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2020年6月17日 (水)

福島県民でも行かない珍スポット

 珍スポット呼ばわりするのはかなり失礼かもしれない。たとえばUFOで町おこししている「飯野町」の「UFOふれあい館」は、どちらかと言えば物珍しさから県内よりも県外の方の方が訪れているのではないか?あまりにも無名だったため、一度、テレビ東京の「TVチャンピオン」の企画で人を呼ぶためのアイディアおよび創作物を築いたことがある。それは段ボールでできたかなり頑丈な遊具だった。私が3年前に訪れた際には、もう使い古されたのか、すっかり無くなっていた。ほかにも知る人ぞ知る名所や珍スポットが山ほどある。今日はその一端を紹介できればと思います。

1 英国村(ブリティッシュヒルズ)

 行かない理由・・・観光では行けない。英語の研修施設のため、一般の方は自由に出入りや見学できない。敷地内は英国を思わせる建物で溢れ、日本語は一切使えない異国空間。建物の内部もまさしく「ハリーポッター」を彷彿させる造りで、大きな暖炉があったりする。調度品もすべて高級品だ。維持費が大変だろうと勝手な心配をしてしまう。
 羽鳥湖の西部の山の中腹にあり、アクセスもあまり良くない。冬は雪に埋もれる場所だ。私はかつて「キョロロン村」や「羽鳥湖スキー場」は何度も訪れたが、この「ブリティッシュヒルズ」はどこから入ったらいいのかわからず、それに遠いので行ったことが無い。

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2 旧姫沼アートランド

 行かない理由・・・その存在をあまり知られていない。

  昭和の時代まであった「レジャーランド」。美しい湖畔に周辺の山並みが映り込み、風光明媚なスポットだった。当時はキャンプ場やボート漕ぎ、それに子どもが遊べる遊具公園、そして釣りも出来た。三角屋根のレストハウスで食事も出来たし、バーベキューも楽しめた。
 前回、別の記事で記述した通り、ここへは亡き父親と訪れた想い出が詰まっている大切な場所だ。紅葉シーズンはこの場所の存在を知っている方だけが訪れ、カラフルな色どりを楽しめる。入り口の標識も全くないので、たぶんわからずに通り過ぎてしまう筈だ。意外な場所にその入口がある。

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3 小手森城址

 行かない理由・・・怖いし行ったら呪われたり祟られるから。現に私が伊達政宗の足跡を辿るために、7年前の平成25年に訪ねた時に、石段を登っている最中にじん帯を痛め、しばらく治らなかった。ここは物見遊山で行っては絶対アカンスポット。なぜなら伊達政宗が父親を殺された恨みから、女、子どもから家畜に至るまで700人をなで斬りした場所で、浮かばれない地縛霊が怨念となって彷徨っているからだ。
 私はもう二度と行ってはいけない場所と認識したため、もし次行ったら命を取られると本気で思っている。

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4 相馬百尺観音

 ここは相馬市内から南相馬方面に向かう国道6号線沿いにポツンと建っている。もう50年以上の制作期間を要しているが、未だ完成をみない。ここの管理人の一家が祖父の夢をかなえるために、私財をなげうって制作を継続しているらしい。今は上半身しか見えないが、いずれは下半身もお目見えするという。百尺だから高さ33mにもなるようだ。スペインのバルセロナにあるガウディ作の「サグラダファミリア」の福島県版といった印象だ。私はこの国道を走ったことが無いので、自分のこの目で拝んだことはない。一度でいいから見たいのだが、その辺に用事を見いだせないのでその機会すらない。

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5 旧原町無線塔跡

 行かない理由・・・無線塔はもうどこにもないから

 ビフォーアフターではないが、昭和に解体された後は花時計で変わり過ぎ。近くの結婚式場に20分の1スケールのミニチュアの「追憶無線塔」のモニュメントがあるが、過去の遺構とは違いすぎている。
 私は令和元年の去年、初めて訪れた。200mを超える当時の無線塔の雰囲気は感じられなかったが、その跡地である公園の花時計の大きな直径を見て、ここに垂直にあの塔が建っていたことを想像するに、歴史と時の流れと昔人の苦労を感じ取れた。

