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2019年12月 6日 (金)

巨人の歴代外国人助っ人の戦績

 失礼ながら巨人のスカウト陣には見る目がないという話題は、過去折に触れて何度も触れて来た。巨人が3Aやメジャーから引っ張ってきた助っ人外国人は、過去、大多数が不作ぞろいだった。生え抜きでは役に立たず、1~2年でお払い箱。だから、他球団で大活躍した外国人を半ば強奪気味にぶんどって主力に据えるという手法が横行した。
 実際、巨人にやってきた外国人は、助っ人とは名ばかりで、思わず歯ぎしりしたくなるような状況ばかりで、かつての「デストラーデ」(西武)や「ブライアント」(近鉄)、「バース」(阪神)、「ブーマー」(阪急)のような有能な助っ人が来てくれていたら楽に優勝できるのにと思った巨人ファンはどんなに多くいるだろう。
 また、他球団で活躍した外人を獲得した後、なぜか巨人では前所属のような活躍をしていないのも気がかりだ。
 では巨人のダメ外人っぷりを証明したくてここで検証したい。

 1 巨人の生え抜きで活躍した外国人投手

  1位 ガルベス  (6年)46勝43敗
  2位 マイコラス (3年)31勝13敗 勝率.704
  3位 Dゴンザレス(4年)27勝19敗
  4位 マシソン  (8年)25勝 53セーブ 166ホールド
  5位 メイ    (2年)22勝15敗
  6位 ライト   (3年)22勝18敗
  7位 ホールトン (2年)21勝12敗
  8位 ガリクソン (2年)21勝14敗
  9位 カムストック(2年)18勝17敗 
 10位 趙成民   (8年)11勝10敗
 11位 サンチェ  (1年)  4勝4 敗 28セーブ 

  マイコラスを除き、お世辞にも及第点とは言いにくい。他球団には多くの優良助っ人が大勢いるのに。  
 勝利数ではガルベスが1位だが、ふてぶてしい態度で長嶋監督時代に乱闘騒ぎを起こすなど手に負えない暴れん坊だった。
  個人的には投手では、勝率が良く安定感抜群のマイコラスがダントツのNo.1だと思っている。

  ダメ外人投手

  1位 ゴンザレス  1勝2敗
  2位 ダン・ミセリ 0勝2敗
  3位 アルモンテ  0勝1敗
  4位 デセンス   0勝1敗
  5位 バビスター  出場機会なし  

  ダメ外人のメンツを見ると、こんな選手いたっけ?と記憶に残らないケースが圧倒的。高い契約金に胡坐をかいて戦績は からっきしとい
 う選手がいかに多かったか。

 2 巨人が生え抜きで活躍した外国人野手

  1位 クロマティ   951安打 171本塁打
  2位 レジースミス  134安打   45本塁打
  3位 ロイ・ホワイト 384安打   54本塁打
  4位 呂明賜       89安打   18本塁打 台湾の大砲

  「助っ人」は文字通りで、1~3年程度で新天地に移籍してしまうケースが多い。よって長くいればもっと日本の投手に慣れて、より良い
 成績を残せたに違いない。鳴り物入りで来る選手ほど才能や実績に溺れ、努力を怠るのでイマイチ傾向が強い。

  ダメ外人野手
  
  1位 トマソン     151三振
  2位 キャプラー    打率153
  3位 ディロン     打率195
  4位 アリアス     打率167
  5位 アルフォンゾ   打率146
  6位 カスティヤーノス 打率100

  トマソンは、巨人では久々の外人で、そこそこ活躍したジョンソンやロイ・ホワイトの後に移籍し、大砲を期待されただけに、振り回すだ
 けで三振が多く棒にも箸にもかからなかった。2~6位はこんな選手いた?程度の記憶だ。打率1割台で契約金1億円
 越えはほとんど博打で、高い買い物だ。日本球界を馬鹿にするなと言いたい状態が長く続いた。
  個人的には1億円以上の大枚をはたいているのだから、助っ人は100試合以上に出場し、打率280以上、25本塁打以上、70打点以上は最低
 ノルマだと思っている。やはり環境の変化や多彩な変化球を繰り出す日本の投手に順応できなかったようだ。

 3 他球団から強奪した外国人投手

  1位 クルーン           6勝10敗93セーブ 前所属の横浜では8勝8敗84セーブ 当時は日本最速だった。
  2位 グライシンガー 31勝22敗 ヤクルトには
  3位 シコースキー      12勝 4敗5セーブ ロッテではあしかけ5年で22勝22敗 西武では抑えで活躍し1年目に33セーブ
  4位 Dゴンザレス    27勝19敗(4年間) 前所属のヤクルトでは4年間で18勝20敗 その後ロッテでは0勝1敗
 

