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2020年4月19日 (日)

プレイバック90年代 CM編

 1990年代は1991年から2000年のミレニアムまでを指す。その時代は「バブル崩壊」によって、消費が冷え込み、世間はその後長らく続く不景気に見舞われた。
 唯一独り勝ちした「IT企業」くらいのもので、「山一證券」の経営破綻を皮切りに金融機関ですら生き残りをかけて吸収合併や統合が相次いだ。また、旧財閥の三井と住友が資本提携をするなど、従前にはあり得ない経済状況に陥った。
 また、昭和63年末には、天皇陛下の病状悪化と共に行事等の自粛ムードがあって、年明けには崩御に伴う年号の改元があった。
 
 1990年代には空前のバンドブームが沸き起こった。それは20年~30年前のビートルズなどにGSに感化されたバンドブームで盛り上がった世代が親となり、その子供たちが親世代の影響を受けた結果だ。それを証明するかのように、1980年代は松田聖子、小泉今日子、中森明菜、たのきんトリオ、少年隊などの大変なアイドルブームだったが、その20年後、その子供たちは「モー娘。」や「AKBグループ」の影響を受けている。時代は繰り返すとしたら、数年単位で周期的にブームが繰り返すのかもしれない。もう少しすると、「安室奈美恵」や「trf」、「MAX」などに影響を受けた方々が親の世代になるため、その子世代によるダンスブームがまた再来しそうだ。
 やや本題を逸れたが、その当時、CMに目を移すと、経済的に苦しい時代だった。「金欠」なる言葉も誕生したが、世相を反映すると、消費者金融のCMがヒットした。しかも昔の「サラ金」はヤクザの取り立てが酷く、印象が悪かったが、90年代は「消費者金融」と呼び、CMにも人気のヤングモデルを多数起用し、イメージアップを図った。
 では90年代に流行ったCMをどうぞ!
 
 1位 武富士ダンサーズ

 このCMは知らないほどがいないくらい評判になった。実際に行われたオーディションで選ばれたジャズダンサー14名が「Syncronized Love」のBGMに乗せてカッコよく踊る世界に誰もが憧れた筈だ。この頃は、80年代後期に制作された映画「フラッシュダンス」が上映され、レオタード姿で踊るジャズダンスやブレイクダンスが流行した。
 このCMには続編が数パターンある。本番を前にした女性ダンサーの更衣室でのひとコマ編もあった。
 武富士はその後もトラブルが相次ぎ、弘前支店で社員が多数焼死する放火事件も発生した。残念ながら2010年に会社が倒産し、動画サイトの映像を懐かしく見るだけで、新作を作る機会は永遠に失われた。 

 2位 アイフル

 最初は、おっとり&はんなり系京美人の安田美沙子を起用。どこか間の抜けた天然っぽいが、守ってあげたくなる存在だった。

 その後「どうする、アイフル?」がキャッチコピーとなった。ペットショップのチワワ犬「くぅーちゃん」がつぶらな瞳で訴え、後の飼い主になる清水彰吾を居たたまれない気にさせた。
 一緒に波打ち際を追いかけっこするような空想を抱かせ、その映像を見た視聴者の誰もが「これは飼うしかないわ」と呟いたに違いない。

 その後は、宇宙人の3兄弟による「お自動さん」なるダジャレ攻撃が始まった。


 3位 アコム

 「初めてのアコム、初めての無人くん」がキャッチコピーで来店しやすさ利用しやすさを前面に押し出した。
 とりわけ当時、無名だった、妹的でさわやか系のモデルの小野真弓が大ブレイクした。アコムの無人ATMで審査・融資を受けられる画期的な「むじんくん」は当時、街角に溢れた。

 4位 プロミス

 この会社もアニメーションのCMが多かった。「いらっしゃいまし~ん」というATMを店舗外に展開した。黄色いライオンキングをパクったようなジングルを使用した。一部上場を果たし、井上和香を長らく起用した。

 現在はSMBCグループの傘下に入り、立て続けに消費者金融が倒産する中で、しぶとく生き残っている。

 5位 ほのぼのレイク 

 この業者は人気タレントを使わず、長いことアニメのCM作品を流した。しかし、2006年頃にタレントの夏川純を起用。現在は滝藤賢一と筧美和子が「レイクALSA」として出演している。

 6位 アイク(その後ディックに改称)

  現在は柔道家でシドニー五輪金メダリストの井上康生の夫人になった美人モデル「東原亜希」をCMに起用して人気を得た。 

 さて、個人的なことだが、1991年というと、私が27歳で、それからミレニアムの2000年は36歳までを指す。仕事が軌道に乗り、趣味のスキーに明け暮れ、結婚をし、子どもも2人もうけたことから、人生の中では節目を迎えた時期に当たる。世紀末でコンピューターの誤作動問題やノストラダムスの預言などに踊らされたが、今のところ世界滅亡は無いが、21世になって20年、まさかオリンピックイヤーの今年、世界中で多数の死者をもたらす「新型コロナウイルス」なる病原細菌で右往左往するとは想像だにしえなかった。
 何が起きるかわからない混沌とした時代で、バブル崩壊で厳しい経済状況に追い込まれた90年代が、なぜか輝いて見えるのは歳をとったからなのか、あるいは今の状況と比べてそう思えるのか?それとも過去を美化してしまうのは悲しい性なのだろうか。

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