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2020年8月 8日 (土)

原辰徳監督に意見を言う愚かな大御所OB

 8月6日(木)に甲子園球場で行われた巨人阪神戦。先に2連勝して余裕のある巨人だったが、この日は若手の高橋投手の快投の前に打線は沈黙。育成出身の堀岡が8回に満塁ホームランを浴びるなど7失点を献上し、玉砕。そこで原監督は意表を突く作戦に出た。なんと野手で俊足の増田大輝選手を急遽リリーフのマウンドに送ったのだった。あまりの大差に、球場に居合わせた観客たちは、ついに原監督が壊れ、手を出してはいけない禁断の果実に食指を伸ばしてしまったのかと思ったに違いない。しかしこれには原監督ならではの深い読みがあった。

 実は甲子園での3連戦を皮切りに、ロードで6連戦が組まれ、さらに新型コロナウイルスの影響で、今年は日曜日以外、6連戦と言う超過密日程が組まれていた。したがって、0-11と大差がつき、敗色濃厚となった時点で、リリーフ陣を休養させようと、プロ入り前、投手経験のある増田を起用したのだろう。では実況や解説者もビックリのその模様を動画でどうぞ!

 

   私はこの作戦は奇を衒った奇策でも何でもなく、連戦が続く投手陣への配慮からこのような作戦に出たのだと思った。案の定、原監督の起用にこたえ、堀岡投手が火だるまにあった阪神打線を最速138キロの直球だけでなく、スライダーを織り交ぜながら、なんと無失点で抑え込んだのだから痛快というか負け戦の中でも「してやったり」のひと幕だったに違いない。

 逆にリリーフ陣をあの場面で投入し、連続痛打されて失点を重ねるほうが遥に痛手だった筈だ。投手ではない登録選手を敢えて緊急登板させたのなら、打たれても当然というムードになるので、傷はさほど大きくはならないのだ。

 以前、原監督は3人目の捕手が死球で退場した際に、野手の木村拓也選手を起用し、急場を凌いだ経験があった。今回は、それ以来のセオリーを度返しした誰にも真似できない采配を見せた。
 かつて仰木監督がオールスターでイチロー選手をマウンドに送った際、激怒した野村監督が、ベンチに残っていた内藤投手をピンチヒッターに送ったことがあった。
 たぶん、投手でない野手に一流のプロの打者が抑えられたら面目が立たないとの発想で、打者のプライドを考慮してのことだったと回顧するが・・・。

 巨人一筋の原監督は、現役時代も4番の重責と闘いながら、苦労してその職責を全うした。ONがあまりにも偉大だったため、その後継者としての地位を任されたときのプレッシャーは想像をはるかに超えるものがあった。
 しかし、彼は周囲の雑音や批判をよそに自分なりの努力を重ね、80~90年代の巨人の屋台骨を支えた功労者のひとりだ。

 したがって、週刊誌やネットで彼の批判を行う記者や大御所のOBたちの気が知れない。
 
 まして彼の功績は選手時代にとどまらない。常勝を宿命づけられている巨人軍にあって、重責である監督を引き受け、指揮をとって早14年目。亡き藤田元司元監督を師と仰ぎ、彼の戦略を継承し、まさに「常勝巨人軍」を築き上げたことは誰の目にも明らかだ。 

 去年まで13年間の在任期間で、Aクラス入りできなかったのは僅か1回だけ。しかもその1回は2年間の指揮を執った堀内監督が2年連続Bクラスに甘んじた後の電撃復帰した年だった。しかも惜しくも4位だった。つまり、堀内恒夫氏が監督として実績を残せなかった、負の遺産を受け継ぎ、その尻拭いをさせられたにすぎない。

 そこから「ジャイアンツ愛」を旗印に、チームへの忠誠を誓わせ、再び常勝軍団に育てあげた。13年間でAクラスが12回。リーグ優勝8回。日本一3回の輝かしい戦績を残した。しかも、第2回の「WBC」では現役の監督ながら、日本代表チームの監督も兼任し、見事「世界一」を獲得した。
 彼の凄さはそれだけではない。その後、行われたアジアカップでも指揮をとり、優勝してアジアNo.1の称号も手に入れ、その年は監督として誰も成し遂げていない「世界三冠」に輝いたのだった。
 これだけ実績があり、しかも昨季、3年間で優勝を果たせず降板した高橋由伸前監督の後を引き継ぎ、抜群のリーダーシップと傭兵能力を発揮し、復帰早々リーグ優勝。そして今年も38試合消化時点ですでに2位以下に5ゲームの大差をつけて独走状態を築いている。

