2020年10月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ

« 勝手にお似合いのタレントをくっつけてみた! | トップページ | 郡山市北部エリアの違反多発スポット »

2020年8月27日 (木)

郡山の「市街地再開発活性化事業」が再び動き出す?!

  「三大巨大廃病院のひとつが複合施設に」

 以前、当ブログで何度か指摘した内容だが、満を持して郡山駅前の再開発事業に、文字通りメスが入った。都市開発を手掛ける大手の「野村不動産」の資本が入り、長らく廃墟状態だった「寿泉堂病院」の跡地利用が決まった。なんと、階下に同病院の「健診センター」を備えた、高さ73メートルの20階建て高層マンションを含む複合施設を建設するというのだ。おまけに駐車スペースを確保するために170台も収容できるタワーパーキングを隣接するようだ。現在の高層ビルの本院と合わせ、駅前に「寿泉堂病院」系列の一大施設が誕生することとなる。

Jyusendou

 現在廃墟となっている旧病院を2021年度中に解体し、高層ビルを建設して2024年の完成を目指すという。マンションは駅前の一等地で、郡山駅まで徒歩3分の好立地。しかも150戸も居室を確保するようだ。もちろんシングル者向けのマンションではないので、家族世帯が同居し、おそらくは500人以上がそこに住むことになる。もはやちょっとしたコミュニティだ。

 現在、うすい百貨店に隣接する24階建てのメディカルサポート付きマンションの「シティタワー郡山」(住友不動産・78戸・高さ93m・総床面積2万9,325㎡・1~11階が病院で12階~24階がマンション部分)よりも居室数は倍の規模となるようだ。 

Jyusendou2

 しかしながら、総合病院の跡地利用には大きな課題がある。いくら解体し、一度は更地にして建て替えるとは言っても、病院、ましてや巨大病院だった場所では、多くの患者が死んでいる。まして1887年開院で、133年もの歴史を持ち、なおかつ救急指定病院でもあった「寿泉堂総合病院」ならばなおさらで、おそらくは数千人規模で人が亡くなっていることは明白だ。

 そこに新しくビルを建て替えたところで、俗にいうこの世に未練を残し、成仏できない霊が浮遊していたり、あるいは地縛霊として、同じ場所に居座り続けることになる。霊感が強い方なら、何かしらの心霊体験をするのではないか?

 しかも、再開発がよりによってマンションとは・・・。開いた口がふさがらない。このような例は、なぜか郡山市にはよくあることで、かつて「本田記念循環器病院」だった並木の場所は、マンションが建ち、また同様に虎丸町にあった「室塚医院」もまた、高層マンションと化している。

 そこに暮らす方々は、ちゃんと熟睡できているのか?夜中にふと目を覚ました時に、霊が見えたりしないのか?思いもよらぬ金縛りに遭うことなどないのだろうか?気味が悪くて私なら絶対に住まない。

 現に人がたくさん亡くなった場所では何かしらの超常現象が起きている。当ブログで何度も書いているが、平成2年まで美術館通りにあった「薬師堂火葬場」付近では、高齢者が立て続けに3人、信号のない交通量の激しい道路を無理やり横断中、車に撥ねられて亡くなっている。私には死霊が招いているように思えてならないのだ。

 これ以上波風立てると、実際にそこに居住を希望している方を不安がらせることになるのでこれくらいにするが、最近話題の「事故物件」ではないが、その場所が以前はどんな場所で、誰が住んでいたかをよくよく調べておかないと、あとあと後悔することになる。自分は大丈夫でも家族が酷い目に遭うことも十分あるのだ。普通に考えても分譲マンションは高い買い物なので、立地条件だけで飛びつかず、多角的に考慮した上で購入を検討してほしいものだ。 

 この計画が大々的に発表されたので、残るふたつの巨大廃院の解体にも弾みがつくかもしれない。そのふたつとは中町の「太田記念病院」と大町の「星総合病院」だ。解体費用だけで数十億円かかるとも言われ、なかなか工事に着手できないでいる。

Ohtakinen

 昨年12月掲載の「日本経済新聞」によれば、一時「旧星総合病院」は隣りに建つ「日通郡山支店」が移転するため用地買収に名乗りを挙げたが、現在はその計画も暗礁に乗り上げているようだ。やはり巨大病院の跡地は再利用が難しいのだ。

Img_1113

 「郡山市中心市街地機能活性化ビジョンって何だ?」

 ところで、郡山市の公式ホームページをのぞくと、「郡山市中心市街地機能活性化ビジョン」という都市計画があって、それによれば、なんと第5次計画まで存在している。どこまで実現できるかは不透明だが、計画がなされている以上、予算との兼ね合いだけで、実現を目指していくことには間違いない。
 そのHPはこちら⇒ https://www.city.koriyama.lg.jp/shiseijoho/toshiseibi/4/17255.html

 これによると平成31年(2019年)から令和7年(2025年)までの7か年計画となっており、2年目の今年、「旧寿泉堂総合病院跡地プロジェクト」が動き出したのだ。
 このビジョンを読むと、「郡山市の未来像」がつぶさに見て取れる。私がひとつひとつ挙げるよりも、論より証拠でぜひホームページのpdfファイルを見てほしい。どこがどう変わるか、そしてどのように郡山市を変えて行こうとしているのか、その方向性が垣間見える。