  他球団のエースやリリーフエースを金に物言わせて半ば強奪する傾向が横行した。しかし、金目当ての選手ほどモチベーションや根性が欠
 落しているので、前所属よりも成績は下がる傾向だ。

  巨人に移籍して成績が落ちた外国人投手

  1位 グライシンガー ヤクルト時代は最多勝エースとして活躍 
             1年間で16勝8敗 巨人では4年間で31勝22敗(年間6勝程度) その後ロッテでは2年間で17勝12敗
  2位 ヒルマン    ロッテでは26勝18敗の成績でエースとして活躍した左腕 巨人では1年間で0勝1敗
 

 4 他球団から強奪した外国人野手

              巨人での成績             前所属                巨人から移籍後の所属
  1位 ラミレス   666安打 148本塁打(4年間)ヤクルトでは7年間で1184安打211本塁打 その後DeNA2年間で167安打21本塁打
  2位 タフィローズ 241安打 72本塁打(2年間)近鉄では8年間で 1,398安打288本塁打 その後オリックス3年間で364安打104本塁打
  3位 李承ヨプ   421安打 73本塁打(5年間)ロッテでは2年間で186安打44本塁打 その後オリックス1年間で79安打15本塁打
  4位 ペタジーニ  218安打 63本塁打(2年間)ヤクルトでは4年間で595安打160本塁打   その後MLBへ
  5位 マギー    307安打 39本塁打(2年間)楽天では1年間で150安打28本塁打       その後引退
  6位 D.マルチネス 209安打 43本塁打(3年間)西武では2年間で288安打61本塁打      その後引退
  7位 ゲレーロ   138安打 36本塁打(2年間) 中日では1年間で131安打35本塁打     その後移籍を検討中
  8位 シピン    302安打 52本塁打(3年間) 大洋では6年間で822安打166本塁打     その後引退

  巨人に移籍してダメになったダメ外人(野手)

  1位 マルチネス 西武時代は大砲として活躍 巨人の3年間よりも西武の2年間のほうが成績が上
  2位 ペタジーニ ヤクルト時代はホームラン王 ヤクルトでは年間平均40本塁打だったが、巨人では31~32本ペース
  3位 ゲレーロ 中日時代はホームラン王 しかし、巨人での2年間の成績は中日の1年分と同等
  4位 シピン 大洋時代は4番打者ベストナインに2回選出 ダイヤモンドグラブ賞も2度受賞
  5位 李 韓国代表 ホームラン王 ロッテでも大砲

  実際、西武から移籍のマルチネス、ロッテから来た李、近鉄から来たローズもそうだが、巨人に移籍すると、前所属よりも成績が落ちる。
   グライシンガーやシコースキーもそう。それはなぜなのか?巨人は「球界の紳士たれ」という古くからの伝統があり、一時期は巨人の選手は
 ベンツに乗ることを推奨された。髭や入れ墨をしている選手はノーサンキュー。厳しい不文律に堅苦しくて、個性を大事にする外人が本来の
 実力を発揮する環境を阻害してしまっているのではないか?
  それに試合中はすべて超満員のスタンドでプレッシャーで圧倒されてしまう。それに年齢的なものもあるだろうし、パ・リ-グのような
 DHもないし、層の厚い巨人では出場機会も減ってしまう。
  最近は日本のプロ野球の強さが「WBC」や「プレミア12」などで証明されたが、かつては来日する選手は、マイナーの3Aとか引退間近
 のベテラン選手ばkりだった。つまり旬を過ぎた選手が多く、余生を契約金目当てでやって来るモチベーションが低い選手が多かった。
 いくら他球団で成績を上げても巨人に来る頃にはとうにピークを過ぎてしまっているという寸法だ。


 さて、冒頭で巨人のスカウト陣は見る目がないと断言してしまった理由を少しは理解していただけたでしょうか?スカウトは毎年同じ人間が担当しているのではなく、数回はフロントメンバーが入れ替わっている。にもかかわらず、毎年、これほど使い物にならないような外人ばかり連れてくる。豊富な資金力があって人気球団なので金満経営なのだろうが、あまりにも無駄遣いしすぎる。もう少し、日本のスモールベースボールに対応できるか、日本の投手の交わすピッチングにもついていけるかなどよく吟味してから契約してほしい。毎年数億円という、庶民からすれば目がくらむような大金を費やす価値が果たしてあるのか?みすみすドブに捨てるような結末だけは避けてほしいものだ。

 

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