、強い選手が予選から登場し、アキレス腱断裂などの怪我のリスクを回避させたいという意向が大きいと思う。やはりここは同じ土俵で戦うべきだ。

 4 相撲
   
 ご存知、日本の国技である。現在は営業目的なのか、年間、本場所は6場所制をとっている。東京の両国国技館で3回(1月の初場所・   

 5月の夏場所・9月秋場所)、3月に大阪で春場所、7月の名古屋場所、そして11月の九州場所だ。しかもこれ以外にも地方巡業があったり、しょっきりやトーナメント戦などでお馴染みの福祉大相撲のイベントもある。かなりの重労働だ。

 しかも本場所は、ひと場所あたり15日間あるため、実質は2月に一度ではなく、一か月半にひと場所実施と過密日程だ。

 大相撲は100kgを越える巨漢の力士がぶつかり合うため、特に下半身(脚やひざなど)の故障や怪我が多い。あの大きなお腹の重さ<を支える下半身への負担は半端ない。よって大相撲中継を見ていても大部分の力士は膝や肘にサポーターを巻いて取組に臨んでいる。それに場所中3~4人、多いときは6~7人も休場しているのが現状だ。

 私は稽古を重視し、十分な調整を行った上で本場所に臨むべきだと考える。よって、現在の6場所制は負担が大きく、4場所制くらいが妥当ではないかと考えている。つまり、本場所は3か月に1回、1月、4月、7月、10月で良いのではないか?

 物足りないというなら、地方巡業を増やせばいい。かつてはハワイやアメリカ本土に乗り込み、日本の大相撲をPRした時代もあった。

 また、これだけ災害が多くなっている日本において、力持ちで体力がありあまるほどの力士たちに、ボランティア体験をさせてほしい。

 洪水で家財道具などを流された復旧現場で、力仕事をするだけでも、相当な運動量になると思う。そして被災者を元気づけることで相撲ファンも増えると思う。

 恥ずかしながら、私は最近似たようなスポーツが多くて、区別がつかないものがある。

 グランドゴルフとパターゴルフとゲートボール

 クリケットとラクロス 実はマイナーに見えてクリケットは世界2位の競技人口を誇る ラクロスは大学生に大人気

  フットサルとサッカー
  ポロと馬術
  弓道とアーチェリー
  ロッククライミングとボルタリング
  バスケットボールとポートボール
  パデルとスカッシュ
  セパタクローとカバディ
  ムエタイとキックボクシング
  登山とワンダーフォーゲル

 わかる人にはわかるだろうが、関心がなかったり、その存在すら知らない者にとっては雲をつかむような話だ。

 それと同様で、スポーツのルールも知らないうちに変更されているケースが多い。かつてラグビーはルールが難しくて、大学ラグビーを除いては、テレビ放送も少ないし、スタジアム観戦者も少なかった。それがワールドカップでの日本代表の活躍で状況は大きく変わった。

 今年は残念ながら東京オリンピック・パラリンピックが延期されたが、来年はスポーツ一色になることは必然。ぜひ、ルール改正にも目を配り、ルールを知った上で観戦すると見ごたえもまた変わるに違いない。

    

 

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