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2020年9月23日 (水)

私が考えるプロ野球改革案

 以前、当ブログで提唱したが、プロ野球の球団数を現在の12球団から16球団制にするよう訴えた(詳しくはコチラ)が、それ以外にも改革してほしい部分は多々ある。今日は、持論だが、半世紀以上もプロ野球を愛し、見届けて来た私が考える生き残り案ともいうべき改革案を提示したい。

 1 CSは無くすか大幅に内容を変えるべき

 クライマックスシリーズ(CS)は、長いペナントレースで、各リーグともに3位以内にその出場機会が得られることを目的とし、勝ち抜けば各リーグの代表として日本シリーズへの出場権が獲得できるシステムだ。

 私はCSが出来た時点でこれはプロ野球史上に残る最大の改悪で、ペナントレースを行う意味が薄れてしまう危機感を抱いた。案の定、初期の導入段階では、2位の中日がシーズン優勝した巨人を倒し、下克上で日本シリーズに進出したことがあった。その後、見直され、シーズン優勝チームにはアドバンテージとして、1勝を与えられることになったが、私はこれも不十分だと思う。現行では6戦のうち、先に4勝したチームが日本シリーズ進出する運びとなる。つまり、ペナントを制したチームは、3勝でOKなのだが、私は143試合(今年は120試合)を戦い抜いた末のたった1勝のアドバンテージでは少なすぎると見ている。

 そこで、私の改革案は2つある。

1つ目は、2位以下とのゲーム差に応じて勝ち星を変える。

 2位に6ゲーム以上の差があれば、CS自体を実施しない。

 2位に3ゲーム差以内なら優勝チームに1勝
 2位に4~5ゲーム差なら優勝チームに2勝

 そうすれば、よほどのことがない限り、順位がひっくり返ることはない。それほどレギュラーシーズンを重要視してほしいのだ。

2つ目は、優勝チームと2位・3位との直接対決のゲーム差でアドバンテージを設ける。

 第2ステージ(ファイナル)に進出したチームとレギュラーシーズン優勝したチームの直接対決の勝敗に応じてアドバンテージに差を設ける案

 優勝チームより直接対決が上回っている場合→優勝チームに1勝のアドバンテージ
 優勝チームが上回っている場合→優勝チームに2勝のアドバンテージ(この場合、下克上には5戦制を4勝1敗でいかなければならない)
  
 百歩譲ってこのように改めてほしい。できればこういう収益面を最優先した主催者側のご都合主義での興行はやめてほしいと思う。日本シリーズ」だけで十分だ。でなければ過密日程でフルシーズン戦った選手の疲労が蓄積し、負傷したり故障する選手が続出する。やはり144試合戦った後は、十分な休養と体のケアが必要だろうと思う。

 2 シーズン途中、2軍選手を対象にレンタル移籍の制度を

 いくらファームで好成績を残しても1軍に呼ばれない選手がいる。飼い殺しほどもったいないことはない。選手層が厚いチームほど「飼い殺し」の傾向が色濃い。 
 サッカーのJリーグや海外のサッカークラブに認められている期限付きのレンタル移籍。私はNPBでもこの制度を導入すべきだ。実力がありながら、2軍にいつまでも置いてくすぶっているのは実にもったいない。一定期間でも他のチームに移籍し、出場機会を与えほうが本人にとって大いにプラスになる。特にプロの場合、成績が直接年俸などの給料に直結する。2軍と1軍の年俸の差は大きい。
 私は、他球団に放出して活躍されたらかなわないと思うのは愚の骨頂で、それならなぜ自分のチームで使わなかったのかと逆に聞きたい。私はレンタル移籍は、交流戦が終わった直後で、他リーグのチームに限定すれば、所属チームにとってはデメリットはない気がする。しかも期間はレギュラーシーズン終了までで、CSや日本シリーズはレンタル移籍前のチームのメンバーとして出場させる。

