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2020年9月14日 (月)

記憶に残るドラマの名セリフ

 最近、ドラマは人気が無い。特にラブストーリーは視聴率を稼げなくなっている。しかも30年前のバブル時代は、フジテレビが月9などでひとり天下状態だったのだが、今やその凋落ぶりは著しく、見る影もない。毎週の視聴率調査で、フジテレビの番組がトップ20位にひとつもランクされていない日がザラにあるほど、その低迷ぶりは悲惨と言わざるを得ない。
 私などは20代にバブル景気を経験した人間なので、恋愛ドラマをバイブルにしていたほどだ。男性は吉田栄作、加勢大周、豊川悦司、柳葉敏郎、織田裕二などが主役を張り、女性は浅野温子、鈴木保奈美、鶴田真由、石田ゆり子などがマドンナ役に君臨していた。
 そんなドラマが隆盛を極めていた時代にあって、心に残るような名セリフが数多く生まれた。もちろんそれは、役者の力ではなく、脚本家の感性の賜物だと認識しているが、それを役者の口を借りて出させ、流行語にまで仕立て上げるのは並みの才能で出来ない。
 では、私がこれまで見て来たドラマの中で、印象に残っているフレーズをピックアップしてみたい。

 「僕は死にましぇ〜ん。あなたが好きだから。」

 武田鉄矢が演じた中年男性が、浅野温子が扮した長い黒髪の絶世の美女に恋をする悲しい物語「101回目のプロポーズ」。1991年7月にフジテレビで放送された名作ドラマ。自分の覚悟が本物であることを証明するために、大型ダンプの前に飛び出し、すんでのところで急停止。そこで飛び出したのが、ドラマ史上に残るその名セリフだった。CHAGE&飛鳥が歌う「Say yes」も大ヒットした。

 「カ〜ンチ、SEXしよう」

 1991年1月から放送され、若者を中心に大反響、さらには社会現象をもたらしたのがトレンディドラマの「東京ラブストーリー」。番組放送中の月9の時間帯は街から若い女性が姿を消したとも言われた。

 鈴木保奈美が演じた自由奔放な都会の女性、赤名リカが、劇中に織田裕二扮する地方出身で純朴な青年、永尾完治に向かって発したセリフに世間はザワついた。当時、女性から男性に声高に言えるようなセリフではなく、新しい恋愛のスタイルを感じさせた、まさに衝撃的なひと言だった。

 「オレじゃダメか?」

  若者たちの生き様や友情、恋愛模様、大人になることの葛藤などを描いた「あすなろ白書」。当時駆け出しだった木村拓哉を一気にスターに押し上げた名セリフがこる。掛井保に失恋した「なるみ」(石田ひかり)を慰めようと、密かに想いを寄せていた取手治役の彼がバックハグして告白する演出に、世の女性は胸をキュンキュンさせた。このハグは「あすなろ抱き」と称され、カップルの間で大流行し、必須アイテムになった。
 このドラマは1993年10月から、やはりフジテレビの月9で放送され、最終話は31.9%の高視聴率を記録した。主題歌を歌う藤井フミヤの「TRUE LOVE」も大ヒットした。

  「子どもが食べてる途中でしょうが。」

    フジテレビの20年間に渡り放送され「北の国から」。主人公の黒板五郎ヤクルトの田中邦衛と2人の子どもたち、純と蛍が織りなす壮大な人間ドラマ。連ドラ終了後も、断続的に続編が制作された。

 その「84年夏」で、富良野のへそ祭りの帰り、家族3人で立ち寄った食堂で、閉店時間を気にする女性店員が、まだ食事途中の子どものラーメンの器を下げようとした。そこで有名なセリフが生まれた。この放送から36年も経過しているのに、人々の記憶に焼き付いている。

