2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ

« 全国的に有名な福島県の切り取り12絶景(後編) | トップページ | 8月生まれの有名人一覧(自分の誕生日と同じ有名人を探せ!)  »

2020年7月31日 (金)

残念な福島県

 以前、当ブログにおいて、不幸や災難続きの福島県の現状を暴露する記事を書いたことがある。今回はその続編と言えるような記事だ。

 我が愛する福島県を蔑む意図ではなく、問題点を指摘することで打開策の参考にしていただきたい。

1.  レギュラーガソリン価格が高い

    2020年7月25日現在で、全国40位 1L=132円

 https://e-nenpi.com/gs/prefavg

 1位の徳島県とは1リットルあたり17円も高い。17位の東京とは10円の差。普通乗用車で満タン50リットルでは、850円も違う。

 ご存知の通り、中東からタンカーで輸送された原油は海岸のオイルコンビナートに貯蔵され、加工された後、製油所から貨車やタンクローリー車で各地域のガソリンスタンドへと運ばれる。だから製油所から遠ければ遠いほど輸送費が嵩む。よってガソリンに大きな価格差が生じることとなる。それにしても我が福島県は全国平均よりもかなり高いツケを払っていると言える。なぜか太平洋沿岸のいわきよりも海の無い会津の方がガソリン価格が安かったり、4号線沿いでは須賀川市滑川が圧倒的に安い。販売価格をどうやって決めているのか不思議でならない。

Gasoline

2.  大学進学率が低い

 2019年の調査によれば、福島県の大学進学率は45.8%で、全国37位。1位の京都は65.8%なので20%も低い。ちなみに東北地方は大学進学率が総じて低く、福島県の下は秋田県が38位、山形県が40位、岩手県が43位と低い。ちなみに全国最下位は沖縄県で、やはり低所得が問題となっており、本土から離れた離島で、県外への進学がままならないという実情がある。

 これは地方にありがちな傾向だが、教育への関心が低い。親の意識として、「高い学費を注ぎ込んでまでして大学を出る必要などない。」と考え、大学進学の機会をみすみす捨ててしまっている。そういう家庭の子どもはたいていの場合、勉強が嫌いで、無理して大学に行かなくて良いという感覚で、言い訳や逃げ道を作ってしまう。30年前とは異なり、少子化の影響で高校は選ばなければ、誰でも行ける全入時代で、高校進学率はほぼほぼ100%だ。したがって、もはや大学に行くのが常識という時代なのだ。

Rate-of-college

 そんな中、福島県の進学率が極めて低いのは、経済的に厳しいと諦めさせてしまうケースが多いからだ。例えば東京の私立大学に進学し、下宿生活を4年間送ったとして、学費と生活費の総額は1000万円は下らない。また、田舎ほど子どもの数が多くなる傾向があることから、ひとり当たりにかけられる教育費は少なくて当然だ。

 それが顕著にわかるのが、県内にある国公立大学の県外合格者の占有率だ。福島県には国立大学は「福島大学」しかない。学部によって差異はあるが、志願者の多い「経済経営学類」の県外合格者の割合は約70%近くにも達し、相当駆逐されているのが現状だ。
 また、公立の「会津大学」はコンピューターに特化した専門性が濃い大学だが、県内出身者は入学金が半額という特典にもかかわらず、県外合格者が64%にも達し、県外出身者に食われている。
 更には、同じ公立の「福島県立医大」は看護学部こそ県内の旧女子校(橘・会津葵・会津学鳳・安積黎明)を中心に善戦しているが、医学部に関してはほぼ県外出身者で占められている。推薦入試や特別枠で県内出身者への優遇措置を使っても、県外出身者が多くなっている。そうなると、6年後に卒業しても、地元に帰ってしまうために、福島県内の医師不足の解消にはなっていないのだ。

