2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 同時代を生きた有名人 | トップページ | タイムトリップする夢物語 »

2020年5月12日 (火)

酷い目に遭った話(R2.5.9の一部始終)

 今日は恥ずかしながら、自戒の意味を込めて、先週末に降りかかった或る災難についてカミングアウトしたいと思います。

 皆さんもそうだと思いますが、3月頃からGWが明けた今の今まで「新型コロナウイルス」での自粛生活、「STAY HOME」の引きこもり生活で、相当ストレスが溜まっていることでしょう。

 私も、どこにも出かけられず、ずっと家にいて、家庭菜園の庭仕事やPC作業、動画サイト閲覧、テレビや昔録画したビデオ映像視聴などを繰り返し、無駄な時間を過ごしていた。
 更に悪いことに、食べて飲んでばかりの生活が続いたため、オーバーウエイト気味でお腹も出てしまった。学生の頃は178cmで62kgしかなかった私が、今では80kgの大台に限りなく近づいている。80キロと聞けば、かつてポッコリお腹で鳴らした西田敏行が主演した「池中玄太80キロ」を思い出す。自分もあれと同じくらいデブってしまったのかと愕然と来た。

 そんな自堕落な生活がしばらく続いた5月9日(土)に事件は起きた。その日の午後2時半ごろ、「STAY HOME」を実践すべくリビングで寝そべってテレビを見ていた私は、小腹がすいて、ついついお菓子の箱に手を伸ばした。あったのは硬めの「柿ピー」と「ミラクルボディV」という名の炭酸飲料。それを同時に口に入れ、30分ほど経過した頃、急にみぞおちが差し込み、さらにはお腹全体が激痛に見舞われた。これまでも何度か夜中に、みぞおちや背中に激痛が走り、眠れないことがあった。この日はそれらを含めても最もひどい痛みだった。どんな姿勢をとっても和らぐことはなく、脂汗が滝のように流れ、尋常ではないことを物語っていた。

 やむを得ず、腹痛の際にはいつも服用すると症状が改善される常備薬の「新富士胃腸薬」を飲むのだが、それを飲んで様子を見たが、まったく良くならない。しかもその日は、運悪く土曜日の午後で、25年来通っている掛かり付けの近所の医院が時間的に休診後のことだった。痛みに耐えながらスマホであちこち病院を探すが、休日救急医や当番医は日曜祝祭日しか載っていない。私は急病に襲われるのはいつも決まって土日だ。20年程前、40度の高熱を出した時も日曜日の夜で、市内の駅前にあった救急指定病院に駆け込んだことがある。

 1時間以上痛みに耐えていたが、いっこうに良くならないし、あまりの激痛に救急車を呼ぼうかと思った。2階にいた家内を呼び、あちこち電話をかけてもらい、市内にあるO・N病院で内科の救急外来で診療をしていることがわかり、自ら症状を言い、苦痛に耐えながら、自分で車を運転して17時過ぎに郡山でも大きなその病院へ行った。

 しかし、救急外来の窓口に行くと、やはり私と同じような患者が10人以上椅子に座って待っていた。受付では、コロナ対策のために、いつもより入念な問診票への記入があった。同居の人数、濃厚接触者の有無、この1か月以内に県外に出向いたかなど。それで15分。さらには診察室の前で待っている時、看護師が検温(36.3度)と指に検査機器を挟んで血糖値?かなにかの検査。そして血圧測定(激痛にずっと耐えていたので血圧が急上昇し159-109)。1時間ほど待って18時すぎにやっと診察室へ。

 そこでやっと症状を伝えるが、待っている間に自分でスマホで調べたところ、どう考えても「胆石」ではないかという自己診断。時々差し込むことがあると伝えた。医師は、まずは胸に聴診器を当て、肺に異常が無いかチェック。そして診察台に横たわり、触診で痛みの部位や個所をチェック。私は元から病院に行くと安心して、痛みが治まったり、血圧も120台ー80台くらいで安定するが、1時間以上も待たされているうちに「新富士胃腸薬」が効きだして痛みも少しずつ治まって来た。

 しかし、若くて親切そうなK医師は、念のためすべての検査を実施したいという。まず、エコー検査で腹部の状態を見たいというのだが、エコーを他の患者が長々と使用していて、またしても外廊下で30分以上待たされた。こんなに待たされたら、他の患者の病気を貰いそうだ。しかも来た時よりも患者が増えている。赤子からじいさんまで幅広い。絶対に新型コロナはこういうところで貰うと悟った。今のところ、この巨大病院ではクラスターなどは発生していないが。

 実際診察室で問診を受けている時も、外部からの電話が鳴りっぱなしだった。熱がある場合は、保健所でPCR検査を勧められていた。長居したら、マジでコロナを移されそうだ。

 そしてようやく処置室に入ったのが19時過ぎ。診察台のベッドに横になり、そこでまず、血液検査のために採血。次に「ソルアセトF500mg」の点滴を注入。これはポカリのような成分で、体内に水分を補うものらしい。その際、CTで造影剤を入れる可能性を示唆され、いつもより太くて長い注射針を入れられた。痛みに強い私でも、その太い針には、思わず「痛っ!」と叫んでしまった。その後、30分以上点滴。

 そしてその最中、やっとエコー検査の機器が空いたというので、医師がそれを引きずって来て腹部超音波検査を実施。もともと「脂肪肝」があり、以前の「人間ドッグ」で胆のうに石灰化がみられる所見があったことを伝えた。しかし、私の予想とは裏腹に、胆のうにそれらしい異変は見当たらないという。ほかに腎臓も目立った病変はないという。ではこの激痛の原因は何?単なる食あたりなのか?