 この秀逸した眼力を有する「原」さんを批判するなどとはおこがましい。しかもどの面下げて言うのか、彼の采配に批判やいちゃもんつけるのが誰あろう堀内恒夫氏や江川卓氏、そして元巨人コーチの伊原春樹氏だ。
 今回の意表を突いた投手起用に、堀内氏は「一番やってはいけないこと」と断罪した。何を根拠に上から目線でこれほど偉そうな大口を叩けるのか理解できない。そんな偉そうなことを口にするなら、「なぜあなたが監督を務めた2年間は優勝どころか、2年連続でBクラスに甘んじたくせに、どの口が言う?」と言いたい。原監督が単なる思いつきやファンサービスであのような奇策を強行する訳がなかろう。
 巨人OBでかつてV9の中心的選手でエースだったというだけで好き放題言われたのならたまったもんじゃない。

 一度も優勝を果たせなかった者が、8度のリーグ優勝を果たした名将に物言えるとは相当の厚顔無恥知だし、未だにいっぱしの野球評論家気取りで、解説を行っているとは自分の立場を理解できない高慢ちき野郎に過ぎない。江川もまた同様。監督の声がかからないのは、大層な持論ばかりで、他者を好き勝手に批評するだけだからではないのか。それでは信用も信頼もない。
 
 原監督はすでに長嶋茂雄終身名誉監督の通算勝利数を抜き、さらには勝率でも大きくリードしている名実ともに「名監督」だ。昨季までで1,024勝を挙げており、まもなく、歴代巨人監督の通算勝利数トップの川上哲治氏の記録(1,066勝)もまた抜くことだろう。そうなると、巨人のNo.1監督と言っても過言ではなくなる。それだけの大監督に向かって、結果を残せなかった者が些細なことで批判を展開するのは身の程知らずだし筋違いも甚だしい。

 一方で、同じ釜の飯を食い、苦労を共にした上原浩治投手やダルビッシュ有などの若手実力者たちは、メジヤーではよく見る光景だけに、原監督のこの采配に理解を示した。気温が30℃を超す猛暑の中、接戦ならまだしも、多くのリリーフ投手をつぎ込むべきではないという発想は大事だ。しかも8回で11点差となれば、もはやこの日の勝ちはほぼない。まして3割打者がゼロの巨人打線にあっては、そう判断するのが必然だった。

 球界のご意見番の張本勲もおそらくは堀内と同意見だと思っていた。彼は何かにつけ昔ながらの古い体質が染みついた野球スタイルでの物言いしかできないからだ。確かに通算3,000本安打は球史に残る大金字塔であったかもしれないが、大変なプレッシャーと闘い、命を削る思いをしたり、体を張って監督を一度もやった経験がない人間に、選手起用に関して上からとやかく言われたくはない。そういう厳しい、頑固の一点張りだから、現役引退以降、監督就任の話は一度も来なかったのは明白だ。彼が監督を引き受けたところで選手がついていくはずがない。

 ところが今回の原監督の奇抜な投手起用に関して、珍しく賞賛し、褒めちぎるようなコメントに終始した。かつての闘将・三原脩に例えていたほどだ。やはり、原さんほどの名監督の采配にケチはつけられなかったようだ。
 しかしながら、原さんは賢者なので、そういうOBの下衆な意見にも真摯に耳を傾け、そうした意見を汲み入れることだろう。

 しかし、今回の選手起用に関しては、わからず屋の「老害大御所」よりも、若手の選手やファンのほうが原采配を絶賛したに違いない。決して相手を蔑んだり、侮辱した結果ではないのだ。
 現代ベースボールは昔気質の古くさい、スポ根野球ではなく、分業制によってそれぞれの役割が細分化されている。投手を休ませ、故障や怪我を未然に防ぐのも今の監督の役割だと思う。
 かつての近鉄の鈴木啓示監督のように、古いやり方にこだわりすぎて選手と衝突したり、みすみすメジャーへ流出を許すことが得策だとは決して思えない。
 
 ここで声を大にして言うが、原監督がいる限り、巨人は安泰なのだ。これまでの実績がすべてを言い表している。まさしく「困ったときの原頼み」だ。堀内がコケて、原が立て直し、高橋由が勝てなかったツケを再び原が返した事実を、巨人OBの面々は今一度再確認すべきではないのだろうか。

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