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2020年3月16日 (月)

コロナパニック in 2020

 時を遡ること9年前、あの「東日本大震災」の生活物資不足の際にも、日本人は暴動や略奪を起こさず、秩序を守り、給水や食糧配給の際にも
順番を守って並ぶなど、世界中にその素養の高さを見せつけたことは記憶に新しい。

 しかし、かつて1970年代に二度起きたオイルショックでトイレットペーパーを買い占めて、街のスーパーの商品棚から消えてしまった状況と
同じことが、繰り返すように今年、起きてしまった。
 地方の一社員が流したデマを鵜呑みにした全国の消費者が、トイレットペーパー、マスクにも代用可能なキッチンペーパー、ティッシュペー
パーの買い占める社会現象があちこちで起き、40年以上前と同じ状況に陥った。本当に必要とする人が買えず、これみよがしに転売して金儲け
に走る不貞な県議会議員まで現れた。こうなると元来持ち合わせている筈の「日本人らしさ」は闇に消え、世も末と言わざるを得ない。
 本来、小さな島国である日本。昔から災害が起こるたびにお互いに助け合って、支えあって暮らしてきた。それを根底から覆す出来事が起きたのだ。
 今回まだ未解決で継続中の「コロナウイルス」だが、その影響やらパニックとなった事象をまとめてみたい。

 ① ついに高野連が「センバツ中止」を決断

 Jリーグやプロ野球が開幕延期を発表し、大相撲は無観客試合を実施。小中校が一斉休校に入り、部活動も実質中止。各競技の大会も中止を余儀なくされる中、最後まで模索を続けたのが「高校野球」。これらの連鎖に呼応するかのように、やっと重い腰を上げた高野連。あと一週間後に開幕を控えた11日に理事会を開き、無観客試合を取りやめ、初の中止措置を発表した。
 前回、私は当ブログで「なぜ高校野球だけは特別扱いなのか?」との疑問を呈した記事を書いたが、やはり世間の状勢にあらがうことは出来ず、遅すぎる発表に驚きとショックは隠せなかったのが出場を決めていた高校球児たちだ。一生に一度あるかないかの夢舞台。それをよもや流行り病で中止に追い込まれるとは想像だにできなかった筈だ。これまでの努力は水泡に帰す結果となってしまう。

   
 ② 学校休校、各種イベント中止、入国禁止措置で経済危機に

 学校休校に伴い、子供たちの世話をする者がいない。学校給食もなくなり、食材が余った。さらには子どもが日中、家にいる間に与える食事が増え、家計を圧迫。しかもスーパーではレトルト食品、カップ麺、缶詰などが品薄になる始末。 
 また、スポーツイベントはもとより、テーマパークが軒並み休園措置。ライブコンサートなども延期または中止となった。人が大勢集まるようなイベントでは、ウイルス拡散、蔓延の危険が増すため、当然と言えば当然の措置だが、その分、経済活動は混沌。回るはずのお金が回らなくなり、経済状況は停滞。それが証拠に、政府が指針を示した二週間のうちに、東京市場の株価は急落。19,000円台にまで落ち込んだ。

 さらに、中国や韓国などからの訪日客を入国禁止にしたため、外貨すらも稼げなくなった。ホテル業界はキャンセルが相次ぎ、閉店休業状態。思惑が外れた。浅草などは平日でも多くの外国人観光客でごった返す賑わいを見せていたのに、WHOが「パンデミック」を宣言した今、入国禁止を厳格に行えば、通りや商店では閑古鳥が鳴き、また土産物なども売り上げが激減する。

 一方、福島県内でいえば、映画館もガラガラ状態だが、唯一休校となり、自宅に籠りきりでいられない高校生が娯楽を求めて映画鑑賞に訪れている。カラオケ屋も同様。せっかく「Fukushima50」が震災時期に合わせて公開されたのに、集客が伸び悩んでいる。あの日の所員たちの奮闘した真実のドラマを全世界の人々に見てほしいのに、それへの関心が薄らいでしまっている。 

 追い打ちをかけるように、もしもこれで東京オリンピックが中止にでもなったら、日本経済は危機的状況に追い込まれるし、ギリシャのように財政破綻を起こすことにもなりかねない。それほど事態は困窮し、政府の対策も後手にまわり疲弊している。


 ③ 特効薬は生み出されるのか

 「コロナウイルス」の発生源が突き止められていない。よって、それを治すための薬品も開発できておらず、エイズや喘息の治療薬などが試されて代用されているが、その効果は万能ではない。体力のない70歳以上の高齢者を中心に死者が出ている。幸い、子どもたちが重症化した例はあまり報告されていない。
 
 かつてSERSやMARSなどが欧米諸国で発生した時にも大勢の死者を出したように、全世界に蔓延している「パンデミック」宣言が発令された
今、世界中の医学者や研究者が治療薬(新薬)の効力を試している段階だ。早急に実用化をしないと、今後、死者は増加の一途を辿る。

 ④ 中国に気を遣いすぎの各国の対応

 中国の武漢が発生源なのは明白なのに、世界各国は中国に配慮を示し、逆にインドネシアでは日本が発生源だと歪曲し、現地の日本人がハラスメントを受けたり、ヨーロッパでは日本人が「コロナ」呼ばわりされた挙句に暴力を受けたケースがある。欧米人は中国人=日本人だと勘違いしているのか?日本は被害国にもかかわらず、「日本人が悪い」などと決めつけるような概念が生まれたことに強い憤りを感じる。

 私自身も発生源の中国を責めるつもりはない。しかし、もし感染して亡くなった場合に、誰に損害賠償を請求するのか?生命保険に加入していれば保険支払いの対象になるのか?

