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2020年2月 5日 (水)

宝くじ高額当選の夢と現実

 年末ジャンボ宝くじの1等前後賞の当選金額がついに10億円となった。数年前まで所さんがCMで「1億使ってもまだ2億」と言った1等3億円で驚いたものだが、いよいよここまで来たかと衝撃を受けている。私も毎年「どうせ当たらない」と思いつつ、凝りもせず20枚(6千円)限定で購入してしまう。おそらく抽選会の前までの夢心地の気分を味わいたくて、文字通り「夢を買う」ものだと割り切っている。つまり、損を覚悟で見知らぬ誰かの当選の夢や幸せのために出資しているにすぎないのだ。
  
 しかし、かくいう私も一炊の夢を見ているのは確かだ。もし10億円当たったら、何に使おうとか、当たりもしないのにリストで買いたいものややりたいことをピックアップしてしまう。宝くじが素晴らしいのは、丸丸当選金額がそのまま自分の口座に入ってくることで、一切税金(所得税など)が取られないことだ。手元にそっくり入って来るからなおさら怖い。
  
 でも10億円当たったなどとは口が裂けても言えないだろうし、口を滑らせたら最後、命の危険にさらされ、毎日びくついた生活を送る羽目に陥ることは火を見るより明らかだ。それほど10億円とは恐ろしい金額なのだ。
  
 ではまず、宝くじを購入したら、誰もが夢見る使い道を私なりに考えると・・・

 1 まず共同購入(身内と親兄弟まで)にして、税金がかからないように配分する。

 半額以上の6億を自分がもらい、残りの4億円をその家族など他の4所帯で1億ずつ分ける。共同購入として申告すれば、贈与税がかからない。当選証書を発行されるので、それを持っていれば、税務署から問い合わせがあっても、それが証拠となるため、突っ込まれないで済む。

 2 6億円の使い道
   ①貯金3億円(生活費や子どもたちへの支出)
   ②残り3億円で購入するもの 
    ・自宅を壊して改築 5,000万円
    ・北海道富良野市と東伊豆、沖縄、ハワイにそれぞれ2,500万円程度の中古別荘を購入(計1億円)
    ・キャンピングカーと高級外車 3,000万円
    ・海釣り用のクルーザーと水上バイク 3,000万円
    ・大型バイク 300万円
    ・家具調度品電化製品をリニューアル 1,000万円
   ③寄付3,000万円(交通遺児・こどもレストランなど)・・・正体がバレないように伊達直人名義で
   ④旅行(ハワイ・エジプト・ヨーロッパ・メキシコ・東南アジアなど)3,000万円
   ⑤投資(有価証券・中期国債ファンド・金など)2,000万円
 
 ただし、会社や店舗経営(レストラン・ラーメン店・焼き肉店など)などには出資しない。理由は私には儲ける才能が全然ないからだ。  

 では、ここからが本題だ。万が一、宝くじで高額当選したら、こんな流暢な夢を語ったりできない理由をしたためたい。

 1 命の危険に曝される。

 モニタリングやドッキリ企画ではないが、10億当たったことが周囲に知れたら、まず友達を失くすだろう。ヤクザ者や強盗などに命を狙われる危険が増す。急に音信不通だった知り合いが金の工面に現れたり、行商人が高額な壺を売りつけに現れたり、夜な夜な、迷惑電話にうなされたり、脅迫されることもありえる。よくアメリカで100億円を超える当選金額を当てて、テレビに家族全員で出演して喜びを爆発させているファミリーがいるが、考えられない。絶対に命の保証はない。「殺してください」と言っているようなものだ。

 2 生活が激変

 まず馬鹿らしくなってすぐに仕事を辞めて左うちわの生活を実行するだろう。毎日10万円使ったとしても年間3650万円の出費。そんな豪勢な生活を26年間も続けられる。
 気持ちがでかくなって、毎晩キャバレーに入り浸って女の子を侍らして豪遊し、気に入った若い女の子に金を貢いだり、愛人を作ったり、あるいは風俗通いをするかもしれない。
 一攫千金を夢見て、博打や賭け事にのめり込むかもしれない。どこかのスーパーの会長のように香港やマカオでカジノにのめり込んで大金をつぎ込んで破産するかもしれない。
 性格が変わってしまい、家庭不和になったり、離婚、一家離散などという事態に陥るかもしれない。

 では、高額当選したら、その末路はどうなるのか、Youtubeにアップされていたのでご覧ください。

 極端かもしれないが、喪黒福造のアニメような結末が待っている。当たったことを誰にも喋れない苦しみを味わい、そして誰かに襲われる夢を毎晩のように見させられてうなされるかもしれない。何度も引っ越しを繰り返すようになるかもしれない。仕事もしていないのに豪遊していたら、周囲は怪しい目で見るに違いない。

 毎年のように1等当選したのに、当選者が換金せず、国庫に流れていくもったいない話をよく耳にする。これは現実が怖くなって、これまでの平穏な生活が壊れてしまうのではないかという危惧を抱いた方が、銀行に来ないでみすみす棒に振っているのだと思う。
 ちょうど40年前の1980年に、トラックの運転手が植え込みに捨ててあった1億円を拾い、大変な騒動になった。その運転手のO(当時42歳)さんは、結局持ち主が申し出なかったために、半年後に4割近い税金を引かれたのちに、晴れて自分のものとなった。その後、生活が一変し、時の人として扱われ、取材陣に追い回される日々が続いた。当然、金の亡者たちが、彼の前に現れて金の工面を申し出たり、宗教団体が寄付を迫るなどしてつけまわしたり、いわれのない嫌がらせを受けたり、投資を迫る金融機関の勧誘に悩まされ、結局彼は、日本人の平均寿命よりもだいぶ若い62歳で亡くなった。 

 ところで、東日本大震災があった2011年の1月に「伊達直人」現象が起きた。社会福祉施設の玄関にランドセルが30個ほど置かれ、書置きに「伊達直人」とだけ記されてあった。もしかすると、宝くじで高額当選した方が、金の使い道に困り、このような行動をしたのかもしれない。気持ちがざわついて、何か世の中に貢献しようとか、徳になることをしたいと思ったか、あるいは病魔に侵され、余命いくばくもない方が、善の振る舞いをして天国に行けるように神様に気に入られようとしたかであろう。

 そう考えると、「宝くじ」はやはり夢を買うもので、現実を知ると、たとえ当たっていても怖くて換金できなくなるかもしれない。毎日、平静を保って何食わぬ顔で従前と同じ生活を送れる筈はない。人目を避けて、どこかで毎日びくついた生活を送ることになるに違いない。
 結論を言うと、今回の私の記事のように、当たったら何に使おうかと皮算用しているのが幸せなのかもしれない。     

  

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