 例えば、捕手が足りなくなるなどファームの選手が不足するというなら、レンタル移籍が可能な選手は1チーム3名以内とかすればいい。もしかすると、所属チームで、まもなく1軍に上げようと育てていた選手は1チーム5名までのプロテクト制度を設け、それを外れた選手は他チームからの指名で、本人にも移籍の希望があれば、無条件で一定期間の移籍を認める。

 3 毎年、日本シリーズ優勝チームと台湾プロ野球優勝チームでアジアシリーズを開催せよ

 何かといちゃもんや批判三昧の韓国プロ野球は最初から除外し、毎年、日本シリーズが終了した一週間後の11月頃に、日本と台湾の優勝チーム同士による「アジアシリーズ」を開催してほしい。5回戦制で先に3勝したチームがアジアチャンピオンとなる。
 前回は、メジャーや台湾との交流戦を考えたが、チーム数が全く異なるため、それは現実的ではないと悟り、であるならば、ぜひ狭い範囲で、距離が近い、さらには好日家の多い、台湾プロ野球とのアジアNo.1を決めるアジアシリーズが開催できないかという代案である。

 7回戦制なら長いが、5回戦制なら開催期間も一週間かからないで出来そうだ。選手の負担も少ない。隔年で開催場所を日本と台湾で交互に実施すればよい。台湾にはドーム球場はないが、11月開催であっても台湾は温暖なのでナイターでも開催可能だし、日本で実施する年は、極力ドーム球場で実施する。例えばロッテが優勝したら、本拠地(千葉)に近い東京ドームを間借りして実施する。

 もしそれも難しいなら日本代表と台湾代表同士のオールスター戦を3回戦制で開催したらどうか。スポーツを通じた日台交流は何より大切で、ただでさえ、台湾は中国共産党の占領の脅威に晒されている。日本は台湾との交流を深め、中国をけん制するとともに、スポーツ交流を定期的に行うことが必要だと思う。何せ70年前までは日本だったのだから。 


 4 有能な選手のMLB流出を食い止めるには年俸アップしかない?

 田中将大はヤンキースと7年168億円契約をしている。天文学的数字で、年俸は約24億円だ。。日本ではまずこのようなことはまず起きない。さすがエンターテイメントの国だ。桁が違いすぎる。
 それにしてもこんなに稼いでどうするのか?イチローも松井ももう一生遊んで暮らせるだけの財を築いている。どうやっても一生かけても使いきれないほどの収入を得ている。たぶん、サラリーマンの生涯収入が約2億円なのだから、日本球界時代を含めれば、その100倍以上もすでに稼いでいることは否定しようのない事実だ。
 過去、日本球界の最高額が巨人阿部の6億円だったことを考えても、田中投手はその4倍増。それを考えれば、黒田投手のように広島への義理を通し、「男気」で年俸が大幅減になることを承知で日本球界に復帰する選手はまずいないだろう。
 戻ってくるとしたら、チャレンジに失敗し、契約不履行や実力不足で解雇になり、やむを得ず日本球界に復帰する場合だ。しかしながら、やはり優秀な人材がファンの期待を裏切ってまでアメリカに挑戦し流れていくのは忍びない。食い止めるためにはやはり同額とまでは行かなくても、日本でも年俸10億円を超える選手を出すしか方法はないだろう。食生活も言葉も違う国で成功するのは実際に難しい。才能がありながら、数年の3A生活で結果を出せずに戻って来た選手も数多い。現に今年の日本人メジャーを見渡しても、ダルビッシュや前田、田中などの投手はそこそこ頑張っているが、秋山、大谷、筒香などの打者は、日本では超一流だったが、打率がいずれも1割台と低迷している。やはりボール自体も違うし、球場も広いし、何よりメジャーの投手が豪腕投手が多く、なかなか外野を超える打球を打つことは至難の業となっている。