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6 いわき市賽の河原

 行かない理由・・・わかりづらい場所にある。怖くて物見遊山で行くような場所ではない。

 美空ひばりの「みだれ髪」に詠われた「塩屋岬」は有名だが、同じ薄磯海岸の北の方に、人知れず佇むのが「水子供養」の「いわき市賽の河原」だ。東日本大震災の大津波で、一部流されたが、水子供養のための石仏やお地蔵さまなどが並んだ賽の河原だ。この世とあの世を隔てる神聖な場として築かれた。石を積み重ねた霊場にありがちな風景も見られる。岩壁をくりぬいた洞窟内にある。
 現在は津波被害を免れたお地蔵さまを救出し、洞窟の外の草っ原に並べてある。この周辺には「大ウナギ」が生息しているとされる沼地があったり、とにかく不気味だ。薄磯海岸は美空ひばりの歌碑が建立されたり、岸壁の上に建つ「塩屋埼灯台」は有名だが、実はここもサスペンス劇場に登場しそうな保険金殺人事件(2001年6月)があった場所だ。

 霊場のため、ここの画像は掲載しません。

7 喰丸小学校

 行かない理由・・・とにかく昭和村は遠すぎる。会津若松市内からでも片道1時間半、郡山からだと2時間半以上かかる。

 この小学校はとっくの昔に廃校になった。しかし、度々映画のロケとして使われるほど、木造の田舎の小学校といった風情がある。特に有名なのは西島秀俊が主演し、2013年に公開された映画「ハーメルン」だ。ここは校庭に立つ大銀杏が秋になると黄色い葉が落ち、周囲を黄色いじゅうたんに彩る。その景色は必見の価値あり。奥会津は昭和村という陸の孤島のような場所で、冬は相当な難所で行くのも困難。
 現在はその旧喰丸小学校の木造校舎自体がカフェとなっており、遥々来た観光客をオリジナルメニューの10割そばや蕎麦ガレットで癒してくれる。

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8 信夫山旧日本軍の軍事工場があった壕

 行かない理由・・・どこにあるか不明

 私もつい最近までこの存在を知らず、たまたま「YouTube」映像で知った。信夫山は福島市内を見下ろすように北側に鎮座する巨大な山だ。時々、熊の目撃情報があるほど奥深いのだが、よもやここが戦時中、軍需工場としての機能を果たしていたとは、福島市民でも知らない人が多かっただろう。私も詳細は不明だが、現にアップされている地下トンネルのような映像をみれば、本当に信夫山のどこかにこんな奇怪にして謎のスポットが実在していたことがわかる。

  いろいろなサイトにここを探検した記事が掲載されているが、動画はひとつだけ。それをここでリンクしたい。

 この洞窟は戦時中に軍用機などのエンジンを製造するために、秘密裏に掘られた壕らしい。結局終戦を迎えたため、ここでは7台しか製造させなかったようだ。そこは埋められず、入口が塞がれ、中を訪れる人も少なかった。信夫山のどこにこの入口があるのか知る人も少ない。たぶん、夏場は草むらで覆われていて、ちょっとやそっとでは発見できないらしい。

9 左下観音堂(さくだりかんのんどう)

 行かない理由・・・遠い。最近までその存在すら知らない人が多かった。

 私が訪れたのは平成26年5月だった。会津美里町の小高い山の上に建つが、麓からはその威容を確認できず、また案内表示もないことから、どこから行くのか、麓に行っても道に迷う。実際に行ってみると、我が福島県にもこんな謎に満ちた、想像を絶する建築物があるのかと驚きは隠せない。それは巨大な岩場の壁にへばりつくように建造された「懸け造り」といい、京都の清水寺のミニチュア版といった雰囲気。駐車場から山道を5分ほど登ったところに、突然姿を現すのでびっくりする。こんな山の中にあるのか?と疑問を抱いている時に、ブラインドの左カーブを歩いている途中で、突如、頭上にこれが現れた時は相当の衝撃だ。
 ここはお堂になっているが、何が怖いって木枠で組まれたこの建物。高さ20mくらいなのだが、とにかく揺れる。ミシミシ言って、板が抜け落ちそうな恐怖がある。そして歩くたびに微妙に揺れる。これは下手な心霊スポットよりもマジ怖い。それに人影少ないので、転落したり、熊に襲われたら一巻の終わりだ。誰も助けに来ない。