 私の個人的な意見を言わせてもらえば、駅東側にある「保土ヶ谷化学」について申し上げたい。戦前からある郡山を代表する大工場のひとつだが、昔に比べて建屋が減り、スカスカの状態で、無駄なスペースが増えているように思う。駅裏の広大な一等地だけに、そこを有効利用しない手は無いと思っていた。私は高いところは苦手だが、ブログ制作者として、ネタを探るためにビッグアイの展望台に上って、そこからの郡山市内の景色を眺めるのが好きだが、この保土ヶ谷化学の土地こそ有効利用できないものなのか?常々考えを巡らしていた。
 
 もちろん、全部を更地にしろという訳ではない。「保土谷化学」は戦後の日本の復興、郡山市の工業発展の一翼を担ってきた、いわば功労者としての働きがある。これを潰せとは誰も言わない。合理化して、無駄な空き地の一部を市で買い上げて再開発するという案だ。

Img_1115

 そこを再開発となると、戦時中、4度に渡るB29の駅周辺の空爆によって多くの工夫や学徒動員で命を落とした女子工員の供養の面も決して蔑ろにできないし、郡山空襲の不発弾が地中深くに眠っていたり、あるいは化学薬品で土壌汚染が進んでいる可能性もある。以前、福交ゴルフガーデンを潰して星総合病院を建てる際も、やはり地中から有害な化学物質が大量に出てきて、工事が中断した経緯もあった。それは郡山に限らず、工場跡地を利用する場合は付きもので、例えば会津若松市でも、一箕町にあった「富士通」の工場を畳んで、そこに中高一貫の「会津学鳳高校」を建設する際に、地中から大量のフッ素化合物が出て来たことがあった。それほど長らく使用した工場などは、想像し得ないような物質に汚染されているのが実情なのだ。

 しかし、それでも駅から1分圏内の好適地をみすみす逃す手はないのだ。山形市や盛岡市の例を手本に、国際会議を開けるようなコンベンションホールを築いたり、「ペップキッズ郡山」を移転して拡張し、かつて青山にあった「こどもの城」のような、屋内で子どもが安心かつ安全に遊べる施設を建てて貰いたい。
 また、駅前周辺にあれだけ乱立しているホテルも、実は常に満室で、それでも客室が足りないという。それほど利用者が多いのが郡山市のホテル事情だ。そこに「JRタワー」などの高層ホテルを建てるのも手だし、あるいは人が呼べるような遊戯施設を建設したり、また、環境的にはどうかと思うが、高齢者対策の一貫で、巨大な完全介護付き老人ホームを建設すれば、入居希望者は多いに違いない。

Img_1111Img_1109

 現代社会は核家族化が進み、長男であっても親と同居することは少なくなった。親の面倒を子どもや身内が見なくなっているのが現状だ。よって夫婦がともに健康ならまだしも、いずれ80代にもなれば、体の不自由さが際立つようになる。まして夫や妻に先立たれると、嫌でも介護施設にお世話にならざるを得ない。だから老人介護施設はいくら増築しても足りないのが実情だし本音とも言える。

 それに駅の東側であれば、ベニマル(横塚店と方八町店)が至近にあって、生活物資を購入するにはもってこいの場所である。巨大な病院も2つ(星と寿泉堂)あって、高齢者にとっては何かと安心できる材料が揃っている。若干、水害が怖いが、市に治水対策を万全にしてもらい、終の棲家として入居者募集のPRしてもらいたいものだ。
 子どもからお年寄りまでが利用できる公共施設を建てることこそ、最良の土地活用の在り方ではないのか?

 「大町区再開発事業」

 現在、大町区の日の出通りの拡幅工事のため、立ち退きが盛んに行われている。旧トポス跡地が現在巨大コインパーキングになっているが、その北西側にあった商店街の解体が終わり、蓋を開けてみれば、その跡地はマンション建設だった。しかもやはり「野村不動産」が買い取り、「プラウド郡山」という14階建ての高層マンションの建設を計画している。駅前にいくつ高層マンションを建てれば気が済むのか?果たしてそんなに需要があって入居希望者がいるのだろうか?郡山駅の北側の旧パチンコ屋(その後、コインパーキング)だった場所も急ピッチでマンション建設が進んでいる。その名も「プレミスト郡山Station Cross」といい、ダイワハウスが手掛け、戸数は160で15階建て、駅まで6分の郡山最大級を売り文句にしている。

Img_1112

 この「日の出通り」界隈だが、昨年10月、不審火とも思える火災があって、私は一度も入店したことはないが、「キャバレー(PURE ANGEL)」とその東隣りにあった飲食店が消えた。ブラックでは、「立ち退きに応じなかったために放火されたのでは?」という噂まで立ったほどだ。現在は両方ともコインパーキングになってしまった。
 たぶんアーケード入口を挟んだ西側にある、私の行きつけのラーメン店「龍虎」も立ち退きを迫られていることだろう。私には無縁だが、エリートコインパーキング(旧トポス跡地)の西向かいにある「大江戸ギャルズ」なるネオンがド派手な「キャバレー」も立ち退きを迫られている筈だ。新型コロナで客足が遠のき、営業を自粛せざるを得ないのは、閉店を決意させるのに十分すぎる理由なのかもしれない。