 過去も西岡、田中、中島、青木などの日本球界を代表する好打者もメジャーを目指したが、常時レギュラーに定着した訳でもないし、なかなか結果を出せなかった。野手では松井秀、田口、イチロー、城嶋、松井稼がそこそこ実績を残したくらいではないのか・・・。


 5 監督は楽ではない。選手並みの年俸を与えるべきでは・・・。

 今年、巨人がセ・リーグをぶっちぎっている。その最大の勝因は原監督の名采配にあるのは一目瞭然。3割打者がゼロという状態で、普通なら相当のマジック使いでなければ2位以下に10ゲーム近い差をつけられない。しかも今年、シーズン半ばにして巨人の監督ではあのV9監督だった川上哲治氏を超え、歴代監督トップに君臨する名監督になった。
 しかし、選手が年俸5億円などと景気の良い話題が出る中、監督やコーチはわき役的な位置づけで、あの長嶋監督でさえ、年俸は2億円程度だった。場合によっては年俸5千万円未満の監督コーチはざらにいる。一般的なプロ野球の監督の年俸の相場は7~8,000万円程度らしい。
 昨年、4年振りに復帰した早々にリーグ優勝を成し遂げた原監督は3億円の年俸を勝ち取ったが、就任以来、12年間で8度のリーグ優勝を果たし、Bクラスはたったの1度という好成績を残していながら、2015年の原監督の年俸は1億6千万円ほどだった。これほどの優勝請負監督であれば、年俸5億円を払ってでもどこの球団も招聘したい筈だ。
 しかし、巨人一筋で誰よりも「巨人愛」の強い原さんが他球団の監督を引き受ける筈などないが・・・。もし球団に裏切られたとか、我が子に愛のムチの腹積もりで、かつての「星一徹」のように他球団の監督を務めれば面白いのだが・・・。
 これで例えば今季最下位に甘んじているヤクルトの監督を引き受け、翌年優勝に導いたとしたら、名監督という器に収まらず、大監督になるだろう。私はソフトバンクの工藤監督も名監督の部類に達しつつあると見ている。

 監督は成績が振るわなければ、シーズン途中であっても休養(事実上の解雇)もあり得る厳しい世界で、生活を賭けて引き受けている筈だ。
決して楽な職業ではないし、ファンの期待は想像以上で、時には罵声を浴びせられてり、批判の的になる。大変なプレッシャーとの戦いを強い

られる。あの星野監督も阪神の監督時代、優勝させた直後の甲子園球場でのインタビューで、まず口をついて出た言葉が「あ~しんどかった」だった。その後、楽天を初の日本一に導いたが、長年の苦労が祟って、大病を患い、早くして亡くなったのは周知の事実だ。

 それほど重圧に耐えて、矢面に立って采配をふるっているのだから、やはりせめて選手並みの給料は当然だと思う。

 また、コーチであっても、たとえば今季の巨人について、あれほど打線が貧打にもかかわらず、ぶっちぎりの首位を独走しているのは、盤石

な投手陣にある。その礎を築いた宮本和知投手コーチには大幅増をお願いしたい。今季の彼の年俸は2~3000万の間らしい。ファームの選手と大差ないのは可哀相すぎる。私は選手を育てる側のコーチや監督はもっと優遇されて然るべきだと思う。でなければ、誰も好きこのんで負ければファンから叩かれる監督など誰が引き受けたいと思うだろうか?

 6 FA制度にも上限を設けるべき

 プロ志望届を出した選手だけがドラフト会議で指名される権利を有するが、入団を希望する選手は、自由に球団を選べない。プロ野球選手に

なりたければ球界の掟に従えという一方的な野球協約である。その現状を打破するために或る一定期間、指名された球団で過ごせば、FAの権利を獲得し、他球団に移籍が認められるシステムだ。これはある意味合理的で、FA制度があるから好きでもなかった球団で実績を残し、やっと権利を行使して元から希望していた球団への道が開かれる。

