これが発明できたらすごくない?
「インスタントラーメン」を発明したのは日本の「安藤百福」さんだと聞いたことがある。日清食品の創業者で「チキンラーメン」とか「カップヌードル」の開発者でもある。意地汚い話だが、特許申請で一体これまでに幾らの収入があったのか?例えば作詞・作曲家はカラオケ一曲歌われるたびに、印税が入るそうで、80年代に「メモリーグラス」が大ヒットしたシンガーソングライターの「堀江淳」さんは、あの一曲だけで、今でもカラオケ印税だけで十分暮らしていけるというから一発当てた時は大きいと言える。
一方では、お金より、独自の発明に情熱を注ぐ研究者もいる。ドクター中松(中松義郎)その人だ。東京大学工学部卒のエリートで、政治家としても活動した。
一見、笑える、くだらなそうな発明が多いが、本人はいたって真面目。かのエジソンも「天才は1%のひらめきと99%の努力である。」との言葉を遺した。思いもよらない発想から大ヒット商品が生まれるもので、それは凡人ではたどり着けない境地で、やはり「天才となんとかは紙一重」と呼ばれる人でないと土台無理な話のようだ。
前書きはこの程度にして、まずはこのテーマで記事を記したい。
ほんの33年前は「昭和」だったが、その時代にはなかった物で、今では当たり前になっている発明品や事象を取り上げる。
携帯電話(ショルダータイプの移動電話や自動車電話はあったようだが) 昭和の時代はポケベルが主流だった。
ネットショッピング(PC操作でほしいものが手に入り、決済もカード払い)テレホンやテレビショッピングはあったが。
キャッシュレス決済(pay payやD払いなどスマホ決済が可能)
切符不要の電車乗車・・・JRなどでも予約から改札通過、乗車、下車までがスムーズに
自動掃除機(ルンバなど)・・・外出中や仕事中でも機械が勝手に掃除してくれる。
ネット選挙・・・投票はできないが、政権公約などのアピールが可能になった。
青色発光ダイオード・・・これによって青信号は緑色から本当に青色になった。
在宅勤務・・・コロナ騒動によって、実施されている。
サテライト授業・・・予備校などで実施されている。
地球環境にやさしい車(電気・水素・バイオエタノールが燃料の自動車)
電子メール
wi-fiやblue toothの開発
多言語翻訳機(ポケトークなど)の実用化
ネットでのチケット購入(LIVE・芝居・スポーツなど)&コンビニでの受け取り・電子決済
様々な情報が書物ではなく、ネットで入手できる。
オレオレ(振り込め)詐欺
運転支援装置(アイサイト・自動運転・ドライブレコーダー・盗難防止用イモビライザー)
一般家庭用の煙・火災探知機
二足歩行ロボット(asimoー2005年)
では今後、これが発明されたら凄いと思うものを列挙したい。
脚のないこたつ
料理番組などにおいが出るテレビ
料理番組で放送中と同じ料理がリモコンのボタン一つで1時間以内に配達されるシステム
選挙投票をネットで行う (やれそうで実現していない)
全自動手術装置(AOD)大門先生のように100%失敗しない医療機器の実用化
どんながんにも効く特効薬(たぶんノーベル医学生理学賞)
不老不死薬(DNA操作により、人生を最初からやりなおせる)
死後24時間以内であれば死者を蘇らせる薬・・・火葬前に限る (ヒトラーや麻原、殺人犯などの極悪人はいらない)
全自動家事実施ロボット(料理・洗濯・掃除など)
立体テレビ(3Dではなく、本当の立体テレビ)
亡くなった人との会話が可能なバーチャルリアリティー)
ドラえもん(タイムマシン・どこでもドアなど)
極悪人を更生させる機械(犯罪行為ができなくなる機械)
健康診断・病院不要のフィジカルマシーン(自宅でカプセルに入るだけで、体調を整え、病気にならない機械)病院が無くなり、機械のメンテナンスだけ
ひとりで空を飛び回れる機械(タケコプターやジェットマンのように、自由に空を飛びまわれる装置)
一切有害物質を出さない乗り物
地球温暖化を止める機械
台風を無風化できる装置(宇宙ステーションから無風化爆弾を投下し、台風の目で爆発させ、台風の勢力を制御する)
全家庭がシェルターを標準装備に
地震を無震化させる装置
雷をエネルギー化させる装置
キーボード不要 口頭だけですべて文章化できるワープロ あるいは考えただけでその通りの文章を打つワープロ
時速1000キロで移動できる高速列車(東京~札幌間1時間30分で結ぶ)停車駅 大宮・仙台・青森・函館北斗・小樽・札幌
7大陸を結ぶ循環高速鉄道
パスポートに変わる、絶対に偽造ができない査証(方法)での海外渡航
交通事故回避装置(運転はすべてオートメーション化 寝ていても目的地まで連れて行ってくれる))
花粉除去装置
天気をコントロールできる装置
一般家庭の全住宅にスプリンクラーが標準装備
今後、なくなってしまうのではないかと危惧しているもの
手紙のエアメール
年賀状などの虚礼
祝日に玄関先に日の丸を掲げる風習(門松・正月飾りなども)
正月の遊び(福笑い・すごろく・羽子板で羽根付き・独楽回し・凧あげ)
公衆電話(10円電話)やテレカ(プレミアテレカのブームは何だったのか)
学校(学習はすべてネットで自宅にいながら行う)・不登校生徒はいなくなるが・・・
死刑制度(無期は30年で釈放もあり得るが終身刑の制定により、廃止されてしまうかも)
絶対に無くなってほしいもの
生物化学兵器
弾道ミサイルやマシンガンなどの軍事兵器や水爆・原爆などの核兵器
殺人事件 幼児虐待 ウイルス(細菌・病原菌)
発想がないと、商品は具体化しない。朧気でもいいので、こういうものが実在すれば生活は楽になるのにといった主婦目線だったり、これがあると便利とか、日常の何気ない体験から思いつくものが多い。かつて1950年代に生まれた「三種の神器」とか1960年代半ばに登場した「3C」が発明されるまでは、まさか電気冷蔵庫や電気洗濯機、あるいはカラーテレビなどがこの世に登場するなどとは思わなかっただろう。
私は科学技術の発展がいくらめざましくても、治せない病気が未だにあるように、決して代替したり、消し去ってはいけない大事なものがあると思っている。それはロボット時代がやがて来るかもしれないが、人間が楽したい余りに、本来自分の体を使って行うべきものを他者にやらせ、運動不足に陥ったり、あるいは機能退化するような事態を招いては何の得にもならない。
そして人間同士のコミュニケーションが疎遠となり、公共心や助け合いの精神が損なわれるようでは心もとない。
要は人間が常に中心にいて、その不足分を補う意味で機械を活用していかないと、いずれ「ターミネーター」のように、感情の無い機械がAI知能を持ちすぎて、やがてはロボットや機械に人間が支配される世の中が訪れる気がしてならないのである。
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