   

 日本は不思議な国で、助け合いの精神が染みついているのか?あるいは相当なお人よしなのか?日本中のマスクを中国に送った結果、いざ、日本でコロナウイルスが蔓延し、感染者が増加の一途を辿っている今、薬局、スーパーの商品棚にはマスクが皆無で、入手できない状況が数週間以上続いている。これでは防御しようがない。ウイルスは呼吸器から侵入するケースがほとんどで、手洗いの徹底だけでは不十分だ。市場からマスクが消え、防御策が脆弱の日本では、私はますます生命の危険に脅かされる期間はのびのびになると思う。   


 ⑤ すべては政府の初期対応の悪さが招いた人災

 クルーズ船で感染拡大した際の、対応のまずさによって、これだけ被害を拡大させた要因はすべて政府にある。検査体制の不備もそうだし、下船させるタイミングも悪すぎた。それに陰性から陽性までの潜伏期間を見誤り、下船した後の陽性反応者の行動によって、濃厚接触だけでなく市中感染まで引き起こした。感染者がジムやライブハウスでシャウトなど持ってのほかで、それが被害拡大をもたらしている。なぜ、行動を制約できないのか?昔の伝染病なら、一発で隔離しなければならなかった筈。放射線と同様、ウイルスは目に見えないだけに、細心の注意を払って対処しなければならなかた。なのに、日を追うごとに感染者がクラスターのごとく鼠算式に増えているのは、政府の対応のまずさ以外の何物でもない。
 さらに言えば、中国や韓国への気遣いから入国制限を実施するのが遅れた。運悪く、中国の旧正月にあたり、外貨獲得を優先したあまり、いち早くの制限をためらったことが最大の敗因。それによって、バスの運転手やガイドが初感染したのを皮切りに、今では収拾がつかないほど広がったのは周知のところだ。もはや政府の責任追及は免れないし、実際に多くの死者まで出しているからには、どうやって損害賠償するのかすら議論されることになるだろう。もはや立派な労災だ。

 また、治療後、陰性に戻ったはいいが、その後しばらくして再発するケースがみられた。陰性だと安心し、経過観察もそこそこに、普段の生活に戻り、外出してしまい、結果的にウイルスをまき散らしたことも一因だろう。

  ⑦ 世界各国の認識と対応の違い

 今回の「パンデミック宣言」が発令されるまでの間のウイルス対応が各国によってまちまちで、民族によってその民度や教養のなさが様々な波紋を生んでいる。
 例えばマスクを着用する習慣が無い欧州では、予防という認識が薄い。よって、保菌者からの濃厚接触で感染を拡大している。世界中から多くの観光客が集まるイタリアでは、爆発的に増加した。また、マスクを着けるのは陽性者や保菌者という認識から、予防のためにマスクを着けて通りを歩いていた日本人が、現地人に「コロナ」呼ばわりをされた挙句に暴行を受けた事例があった。
 一方、韓国人の発想では、犯罪者は寄ってたかってとことん糾弾する傾向がある。たとえば、我が郡山市で14日(土)、地元の大学教員がエジプトのナイル川クルーズに参加して、帰国後に陽性反応が出た事案では、日本人なら、同情し、早く回復することを願うだろうが、韓国人では、「学校が休校の時期に、教員がのんきに長期間海外旅行に行っているから感染したんだ」と責任を追及し、糾弾することを徹底する。

 また、中国もまた、発生源は武漢であるのは明らかなのに、野口健氏も訝っているように、中国から発生したコロナウイルスで、全世界に感染が広がっているにもかかわらず、一切釈明や謝罪らしきことはしない。これは中国人の民族性で、自分が悪いとわかっていても絶対に自ら謝らない。謝ったら負けと教わっているため、一度でも謝罪の言葉を口にしたら、その人間は二度と這い上がれなくなる。それは中国語を見れば一目瞭然で、謝るという語を2つ書いて「ありがとう(謝謝)」という意味だ。それは「ごめんなさい」という謝罪の意味ではない。
 それどころか、自分たちの非を認めないどころか、逆ギレして、「武漢にコロナウイルスをアメリカが持ち込んだ」とする責任逃れの言い訳を始めた。これこそがこの国の本質だしやり方だ。レッド国とは最初から相いれないということだ。
 このようにコロナウイルスを例にとっても、国民性が如実に現れるのだ。
  

 さて、今回の一連の「コロナウイルスパニック」で、日本人が伝染病への備えが希薄で脆弱であることが浮き彫りとなった。また、日本人の
メンタル面を改めて試されたように思えてならない。中には陽性にもかかわらず、あえて居酒屋やバーをはしごし、「ウイルスをまき散らしてやる」との悪意に満ちた輩まで現れた。「日本人のクズ」である。他人を巻き添えにしようなどという短絡的かつ独善的な発想しかできない日本人が現実にいたことに衝撃を受けるし、強い憤りを感じる。しかも思慮分別がありそうな50代のぞんざいな軽率極まりない行動だ。
 もしこれで感染が広まったのなら、傷害罪の適用や損害賠償をこの男性に請求すべきだ。そして、消毒のために営業停止に追い込まれた店には弁済をすべきであろう。

 総括すれば、今回のコロナウイルスで日本人もパニックに陥ったことで、もう一度日本人としての存在意義を問いただす契機になったと思う。 

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