3.  地震が多すぎる土地柄

 日々の「地震速報」をみると、震源地が「福島県沖」や「茨城県沖」、「宮城県沖」ということが圧倒的に多い。これは9年前に発生した「東日本大震災」で実感したように、太平洋沿岸部を南北に「太平洋プレート」が連なり、海底で「ユーラシアプレート」の下に潜り込んでいる。一定期間潜り込むと、反動で押し戻す働きが生じる。これがこの場所での地震発生のメカニズムになっており、だから福島県沿岸は地震多発地帯になっている。なのに、そこに日本一の発電量を誇る「原発」を2箇所も建設したのはある意味、自殺行為で、津波による全電源喪失に端を発した「水蒸気爆発」と「メルトダウン」を引き起こした放射性物質拡散など人災でしかない。

 福島県内では、毎週のように必ず地震で揺れを感じる。県民は慣れっ子になっていて、感覚が麻痺しているが、これが日常茶飯事であれば、何と恐ろしいことか。こんな地震多発地域に首都機能を移転させようとしていたとは末恐ろしい。
 今後も一定周期で地震が頻発し、その度、怖い思いをさせられるのは内心穏やかではない。

Earthquake

4.  生活満足度ランキング

 福島県は41位と下から6番目の低水準。満足度指数は58.7点。東北では3番目。やはり、東北は生活しにくいという結果。ちなみに1位の千葉県は66.4点。
 このアンケートによると、日常的に食料調達や生活用品などが容易に入手できるとか、市街地で交通の便が良いとか、病院や商店街、スーパー、百貨店などが近くにあって生活にこと欠かないことが重視されている。
 やはり、福島県の場合には都市部を除き、過疎化が進んでいる実態があり、未だに故郷を追われ、避難生活を強いられている方も少なくない。よって決して住みやすい安住の場所とは言えないのかもしれない。

5.福島空港

 開港当時の勢いはどこへやらだ。今ではなんと札幌便が一便と大阪便が4便しか飛んでいない。かつては札幌便が一日2便飛び、函館、帯広にも就航していたし、プロペラの小型機ながらも名古屋や広島にも飛び、更には日航機が福岡や沖縄にも飛んでいた。航空会社も現在はANA一社だけになったが、以前は中部日本航空や日航、全日空、エアドゥまで就航した。あれほど栄華を誇った福島空港は、滑走路を2,500mに延長し、アシアナ航空などがソウル便、中華航空が上海便を定期路線で飛ばすなど国際線も就航していた。あのヨン様もお忍びで福島空港に降り立ったことがあるし、映画「世界の中心で愛を叫ぶ」では、ラストシーンでこの空港ロビーでロケを行ったほどだった。
 今、コロナの影響で、大阪伊丹行きは減便、政府の愚策「GoToトラベルキャンペーン」前までは札幌便まで休止となっていた。
 私が思うに、福島空港は立地場所が悪すぎる。阿武隈山系の山間に設置されているため、年中天気が悪く、濃霧で就航できない日数も多い。しかも交通の便がすこぶる悪い。県庁所在地の福島市民はまず利用しない。仙台空港の方が遥かに近いし、国内あちこちに飛ぶ便が多いし、LCCも就航しているため安上がりだ。当時の佐藤栄佐久知事なら打開策は思いつくだろうが、今の知事では何ひとつ有効な積極行政は出来ないだろう。

Fukushima-airport2

 さて、今回の統計結果を突きつけられて、どう感じたことでしょう。「福島県は田舎だからしょうがない」と半ば諦めムード?何か打開策があるはずだ。行政はこれらの結果を重く受け止めている節は見られない。だとしたら、何も対策を講じていないことになる。

 優劣感を抱くほどのことではないかもしれないが、ある程度の危機感を持たないと改善策という発想には至らないだろう。ぜひ横堀知事には旗振り役と強いリーダーシップを発揮して欲しい。

 

« 全国的に有名な福島県の切り取り12絶景(後編) | トップページ | 8月生まれの有名人一覧(自分の誕生日と同じ有名人を探せ!)  »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 全国的に有名な福島県の切り取り12絶景(後編) | トップページ | 8月生まれの有名人一覧(自分の誕生日と同じ有名人を探せ!)  »