2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« お宝超貴重映像 | トップページ | 郡山に纏わる偉人伝説ミステリー »

2019年12月13日 (金)

今年の漢字一字に思うこと

 今年の世相を表す漢字ひと文字が決まった。意外に思った方も多かったと思う。私自身は2019年を回顧すると、台風19号の水害被害が甚大だったため、最有力候補として「水」を、対抗として「令和」という新元号やラグビー日本代表の活躍を象徴する「ONE TEAM」から「和」を、大穴は天皇陛下が退位され、皇室行事が多かったこと、更には「天災」と呼べる災害が多かったことなどから「天」を予想していた。

 しかし、実際は令和の「令」だった。時代を象徴するのは元号として使われただけで、ほかに今年を連想したり、代表したりするような漢字とは思えないからだ。令は「命令」とか「法令」とか堅苦しいイメージがあって、今年の世相と結びつかないからだ。

 では、今年で25回目を迎え、毎年、清水寺で披露されるこの漢字一字だが、これまでの歴代漢字を検証したい。

ReiwaRei

                連想させるその年の出来事(選考理由)
 第  1回(1995年)震  阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件・金融機関の倒産など社会不安の拡大  
 第  2回(1996年)食  0157集団食中毒・狂牛病発生
 第  3回(1997年)倒  北海道拓殖銀行や山一證券の大型倒産や経営破綻
 第  4回(1998年)毒  和歌山毒物カレー事件・ダイオキシン・環境ホルモン問題
 第  5回(1999年)末  ミレニアム「世紀末」ブーム 東海村JCO臨界事故
 第  6回(2000年)金  シドニー五輪高橋尚子、田村亮子が金メダル 金大中と金正日首脳会談 成田きんさん逝去 2000円札誕生
 第  7回(2001年)戦  アメリカ同時多発テロ事件 アフガニスタン侵攻
 第  8回(2002年)帰  北朝鮮に拉致された日本人が帰国
 第  9回(2003年)虎  阪神タイガース18年振り優勝 自衛隊イラク派遣
 第10回(2004年)災  新潟中越地震 新潟・福島・福井豪雨 浅間山噴火 美浜発電所事故
   第11回(2005年)愛  愛・地球博覧会 紀宮様が結婚 卓球福原愛の活躍
 第12回(2006年)命  悠仁さま誕生 小中学生の自殺多発 北朝鮮核実験 臓器移植事件
 第13回(2007年)偽  不二家、白い恋人、赤福餅の食品表示偽装 年金記録問題 防衛省汚職事件
 第14回(2008年)変  オバマ大統領のチェンジ演説 株価暴落円高 地球温暖化深刻化
 第15回(2009年)新  民主党新政権発足 オバマ大統領就任 裁判員制度施行 新型インフルエンザ 
 第16回(2010年)暑  観測史上1位の猛暑 コピアポ鉱山落盤事故からの生還
 第17回(2011年)絆  東日本大震災 ニュージーランド地震 福島新潟豪雨 なでしこW杯初優勝
 第18回(2012年)金(2回目)東京スカイツリー開業 山中伸弥の^ベル省 金環日食 消費税や生活保護など
 第19回(2013年)  輪  東京五輪招致成功 東北楽天が日本一歓喜の輪 台風26号に支援の輪  
 第20回(2014年)税  消費税8%に増税
   第21回 (2015年)安  安倍内閣による安保関連法案成立 靖国神社爆発テロ 旭化成マンション傾斜
 第22回(2016年)金(3回目)リオ五輪で金メダルラッシュ 舛添知事の政治心私的流用 政務活動費不正運用 日銀マイナス金利
 第23回(2017年)北  北朝鮮によるミサイル発射・核実験強行 九州北部豪雨 北海道異常気象でじゃ外務不作 キタサンブラック
 第24回(2018年)災(2回目)北陸豪雪 北海道胆振東部地震 台風21号 免振装置データ偽装
 第25回(2019年)令  令和改元

 驚いたのは、やはり災害列島だけあって、「震」から始まり、「災」が2回、「末」や「変」、「倒」、「偽」、「戦」など、どちらかといえばマイナスイメージや暗い漢字の選出が多かった。もしこれがバブル期だったら、「華」とか「昇」、「陽」、「揚」などの上向き傾向の漢字だったかもしれない。

 そして、オリンピックがあるとなぜか世の中が「金メダル」を期待したり、経済状況などで「金(かね)」が目立ってしまう。3回も選出されている。

 この今年の漢字は投票によるものなので、大方の日本人が感じたインスピレーションによって決まる。しかも1~3月頃の出来事はもう記憶に薄いため、下半期に起きた出来事から選出される傾向がある。たぶん、1~3月頃のことは、「あれって今年だっけ?」ということが多い。また、流行や勝ち馬に乗る傾向が日本人は特に強い。だから、直近のことでないと記憶にないし、次々飛び込むニュースに追いやられて、半年以上の出来事を持ちだしても、ピンと来ないし、古くて流行遅れという印象が強くなる。


 今年令和は改元は5月だったが、ラグビーの盛り上がりや流行語大賞から考えれば同じ令和であっても「和」のほうがしっくり来たように思う。

 私は来年以降は「願」とか「望」、「明」、「夢」などの明るい文字を期待したいが、実際は「暗」とか「滅」とかいう畏怖の念を抱かせうような文字になることだけは避けて欲しい。絶対に、もう「災」や「戦」はこりごりだ。

« お宝超貴重映像 | トップページ | 郡山に纏わる偉人伝説ミステリー »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« お宝超貴重映像 | トップページ | 郡山に纏わる偉人伝説ミステリー »