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 もっと怖いのは2012年に、この近くの民家で55歳と56歳の病院関係の夫婦が無残にも殺される強盗殺人事件が起きた。当時45歳の犯人Y・Aは死刑判決が確定し、執行を待つ身の死刑囚だ。その集落の近くを通らないと帰れなかったことが一番怖かった。青い屋根の大きな家だが、ペティナイフでめった刺しにされ、現場は血の海に染まっていたという。

 事件の記事はコチラ(閲覧注意)

10 東堂山満福寺の「五百羅漢像」

 行かない理由・・・わかりづらいし、メジャーではない。

 ここは今から4年前の平成28年4月11日に訪れた。もちろん誰もいないひっそりと山の中に佇むようなスポットだった。細くて急こう配のくねくねの山道を車で行くと、問題の満福寺の境内の駐車場へ。私が訪れた時には4月だったが、吐息が白くなるほど寒かった。よって、誰も寄り付かなそうな山寺だった。境内の散策路のような石段の山道を進むと、その道端に様々な表情を見せる「面白ろ羅漢」がお出迎え。そして山門を潜った先にある半鐘のある釣鐘堂の風情が素晴らしい。侘び寂の苔むした石段と由緒あり気な年季の入った木造建築の釣鐘堂。その先に本堂がある。その奥に続く細長い散策路の斜面に500体以上もあろうかという羅漢像が点在している。これは個人の希望通りの像を彫ってくれるのだそうだ。歌が好きだった故人はカラオケマイクを持っていたり、生前、読書が趣味だった方は、本を読んでいる像、更にはゴルフが好きだった人は、ゴルフクラブを手にした像といった具合だ。たまに地元の放送局で、夕方のニュース情報番組で取り上げられることもある。

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 ほかにも本宮市の「岩角山」は足を運ぶ人は少ない。なぜなら「霊場」だけに、不気味で、昼間でも暗く鬱蒼とした山。そこに奇妙な岩谷仏像などがあちこちに安置され、薄気味悪い。私はたったひとりで2回足を踏み入れたが、ひと山往復しても誰もいなかった。最初はバイクで夕方に訪れてしまい、二度目は今から7年前の平成25年9月下旬に足を運んだ。
 また、旧船引町にある「安倍文殊堂」もまた知る人ぞ知るスポットで、学問成就にご利益があるのだが、人知れずの山奥にある。駐車場から徒歩15分なのだが、私は「Tamura.TV」のシオン(遠藤栞)のYouTube動画を見て、平成28年5月に、興味を持って訪れたが、人っ子一人いなくて熊でも出て来そうで怖さしかなかった。他にも船引には自作の富士山を民家の庭に作ってしまった方までいる。落ちそうで落ちない岩もあるし、お人形様も不思議な造形物だ。

 さて、このように我が福島県にはマイナーと言ってしまっては失礼だが、あまり知られていない珍スポットが数多く点在している。市街地から遠ざかれば遠ざかるほど意外な名所があるものだ。ぜひあなた自身にしかわからないような秘境の珍スポットを見つけ出して欲しいと思う。

  追記

 この記事は掲載日の二週間ほど前に完成していたが、6月15日(月)に衝撃のニュースが流れた。県民に愛された猪苗代湖の長浜に停泊し、観光客を猪苗代湖遊覧に周遊していた「はくちょう丸」と「かめ丸」を所有する運航会社「磐梯観光船」がこの日限りで事業終了を発表したのだ。あまりにも突然で動揺した県民も多かったに違いない。昭和34年の開業以来、60年の歴史に幕を閉じた。

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 私も幼少の頃からこの船を目にし、長浜の前の国道をもう200回以上通っているが、その度に、この2隻の存在を確認しているほど馴染んだ存在だった。とくに「かめ丸」は愛嬌があって、首が左右に動くなど、子どもから大人まで人気があった。それがもう乗ることはおろか、動いている姿を見られなくなったとは・・・。残念どころの騒ぎではない。もしかすると、停泊させたままだと、維持管理費がかかるので、どこかに引き取られるか、あるいは運搬費もかかるので、解体されるかもしれない。
 福島県民にとってコロナ禍が原因で無くなるのが、中合福島店に続いての衝撃だった。この「磐梯観光船」は檜原湖の遊覧船も運航していたため、それも終わりを告げた。  県内の遊覧船廃止は小名浜港名物だったクルーズ船以来で、またひとつ、観光名所が消えてしまった。

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