 私は、選手が我慢してやっと勝ち取った権利なのだから、そのチームへの愛や応戦してくれたファンへの裏切り行為などと考えないで、正々堂々と権利を行使すべきだと考えている、今の世の中、「是が非でも巨人に行きたい」と駄々をこねたり、「〇〇以外の指名なら野球留年します」とかノンプロに行き、次の指名を待つなどという選手はいなくなった。それは選手会が交渉を重ねた末に経営者たちにFAを認めさせた賜物だ。

 しかしながら、節度も必要で、潤沢な財政状態にあるチームだけが、他球団が手塩にかけて育てた選手を根こそぎ持っていくというのはやはり心情的にも道徳的にもいただけない。そこで、見返りの移籍の人的補償としてプロテクトを外れた選手から自由に選手を獲得できる制度が生まれたが、私はそれでも不公平で、同じ年俸になるように、選手+金銭にすべきだし、また声を大にしたいのは、1シーズンでFA獲得できる選手は、1チーム当たり2名までというように上限を設けないと、国内FA宣言した選手を特定の球団が金に物言わせて複数強奪する事態を招きかねない。

 FAで移籍する選手と言うのは、実績のあるベテラン選手が多い。よって経験年数もある程度経過し、選手としてピークを過ぎているケースが
多い。だから移籍後、移籍前の成績を残すことは考えにくい。大枚をはたいたが、期待外れに終わったという場合も多い。特にリーグが変われば対戦する投手や打者の癖も知らない。ゼロからのスタートとなり、移籍前年の成績を上回るのはまず難しいだろう。

 特に巨人は昔から実績十分のベテラン選手や他チームの主砲(4番)ばかりを集めて失敗した。マルチネス(西武)・李(ロッテ)・清原(西武)・石井(近鉄)・江藤(広島)・小笠原(日ハム)・村田(横浜)などがそうで、数年は頑張ったが、最終的には他球団への放出や引退に追い込まれた。投手でも川口(広島)・屋敷(横浜)・前田(ロッテ)・藤井(ヤクルト)・豊田(西武)・マイケル中村(日ハム)・工藤(ダイエー)・杉内(ソフトバンク)らを獲得したが、やはり前球団の実績のほうが良かった。

 外国人のラミレス、ペタジーニ、ローズなどはそこそこ働いたと思うが、やはり他球団の実績は超えていない。小久保は入団の経緯がFAではなかったので割愛したい。

 やはり若手の選手を大事に育てるという方針が大切で、特に広島などはそうした傾向が強い。財政的に厳しい分、選手を大事にしている印象がある。
 
 さて、今回の記事のまとめに入るが、はっきり言って、20世紀から比べるとプロ野球の人気は低下した。魅力がない。それが証拠にかつて
はドル箱だった巨人戦の中継が、視聴率激減によって、BSなどに転嫁された。中には巨人戦の中継をやらない日まで出て来た。

 一家団欒の19時~20時台のテレビはお父さんがビールを飲みながらプロ野球観戦というのが日常の風景だったのに、いまやそれがスマホの普及や音楽や動画サイトの登場で、家庭生活も随分と様変わりした。

 その要因は、ひとつは目まぐるしく毎年変更されるルール改正、そして2つ目は有能な才能の海外流出。メジャーに渡れば、イチローのよう

な例はあったが、日本代表として選出されることはまずない。田中、ダルビッシュ、大谷、菊池などは日本球界に復帰でもしない限り、WBCやオリンピックなどの国際試合での活躍する姿を拝むことはあり得ない。

 日本プロ野球(NPB)低迷の原因をピックアップしたが、もちろんそれだけにはとどまらないし、他の要因もある。やはりスポ―ツも政治と同じで、「改革なくして進歩なし」で、旧態依然の古い体質では何も変わらない。ぜひコミッショナーや両リーグ会長は観客を球場に呼び戻し、プロ野球人気を獲得し、かつての輝きを取り戻してほしい。プロ野球の復権を心から願う。

 

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