郡山市内でポリウレタンマスクが買えた日(2020.4.23)
4月12日(日)に続き、マスクに関する情報提供の第二弾です。
4月23日(木)の朝、出勤したら職場の同僚が、昨日、市内北部にある自宅近くのホビー専門店の前を通りかかったところ、店の駐車場や入口に掲げられた「マスクあります」という看板&掲示物を偶然見つけ、立ち寄ってみた。
すると、そこはゲーム機で遊べたり、フィギュアとかトレカなどを販売するホビーショップだった。なんとそこのレジの右横に、数多くのポリウレタンマスクが陳列してあったというのだ。「おひとり様〇点限り」という表示もなく、購入しようと思えば10枚でも20枚でも買える風情だった。
「もしかしてぼったくり?」と勘繰ったが、1枚273円(税別)という良心的な店だったとのこと。そのマスクはいろいろなカラーがあってファッショナブルだった。しかし、やはり中国製とのことで、大量買いは怖いため、一応試用品として1枚だけ買ってみたという。
帰宅後、商品チェックしたが、特に問題はないとのこと。ポリウレタン製は手もみ洗い程度なら、4~5回は繰り返し使用できるため、税込みで300円でも1回あたり60円程度と思えば合理的かもしれない。でも枚数制限なく、いくらでも買えると言っても10枚買えば3,000円なので、そんなには買えないだろう。ウレタン製は丁寧に扱って手もみ洗いすれば、10回くらいは使えるかもしれない。だから3~4枚もあれば十分かもしれない。
その話を聞いて、私も早速、仕事帰り、23日(木)の午後4時過ぎに訪れてみた。実名を書くとまたその店に客が殺到し、すぐ品切れになるのであえて明かさないが、かつてそこは本屋さんだった場所だ。今から10年くらい前に「ホビーショップ専門店」になった。私自身、子どもが小さい頃、おもちゃ屋だと思って家族で入店したところ、いかがわしいグッズやセクシー系DVDや写真集なども置いてあって、目のやり場に困った記憶がある。家族連れで行くような店ではなかった。だからそれ以来、一度も行っていなかった店だ。
ところが実際に久し振りに入店してみると、「ドン・キホーテ」のミニチュア版のような店構えに変わっていた。そこの入口の庇に「マスクあります」という看板。そして国道から見える駐車場にも大きな看板で「マスクあります」の文字が・・・。「マジか?」と半信半疑で入店し、3mも行くとお会計レジの小部屋があるが、その右横に30枚ほどのマスクがぶら下がっていた。色も黒・灰・肌色・ピンク・オレンジなど多彩で、ポリウレタン製というよりコットン製のような感じだった。でもちゃんと袋に入っている。中国語のような文字が表面に書かれてある。なんと値段は本当に1枚273円【税抜き)の表示だった。黒色と灰色を1枚ずつ合計2枚買って税込みで601円。(下のレシートの通り)
さらにビックリしたのは、その下には今も郡山市内のどこへ行っても入手できない筈の不織布のマスクが50枚入りで4,000円で販売されていた。5パックほどが並べられてあった。私の前のおばちゃんがそれを取ってレジへ。1枚80円換算でもやはりないよりはマシなのか。
この日、女優の岡江久美子さんがコロナで急死されたニュースが流れ、今さらだが、コロナウイルスの恐ろしさを身をもって知ったのだろう。下手すると死に至る殺人ウイルスだ。
ほかにもカエルのデザインの子供用マスクが500円で置いてあったり、マスクの下段には「キレイキレイ」のハンドソープやポンプ式の容器も置いてあった。ドラッグストアをいくら探しても売っていないのに、まさかのホビーグッズ専門店でマスクが売られていた事実。もしかして独自の販路(輸入ルート)があるのか?
私はその店の不織布マスクは高くて手が出なかった。そして帰宅後、家内と話して、遠くで仕事をしている息子と娘にも送ってやることにした。その2枚に加え、通販で1か月半も待ってやっと買えたポリウレタンマスク1枚、さらには残り数枚になった不織布マスク2枚の計5枚を濡れないシートに入れて封筒に収め、16:30に駆け込んだ郵便局にて120円切手で送った。局員の話だと「緊急事態宣言」で輸送手段が減便しているため、通常2日で届くところだが、3日以上かかるらしい。そうなると今週の配達は無理で、早くても来週月曜日だ。
そして再びそのホビー店に行った。あれから30分も経っていないのに、さっきまでレジ前に5パックほどあった不織布マスク50枚入りはすでに売り切れていた!誰かがまとめ買いしたのだろう。4,000円でも背に腹は変えられない客がいたのだ。ビックリ・・・。まさか転売目的では?
私はさらにポリウレタンマスク3枚(サーモンピンク・ベージュ・グレイ)を税込み901円で購入した。Amazonでは1か月半も待たされ、4枚入りポリウレタンマスクが980円だったので、3枚で901円でも仕方あるまい。結局、今日の首尾は、繰り返し使用できるポリウレタン(実はコットン?)マスク5枚で1,502円。しかし、これで何とかしばらくは凌げそうだ。
また、その隣りに建つ「手芸専門店」では、マスク不足のため、自らお手製マスクを作る方が多いことから、布やゴム製品が品薄あるいは品切れだそうだ。そういえば、100均に行ってもゴム製品は売り切れだった。
やはり賢い日本人は、考えることは一緒で、電子体温計のボタン電池(LR41)がメーカー欠品でいつ入荷するのかわからないのも同じこと。私も先週、10店舗をあちこち巡ったが、どこにも無し。結局、22日(水)にも近くの家電量販店に行ったが、その商品だけが無く、いつ入荷するかわからない中、実費を払って注文だけしておいた。198円。
新型コロナウイルスが猛威を振るっているさなか、私だけがいい思いをして申し訳ないので、店名は明かせないが、この日にあった出来事を、私のブログを訪れてくださった方には情報提供した次第です。たぶん、この記事を読めば、郡山市民の方ならその店がどこなのか大体察しがつくと思います。
追記
本日24日(金)、10時20分頃、郵便局ついでに駅前を歩いていたら、私の前を歩くビジネスマン風の男が提げていたバッグから、箱入りの「シルキー」と書かれてある不織布マスクが溢れていた。大量買い?それとも医療関係者?見知らぬ人に「そのマスクどこで買った?」と聞く訳にもいかず、そのまま職場に戻ったが、もったいないことをした。もしかして、マツキヨで入荷?いろいろと気を巡らしてしまった。マスク狂騒劇はまだまだ続きそうだ。
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