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2020年5月13日 (水)

タイムトリップする夢物語

 夢を壊すようで心もとないが、往年のショートストーリーの神様「星新一」や昨年亡くなられたSF作家「眉村卓」が描いたような「タイムトリップ(タイムスリップ)」や「ドラえもん」に登場する「タイムマシン」は、どんなに科学が進んだ100年先であっても1000年先であっても絶対に実現不可能だと言い切れる。なぜなら、もしタイムマシンが開発されたとするならば、遥か先の未来から現世に未来人とやらが現れておかしくないのに、そんな話は今までに聞いたことが無いからだ。
 古来から人はそうした未知の物への憧れや現実的には不可能な創造物を絵空事として夢物語に描いたに他ならない。では、これまでにタイムスリップで未来や過去へ時空を飛び越えたドラマや映画などにはどのようなものがあったか振り返りたい。

1.むかし話

 浦島太郎

 これは日本古来のむかし話だ。ある日砂浜で子どもたちが亀をいじめていた。それを助けた浦島太郎が、お礼にと亀の背中に乗って海の中にある竜宮城へ行く。そこでは美人の乙姫が出迎え、鯛やヒラメの舞い踊りやご馳走で、時を忘れるほどのたいそうなもてなしを受ける。そして地上に戻る際に、「絶対に開けてはいけません」と言われて玉手箱を渡される。地上に戻ってみると、そこは以前とは明らかに違う世界で、知っている者はいなくなっていた。浦島太郎は寂しさから、堅く禁じられた玉手箱を開けてしまう。すると中から白い煙が立ち込め、気づくと浦島太郎はおじいさんになってしまったという、ある意味残酷なストーリー。亀を助けてくれた正義の味方の浦島太郎になんてひどい仕打ちを。恩を仇で返す行為に、子どもながらに強い憤りを覚えたものだ。この物語の教訓は一体何なのか?「いじめられている者を助けずに見捨てろ」という教えなのか?
Urashimataro
 私は旧ブログでも触れたが、これは昔の人が体験した宇宙人との遭遇をこのような「むかし話」の形で伝えようとしたのではないか?当時は「UFO」というような概念はなかっただろうから、空飛ぶ円盤を「亀」に見立てたのではないか?とするならば、浦島太郎は地球に偵察にやって来たUFOが故障か何かで地球に墜落した宇宙人を助け、修理を終えて戻る際、一緒に円盤に乗って宇宙旅行をしたのではないか?鯛やヒラメは火星人だったのでは?宇宙旅行している間に相当な時間が経過したので、地球に送り届けられた時にはおじいさんになってしまったのだ。そう考えればつじつまが合う。
 だとすれば、むかし話は怖いものが多いことに気づく。「かぐや姫」も「桃太郎」も、「鶴の恩返し」の鶴も「一寸法師」もすべて宇宙人の仕業ではないのか?「かぐや姫」は地球を偵察に来た宇宙人で、一定期間をおじいさんとおばあさんの元で暮らし、偵察を終えた頃、月からの使者が馬車で迎えに現れたのだ。よってその馬車こそがUFOで、それで月に戻ったと考えられる。また「桃太郎」も、川上から流れて来た大きな桃はやはりUFOだったと考えれば、すべての話に合点が行く。「鶴の恩返し」の鶴も、正体を見られたから宇宙へと逃げて行った。「一寸法師」も一寸(約3cm)しかない子どもが、鬼をやっつけられるはずはない。しかも小さなお椀の船に乗って京へと旅に出る。お椀で川を下り、京の都まで行くなど自殺行為で、そのお椀こそがUFOで、3cmしかない一寸法師は宇宙人以外の何物でもない。
 いずれも作り話にしては手が込んでいて、昔の人がそこまで空想や想像力に長けていたとは思えない。実際に宇宙人と接近遭遇した体験や実話を伝えようとして、このような「むかし話」が生まれたのではないのだろうか。

2.少年ドラマシリーズ

 ①タイムトラベラー(時をかける少女)

 1972年(昭和47年)に放送した青少年向けSFテレビドラマである。 原作は筒井康隆の『時をかける少女』。私は原田知世と仲里依紗主演の映画版を見たが、この「タイムトラベラー」はライブでは見ていない。

 あらすじはコチラ

 ②なぞの転校生

 1975年11月17日 - 12月3日に当時人気のあったNHK少年ドラマシリーズの1作として放送された。眉村卓原作。
 優等生の岩田広一(高野浩幸)が、ある日転向して来た才能溢れる少年・山沢典夫(星野利晴)の超能力に接し、興味を抱く。同じクラスメートの秀才、香川みどりが彼に夢中になる。原爆や放射能を極端に恐れる彼。実は幾つもの星を渡り歩いてきた宇宙人であることを知るが、彼をあらゆる場面で守ろうとし、やがて友情が芽生える。

 主題歌(BGM)はコチラ

 ③未来からの挑戦(ねらわれた学園)

 1977年1月10日から2月11日の毎週月~木曜日、18:05~18:25放送、全20話。眉村卓の小説『ねらわれた学園』『地獄の才能』を原作に制作された。
 少年ドラマシリーズは私が小5~中1の頃に本気になって見ていた。特に「なぞの転校生」と「未来からの挑戦」は大好きで、飛鳥清明役の熊谷俊哉は人気が爆発した。しかし 5年前、 53歳で病死してしまった。「なぞの転校生」はVHSビデオ化されたし、時々動画サイトに全話アップされているが、「未来からの挑戦」はNHKがテープ代節約のため、重ね録りしてしまい、貴重なマスターすら残されていない。私は西沢みどり役で登場した「紺野美沙子」さんが好きになり、彼女がその後、慶應義塾大学に進学されたのを知り、自分も志した次第だ。超能力を使う英光塾の生徒の代表「テレサ野田」はSFにはうってつけのタレントだった。