 「実に面白い」

  福山雅治主演のドラマ「ガリレオ」は東野圭吾の推理小説が原作。2007年10月からの第一シリーズが好評だったため、このドラマはシリーズ化された。大学の准教授の湯川学が新人女性刑事・内海薫(柴咲コウ)の依頼を受けて、明晰な頭脳で事件のさなかに起きる超常現象を解き明かして事件を解決する。
 持ち込まれた事件に興味を示した時の口癖は、「実に面白い」「実に興味深い」。また、未解明な事象に遭遇した際には突如笑い出し、突如真顔になって「さっぱり分からない」と言う。この「実に面白い」はメガネに縦に指をあてて話す決めゼリフで、お笑い芸人がこぞってものまねに興じた。

 「承知しました。」

 無表情で決して笑わない家政婦のミタ役を松嶋菜々子が演じ、当時、驚異の視聴率40%超えを達成した「家政婦のミタ」。最終話でミタさんが笑わなくなった壮絶過ぎる過去の体験に、誰もが驚き、そして涙した。白川由美、長谷川博己、忽那汐里、本田望結などのキャスティングも良かった。

 「夢にときめけ、明日にきらめけ!」

 ご存知、2008年放送の平成のスポ根ドラマの「LOOKIES」(TBS)の中で、川藤幸一役の佐藤隆太が野球の監督を務める不良チーム(目黒川高校)の中で出た名セリフ。市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫。桐谷健太など、今考えればそうそうたるメンバーが出演していた。主題歌のGReeeeNの「キセキ」が感動を呼んだ。大好評につき、映画化もされた。今から12年も経っているとは驚きだ。

 「お嬢様の目は節穴でございますか?」

 こちらは櫻井翔が執事・影山役を演じた「謎解きはディナーのあとで」でお嬢様役の宝生麗子役の北川景子に向かって蔑むように放ったセリフ。このドラマは震災が起きた年(2011年)の10月にフジテレビ系列で放送された。

 「月に代わってお仕置きよ!」

 こちらは「美少女戦士セーラームーン」でお馴染みのセリフ。実写版にはあの北川景子が「マーズ」という美少女戦士役で出演し、お色気たっぷりのアクションシーンを披露した。もちろんアニメがメインだが、ちびっ子に愛されたこの作品で、悪役をやっつける際に、可愛らしく「お仕置きよ」などと軽いノリで言い放つあたりは、少年少女への配慮が感じられた。
 ちなみにアニメ版は1992年から1997年にの5年に渡って放送された。北川景子、泉里香、沢井美優が出演して話題になった実写版は2003年に放送された。つまり、もう17年も前の作品ということになる。

  その他、流行語にまでなったドラマのセリフ・名言

 「同情するなら金をくれ」

 1994年に日本テレビ系列で放送された問題作のドラマ。家庭内暴力を受けている小学生の少女が、理不尽な環境の中でも困難に負けずに生きていく様を描いた物語。当時12歳だった安達祐実の出世作としても知られている。特に「同情するなら金をくれ!」という劇中の台詞が新語・流行語大賞に選ばれるほどのブームとなった。その一方で後述のように過激な暴力・いじめのシーンが批判の対象となり、内容が社会的議論も巻き起こした。菅井きんの強烈でインパクトのある役も話題になる。シリーズ第1作は平均視聴率24.7%、最高視聴率37.2%(最終話)を記録する大ヒットとなり、さらにシリーズ第2作も引き続き人気を保ち平均視聴率22.5%、最高視聴率31.5%(最終話)を記録している

 「やられたらやり返す。倍返しだ!」

 現在、続編が放送中の「半沢直樹」で登場し、流行語になった名セリフ。

 「下町ロケット」で生まれた佃航平が放った名言は・・・

 「難しいからこそ、やる価値があるんだ。 どんな難問にも、必ず答えはある。 ...」   
 「
金のことしか考えられなくなったら、そこに技術の進歩はありません。 ... 」
   「
たとえこの裁判に負けたとしても、 ナカシマに特許を奪われたとしても、屁でもありません。培ってきた技術力だけは奪えない!」
  

 さて、今日の記事は、私がよく見ていたドラマで誕生した名セリフを集めてみた。今考えれば、そのドラマを代表するようなインパクトのある言葉の数々だった。妙に記憶に残ったり、社会風刺や解決困難な問題点を鋭く指摘しているものもあった。

 

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