 幸い他の臓器もそれほど異常は見られないという。そのうち、血液検査の結果が判明。すると、毎回検診の度にそうなのだが、肝機能で異常値がいくつかある。常にɤ-GTPとかGOT、アミラーゼが高値なのだが、それはアルコールが原因ではなく、脂っこい食事と肥満気味のせいだった。今回もそれで数値が高かった。でも若き先生が言うには、血液検査で感染症の炎症が見られるので、「胆石」も否定できないと言い、できれば今日、CT(輪切り)撮影を行いたいという。救急外来でこんなに多くの検査をやられたら、相当治療費が行くと思い、先生に持ち合わせが8千円しかないことを告げた。すると、支払いの件は会計で相談して、後からでもOKだと言う。それよりも後日検査を受けるとなると、また病院に来て、長時間待たされる懸念を排除したく、血管造影剤を注入したCT検査を実施することに同意した。すると、念書にサインまで求められた。「副作用があっても自己責任ですよ」という趣旨だった。

 その後、20時過ぎに、まだ500mgもある点滴を5分の1も入れていないのに、その点滴を中止し、そのまま別室のCT撮影室へ。この検査はすぐだったが、点滴のチューブを差し替えて、造影剤を注入。すると、体中が火照るくらい熱くなった。お尻の先までポカポカ。大丈夫なのか?合図に合わせて息を吸って止めてを繰り返し、CT検査自体は5分もかからなかった。こんな短時間でちゃんと内臓を断層撮影できるのか?

 その後、結果が出るまで、また処置室の診察台で点滴を再開して待たされる。

 そして、20時45分頃、やっとK医師がPC持参で処置室の診察台に現れ、CT検査の結果を知らされた。PC画面で断層写真を見せられ、肝臓と胆のうが普通の人よりもやや大きいが、肝心の胆のうに石らしい物体は見られず、手術はおろか、薬で治療するまでもないという診断だった。ただやはり数年前のドッグで指摘された通り、胆のうの下部にうっすらと石灰化したものが見られるという。「胆のうがん」などの疑いはないか?尋ねたが、それは全くないという所見だった。
 結果、経過観察と、念のため、痛み止めだけを処方してもらった。今日はこのまま帰宅して大丈夫だと言う。

 私が怪しく、かつ訝し気に思ったのは、採血した血液検査の結果を見せてくれないことだった。それぞれの数値を患者である私に知らせないままの状態で、CT検査まで実施したのだ。もっとも真面目で誠実そうなK先生だったので、ボッタクリなどではないとは思うが。

 時刻はすでに21時を回っていた。病院に入ってから、もうかれこれ4時間が経とうとしている。たくさんの検査を一度に出来るのが巨大病院の強みだが、それだけ待ち時間が長くなることの証明だ。

 とりあえず、大きな病気ではないことで、入院も必要ないということでひと安心だ。結局4時間も病院にいたので、痛みはいつの間にか引いていた。ひょっとすると自宅で飲んだ「新富士胃腸薬」が効いただけではないのか?治療らしきことは行わず、点滴と検査(血液検査・腹部超音波検査・CT検査)ばかりだった。

 

 診察室を出た後、4畳半くらいの会計の小部屋で会計を待つ間に私が心配したのは、救急外来はどれだけ診察料や治療費が高いのか?ということ。財布にある持ち合わせで足りるのか?だった。

 名前が呼ばれ、会計窓口に行って、金額を聞いて絶句。なんと「14,540円」だった。時間外診療は、ほぼ検査だけでこの金額。やはり医者は儲かり過ぎだ。しかも健康保険が3割負担で済むのにこの金額だ。実際は4万円以上かかっていることになる。時給にしたらどんだけ高いのか?