 主題歌とワンシーンはコチラ

3.戦国自衛隊

 演習中の自衛隊のある部隊(隊長役:千葉真一)が、突然に戦国時代にタイムスリップする。最初は現代の戦車や装甲車、ヘリコプターなどの強力な武器を背景に、或る戦国武将(夏八木勲)に協力し、天下取りに野心を燃やすが、やがて燃料や弾薬が底をつき、最後は寝返った武将によって皆殺しに遭う。
 現代人が過去に戻って命を落とすという悲劇的な結末だが、騎馬武者や弓矢、鉄砲などの古の武器に対し、最新鋭の大砲や戦車、ヘリからのマシンガン攻撃など、圧倒的な実力の差をまざまざと見せつけるまでは見ていてスカッしたが、歴史を狂わすような暴挙に神の雷がさく裂し、最後は天罰が下った。

4.バックトゥーザフューチャー

 マイケル・J・フォックス主演のSF映画だった。主人公マーティは自分の出生が危うくなり、「デロリアン」という車型のタイムマシンで過去に舞い戻り、自分の父親と母親を結び付けようと画策する。そして役目を終えた主人公が、当時の科学者ドクの協力を得て元の時代(未来)に戻ろうとするストーリー。

5.ターミネーター

 アーノルドシュワルツネッガー主演のSF映画。人間対機械の未来戦争を描いた。未来からやって来た不死身のターミネーターがその後、機械を破滅に追い込むために戦った人間のリーダーを、彼が生まれる前に、その母親となるサラ・コナーの命を狙いに現世へタイムスリップするストーリー。彼女を守るために同じく過去に降り立った青年がサラ・コナーと共に命がけで戦いを挑む。

6.JIN-仁-

 今から10年以上前に制作された。現代の脳外科医が江戸時代にタイムスリップし、当時不治の病やコレラのような疫病と立ち向かい、その時代には開発されていなかったペニシリンを創り出し、医学を進歩させた物語。好評で第2ステージ(完結編)も制作放映された。
 しかし、新型コロナウイルスが蔓延している2020年にあって、全国一斉に再放送されている。第2話・3話に出て来る「コロリ(コレラ)」が江戸時代に流行し、10万人もの死者を出した際に、南方医師が命がけでこの疫病と闘い、見事に成敗したのだが、これが感染病である新型コロナウイルスとダブる。おそらく、毎日多くの患者にPCR検査を実施し、決死の覚悟と不眠不休で治療にあたる、臨床検査技師や医師、看護師への感謝およびエールを込めて再放送が決まったのだと思う。
 偶然だが、私はその一週間前にDVDを引っ張り出し、それを観て、当時と同じ状況を再認識した次第だ。「神は乗り越えられる試練しか与えない」という言葉が身に染みて実感できた。

7.いいね光源氏くん

 現在NHKで土曜深夜に放送中の番組。これは若い女性の願望というか妄想を漫画やドラマ仕立てにした作品だと思う。元からどろどろの恋愛模様を描いたのが「源氏物語」だが、あの不倫やら略奪愛の発想は女性特有のもの。女性作家の「紫式部」のイマジネーションの賜物だし、女性ならではの創作意欲だ。
 現代の若い女性なら、一度や二度、ある日突然にイケメンが目の前に現れて恋愛ストーリーが始まるというような非日常の妄想を思い描いたことがあることだろう。それをドラマ化したもので、実際にイケメンでSっぽい「千葉雄大」を光源氏役に起用したことで、若い女性を中心に人気が高まり視聴率が好調らしい。

 このドラマを見ていて感じたことは、仕事を頑張っているOLが、誰も待つ人がいない一人暮らしのマンションやアパートに帰り、寂しい日常生活を送っている若い女性の憧れを描いたストーリーだと思うが、これってイケメン俳優の「竹内涼真」が演じた「ビューネ君」のCMと重なる部分がある。忙しい日常から解放されて、癒しや安らぎを求めるOLならきっと共感できると思う。

 さて、今日は「タイムトラベルは絶対にあり得ない」と大見得を切るところから始めたが、私の持論もあながち嘘ではないと認識できたことでしょう。こうした過去・現在・未来という時間軸や時空を自由に行き来するのは夢が溢れるものだが、現実的には不可能なのだ。だからこそ「SF」という分野で、年代を超えてテレビドラマや映画に何度も制作されている。

 「ドラえもん」ではないが、それこそが人類の究極の夢で、重大な決断を迫られた時に、その当時のその瞬間に戻って、自分にこうしたほうがいいとアドバイスを送りたい気分だ。
 もし可能であれば、私自身なら、2011年3月11日に戻り、地震が起きる前に、みんなに巨大地震が起きるから避難してと呼びかけるだろうし、原発職員に全電源喪失の危機を回避する手立てを考えるよう伝えたいものだ。しかし、私の話など誰も取り合ってくれないだろし、逆に自分がそれを仕組んだ犯人だと怪しまれるだろう。
 そしてもうひとつは、今年のこのコロナウイルスの危機について、中国を始め、全世界の人々に知らせたいと思う。しかし、単なる「ほら吹き」とか「オオカミ少年」扱いで誰も相手にしてくれないだろうが・・・。

 総括すれば、やはり歴史はそう簡単には変えられないのだろう。「南方仁」先生が苦悩したように、過去を変えることをしてはいけない。だから神は「タイムマシン」なる道具を完成させないのかもしれない。

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