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2020年3月23日 (月)

実在したドラマのような事件

 「事実は小説より奇なり」という言葉があるが、世にも不思議な事件が本当に起きた。しかもここ日本で。今日は実際に起きた事件を例証したい。

 1 死刑廃止を唱える弁護士の妻子が殺害された事件

 日本人の8割以上が「死刑制度存続」に賛成している。それは何の落ち度もない人を残忍極まりない方法で命を奪った殺人犯は、やはり死をもって償わせることに賛同していることだ。おそらく、その被害者家族(遺族)は犯人に復讐して自分の手で同じ苦しみを味合わせて闇に葬りたいと思うのが心情で、それを法の名のもとに代理執行するという意味合いを持つ。
 しかし、弁護士の中には、「死刑廃止」を強く訴えている団体も少なくない。人権保障の観点からだが、私は殺意を持って計画的にかつ用意周到な準備を整えて人を死に至らしめた輩は、死を持って償わせるしかないと考える。今の刑法などは、犯罪者を更生させることに力点を置いているが、犠牲になった人は、いくら犯人が更生し、反省し、謝罪の言葉を口にしたところで戻って来ない。死とはどういう意味なのかを正すためにも、死の苦しみを味合わせなければならないと考える。おそらく日本人の8割は私と同意見だと思う。
 そんな弁護士が自らの立場を自問自答させられる事件が戦後間もない頃に発生した。その弁護士は、強硬なまでに「死刑廃止」を唱えていた。しかし、ある日、自宅に賊が押し入り、愛する妻と娘を残忍な方法で殺されたのだった。その弁護士は、プライドを優先させ、自分の立場を変えずに、その後も死刑廃止を訴え続けたという。しかし、内心、自分の手で犯人を殺してやりたいと思った筈だ。何ひとつ悪いことしていない少女が、強盗に押し入った犯人に、無残にも殺され、変わり果てた姿で発見された時、葛藤は相当なものだったに違いない。
 では事件のあらましをどうぞ。

 「銀座弁護士妻子殺人事件」

 1956年1月に日本の東京都中央区銀座で発生した強盗殺人事件。
 1956年1月18日午後1時頃、東京・銀座の第二東京弁護士会副会長磯部常治(当時61歳。帝銀事件で平沢貞通の弁護人を担当)の自宅で妻(当時52歳)の絞殺体と大学4年生の次女(当時22歳)の刺殺体を帰宅した三女が発見し警察に急報した。
 築地署員が駆けつけ捜査を開始したところ、同家は1階から3階にかけて物色された痕で荒らされており妻はネクタイで絞殺されており、階下にいた次女は鋭利な刃物で胸や肩など8か所にわたり刺されており、現金、六法全書、衣類などが盗み出されていることから怨恨ではなく金目当ての強盗とみて付近の聞き込み捜査を始めた。
 その2日後の1月20日に窃盗などで前科2犯の男B(当時27歳)が逃亡先の名古屋で警察に自首し現行犯逮捕された。

 この事件で妻子を失った磯部は、「自分自身が犯罪被害者となったが、私は死刑廃止を支持する。囚人にも親や兄弟がいる。」と発言し、死刑廃止を堅持した。これは「山一証券代理人弁護士夫人殺人事件」で妻を失い死刑存置派になった弁護士・岡村勲と対照的である。
 1956年11月20日、東京地裁はBに死刑を言い渡した。Bは控訴せず、同年12月5日に死刑が確定し、1960年に死刑が執行された。

 2 信教を理由に息子への輸血を拒否し、死に至らしめた事件(大ちゃん事件)

 「エホバの証人輸血拒否事件」とは、宗教上の理由で輸血を拒否していたエホバの証人の信者が、手術の際に無断で輸血を行った医師、病院に対して損害賠償を求めた事件。輸血拒否や自己決定権について争われた法学上著名な判例である。 
 1985年6月6日の午後4時35分、神奈川県川崎市高津区のJR久地(くじ)駅前交差点で交通事故が発生。聖マリアンナ医科大学救命救急センターに到着。医師の最初の所見では「両下肢解放性骨折、入院60日」。推定出血量約500ccと判断し、一刻も早い輸血が必要と判断される。しかし、両親から宗教上の理由で「今回、私達の息子(大十歳)がたとえ、死に到ることがあっても輸血なしで万全の治療をしてくださるよう切にお願いします。輸血を受けることは、聖書にのとって受けることはできません」との輸血拒否の決意書が提出される。両親の信者仲間も押しかける中で、病院側は両親に対し輸血を説得したが、承諾を得られず、長男は約五時間後、死亡した。

 この事件はマスコミに大きく取り上げられ、輸血をすれば助かった可能性が高かったため、両親の保護者責任遺棄や医師の殺人罪などの適用が取り沙汰された。

 3 男子高校生が核爆弾を作って地球滅亡を企てた事件(朝日新聞より)

  かつて沢田研二が主演した映画「太陽を盗んだ男」で、小型の原爆を製作した天才的知能犯の中学校の理科教諭が、政府を脅迫して逃亡生活を送るというストーリーを地で行くような事件が起きた。しかもその犯人は何と高校生だった。

 高性能爆薬を製造、所持したとして火薬類取締法違反容疑で書類送検された東京都内の男子高校生2年生(16)が、インターネットのオークションサイトでウランを無許可で売買していた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかった。自宅で精製作業をしていたとみられ、警視庁は原子炉等規制法違反の疑いでも調べている。

 捜査関係者によると、2017年11月、「ウラン99・9%」などと称する物質がオークションサイトに出品されていることを原子力規制庁が確認し、昨年1月に警視庁に通報した。警視庁が出品した男性や落札した購入者数人を特定し、物質を押収して鑑定したところ、天然ウランと劣化ウランだったことが判明した。男子高校生は数人いる落札者の一人で、自宅の家宅捜索で「ウラン精鉱(イエローケーキ)」が押収された。高校生はウラン鉱石からイエローケーキを精製。ネットオークションに出品し、無許可で販売していた疑いが持たれている。

 障碍者施設「やまゆり園」に入居する障碍者を次々襲い、19名を殺害した犯人に死刑判決が言い渡された。犯人の同園の職員は、一貫して自分の非を認めず、口もきけない障碍者は生きていても仕方ないとして遺族への謝罪どころか、公判中も自分の身勝手な主張ばかりを繰り返し、反省の念すら感じられないありさまだった。かつて大阪教育大付属池田小学校で、児童が殺傷された事件も痛ましい出来事だった。何の罪もない人々が、一人の鬼畜のために命を奪われる不条理。
 それらはドラマや映画の世界だけであって、現実には到底起きないだろうと思われるような凶悪犯罪が現に起きてしまっている理不尽さ。世界一安全な日本において、何が起きるかわからない世の中になってしまった。

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