 こんなに高いのでは、貧乏サラリーマンの私などは、もう二度と救急外来には行けないと思った。

 

 下がその時の診療明細書と治療費(請求書&領収書)。

Img_0928_r
Img_0925_r

 実際8千円しか財布になかったので、事情を話し、明日以降、銀行でおろして持参することで決着。駐車券に印字してもらい、処方された痛み止めを受け取り、21時10分頃、4時間もいた病院を後にした。

 翌日(日曜日)に近くの銀行ATMでお金を引き出し、雨の降りしきる中、昨夜、時間ばかりがかかり過ぎた大病院の会計へ。治療費を払い、領収書を受け取った。たぶん職場から今回掛かった診察検査代のうち3,300円が自己負担で残りの11,000円は還付されると思うので、実際の身銭は3,300円だけだと思う。 

 皆さんもやむを得ず「救急外来」で受診する時は、検査だけでもこれくらいかかると思い、現金を多めに用意して行ったほうがいいと思います。ちなみにこの大病院は、郡山に昔からある老舗大病院なのに、カードでの支払いはやっていない。

 

 これが酷い目に遭った私の週末の一部始終の出来事だった。医師は私の体を思って、様々な検査で原因を突き止めようと努力して頂いたが、私にとっては腹部激痛と共に長時間病院滞在で身柄を拘束された挙句の高額医療費請求で、トリプル苦痛でしかなかった。「柿ピー」と「炭酸飲料」に端を発したみぞおちの激痛が、よもやこれほどの大ごとになろうとは思わなかった。救急車を呼ぶのは隣り近所にいろいろな意味で悪いしこり(噂話など)を残すので、今回は呼ばなかったが、そうしたくなるほどの強烈な苦痛だった。


 ところで、私の父親も大の病院嫌いで、世間体を気にする性格で、「外聞悪いから救急車は呼ぶな」と言い張り、「病院へは行かない」と駄々をこね、私が仕方なく説得して、夜に病院に車で乗せて行ったが、翌日朝に亡くなった。一日2~3箱もタバコを吸うヘビースモーカーだったのだが、最後は肺気腫と呼吸器不全が原因の急死だった。だから私はマメに病院に行くことにしているが、このような事態にならないよう、普段の食生活から気をつけなければならないと思った。

 毎朝と風呂上がりにストレッチなど1年半以上続けているし、昼休みの時間帯は散歩で毎日3~5000歩程度歩くことを日課にしているが、内臓脂肪は一度ついてしまうとなかなかとれない。反省することしきりだ。今回の出来事を教訓にして痩せることを心に誓ったのは言うまでもない。

 

« 同時代を生きた有名人 | トップページ | タイムトリップする夢物語 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

読みながら、ハラハラしました。
 
しばらくご無沙汰しているうちに こんな事態になってしまって
そんな中で、更なる災難でしたね。
ご無事で何よりです。その後は、いかがですか?

『尋常でない』というのは、本当に恐ろしいことですよね。
かつて経験していたとしても、その時の悪夢が蘇るわけですから。

謹慎期間は、やはり私も、持っているモノを総動員して 読み返したり、
観賞し直したり。
結局、掃除が始まり 断捨離の日々です。

そうこうしているうちに、家の中を見回しだし、間取りが気になりだし
リフォームしたくなり ・・・という具合です。

そして、何か参考にならないかと読み漁りまして
つんさんが、かつて お風呂場をリフォームした事について書かれているものを
読ませて頂きましたよ(⌒∇⌒)  参考に、というより、単純に面白かったです。
凄く臨場感があって、スリリングでした。
つんさんは、至って真剣なのに面白いなんて、失礼をお許しください。
リフォーム会社は、担当者も重要ですね!もう、最終的には自分の五感が頼りですね。

まだまだ、先は長くなりそうですね。
自分を律して、情報に流されないように真面目に生活したいと思います。


・・・エミーポンタンさん、こんにちは。ハラハラさせてしまい、すみません。今はだいぶ良くなりました。あれからは同じ症状は出ていません。たぶん、日頃の不摂生な食生活が祟ったのでしょう。若い頃は大丈夫でも消化の悪いものと炭酸はやっぱり腹にこたえます。(苦笑)
 あれから食生活も改善し、適度な運動によって年内5kg減量を目指そうと思います。

 ここ福島県でも宣言が解除になりましたが、この悪しき生活習慣からなかなか脱却できず、休日も家でだらだら過ごす日々が続いています。もし、退職したら、毎日こんな生活になるのかと、今から不安です。

 私も見習って「断捨離」したいのですが、古いものを処分できなくて悩んでいます。独身時代は部屋が足の踏み場もないくらい物が散乱し、部屋の中が飛び石状態でした。幸い家内がむちゃくちゃ綺麗好きで、一日3回は掃除機をかけるような人なので助かっていますが。時々私の体も掃除機をかけています・・・。

 なかなか外出できない分、自宅での過ごし方が今年はポイントですね。いろいろ考えていきたいと思います。自宅での引きこもり生活の間に、記事を書き溜めてしまい、正直言うと約二週間先の6月3日までの分がすでに完成してあります。

 私の拙い記事をたくさん読んでいただきありがとうございます。もともとPC用の書式で書いているので、最近はスマホやタブレットでのアクセスが7割以上を占めているので、スマホでは見づらいかもしれません。懲りずにまたコメントをお願いします。(つん)

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 同時代を生きた有名人 | トップページ | タイムトリップする夢物語 »