RyukoOedo-gals  
 
 あの周辺もあと数年後にはガラリと変わるはずだ。私の予想では、旧トポスの広大なコインパーキングも、いずれは高層マンションかホテルが建つと予想している。幼少の頃遊んだ郡山の風景がどんどん変わっていくのを見るのは忍びないが、これも時代なのだと諦めるしかない。
 しかし、駅周辺にこれだけマンションを建設すれば、駅前の空洞化も改善される起爆剤になるかもしれない。人がそこに住めば、買い物に出かける。人の流れも変わる。アーケード周辺のシャッター街も改善されるし、飲食店も多少は潤うことだろう。そして、駅前の賑わいもまた昭和の頃のように戻り、活気が出るかもしれない。

Ohmachi

 最後に、もっとも怖い情報をひとつ。それは「ビジョンの5」に掲載されている「郡山市の人口比率」だ。今から5年前の統計を見ると、やはり郡山市は地方都市だけあって、高齢者の割合が年々高くなっている。中でも75歳以上の高齢者の割合が異様に高く、そして人口分布としては75歳以上を頂点に提灯型になっている。男性の9%が75歳以上の高齢者。ついで40~44歳が8%。20歳以下はすべて減少傾向。20歳未満は郡山市全体の14%にしか過ぎない。65歳以上のいわゆる年金世代が全体の25%越える。つまり4人に一人が年金生活者世代だ。

 一方女性はさらに高齢化が進み、75歳以上の高齢者世代が14%を占めている。ついで40~44歳が7%程度だ。20歳以下の若い世代に至ってはほんの13%しかいない。5年前の国税調査でのデータなので、2020年の今年は、より高齢化が進んでいるのは必至だ。まして20年後は、今の40~44歳が無給、あるいは年金生活に入るため、年金制度が頭打ちで生活は困窮し、もしかすると年金受給が70歳開始になってしまうとも限らない。そのためには定年退職年齢を現在の60歳から最低でも65歳に引き上げなければならない。

2015-population
        ↓
2019-population  

  高齢者が増えるということは生産者世代の働き盛りが減っているということだ。昭和の時代は、年金生活者1人を6~8人の生産者世代で支えていたが、現在は4人で支えなければならないのが実情だ。
 そしてお年寄りは当然のことながら、病院に通院する機会が自ずと増える。今年、予期せぬ病を発症し、延べ16日間も入院したが、確かに病室はすべて年上の方だった。その後の通院などでも、待合室はお年寄りだらけだ。
 
 なぜこんなに高齢者ばかりなのかと不思議に思ったほどだ。高齢化が郡山にも押し寄せている実情を目の当たりにした瞬間だった。人は誰でもいずれは歳をとる。こうした高齢化の波に対応した街づくりが何よりも求められる。駅前の活性化だけでなく、すべての世代が平等に、安心して暮らせる街づくりを、日々の生活の実践例からお願いしたいものだ。

« 勝手にお似合いのタレントをくっつけてみた! | トップページ | 郡山市北部エリアの違反多発スポット »

郡山の話題」カテゴリの記事

コメント

SUZUさんこんばんは。今回も興味深い記事の掲載ありがとうございます。

あの跡地の利用は、勝手に平面駐車場か何かだろうと予想していましたが、大型施設の建設となると、駅前はどんどん高層ビル群が増えていきますね。

個人的には損傷が激しく渡り廊下が崩れて来ている星総合跡地を一刻も早く解体していたただ期待ですね…(--;)

余談ですが、星総合、ビッグアイに挟まれている高層マンション「グラフォートザ・タワー郡山」の21/23階の部屋が賃貸情報に出てましたが、あの高層マンションの21階で15.5万、もう少しするのかと思いました(笑)

・・・ぷに坊主さん、こんにちは。私の職場のすぐ近くにあるあのマンションは賃貸だったんですね。私はてっきり分譲かと思っていました。一時期、有名芸能人が最上階を買ったなどというデマ情報が流れましたが・・・。東京なら間違いなく30万円以上でしょうね。

 郡山駅前周辺はシティ型&ビジネスホテルとマンションだらけになります。それでも駅前に人口が増える分、空洞化やシャッター街は多少でも減ってくれるとありがたいですね。なにせ駅前はスカスカで、コインパーキングが占領していますから。飲み屋街もコロナの一件で、夕方や夜歩いても人影は少なく、ガラガラ。閉店する店や一時休業、あるいは倒産も出て来ていて、活気が無くて残念に思っていました。
 昭和時代、大町の通りや、うすいのある中央通りが歩行者天国になったくらい人出が戻ってほしいものです。(SUZU)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 勝手にお似合いのタレントをくっつけてみた! | トップページ | 郡山市北部エリアの違反多発スポット »