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2019年12月11日 (水)

パ・リーグが隆盛したワケ

 プロ野球ファンなら誰でもわかっているが、昔は人気のセ、実力のパと言われた時期が長く続いた。その証拠にオールスター戦ではパ・リーグが対戦成績で圧勝していた。毎試合ナイター中継を巨人中心に放送していたため、セ・リーグの各選手は、露出度が高い分知名度があって、観客動員数も多かった。一方、パ・リーグは、常にスタンドはスカスカの状態で、これでよく球団経営が成り立つものだと幼少の頃から不思議に思っていた。
 ところが1990年代を過ぎて、その傾向は少しずつ変化がみられるようになった。パ・リーグがあの手この手で集客に奔走するようになり、徐々にその立場は逆転するまでになった。今日はなぜ、パ・リーグがここまで繁栄するようになったかを検証したい。

 理由1 西武・ソフトバンクの台頭により、実力および給料格差がなくなった。

     一時期、巨人よりも西武に入団を希望する選手が多くいた。同系列のプリンスホテル出身の石毛などもそうだ。
    高い契約金と抜群の環境、そして卓越した選手育成プログラムなどが背景にあった。秋山は外国のリーグで頭角を現した。
    そして森西武を皮切りに仰木オリックス、バレンタインロッテ、ヒルマン&栗山日本ハムなど監督が優秀で選手の起用法も抜群で、
    それぞれが黄金時代を築くなど、セ・リーグには見られない特色や個性的な球団経営が光った。

 
 理由2 ファンサービスなどで選手とファンが身近になってきた。

  ロッテのバレンタイン監督の球場入り口での見送りなどファンサービス
  雨天で中断時にベース一周してヘッドスライディングなどのパフォーマンス
  ネットライフ西武ドームでウグイス嬢による日本ハム杉谷選手いじり
  ファン感謝デーなどは各球団実施しているが、チャリティーやイベント回数は双璧 

Fanservice

 理由3 昔から豪傑や実力のある個性的な好選手が多かった。

  ロッテ・・・金田監督・村田兆治・落合博満
  日本ハム・・・柏原純一・西崎・新庄剛志
  楽天(近鉄)・・・マニエル・ブライアント・阿波野・石井浩郎・野茂・岩隈・中村紀洋
  西武(西鉄)・・・西本監督・稲尾・中西太・豊田・田淵幸一・太田卓司・石毛・秋山幸二・工藤・潮崎・郭泰源
  ソフトバンク(南海・ダイエー)・・・野村克也・スタンカ・江本孟紀・門田・小久保・松中・井口
  オリックス(阪急)・・・福本・長池・マルカーノ・蓑田・加藤・山田・山口・高井・イチロー・谷・平井
       
 理由4 パ・リーグは甲子園球児がお好き?

  甲子園で活躍したスター選手がこぞってパ・リーグに入団した。

  西武・・・清原和博・松坂大輔、菊池遊星・森友哉
  日本ハム・・・ダルビッシュ有・中田翔・斎藤佑樹・大谷翔平・清宮幸太郎・吉田輝星
  ロッテ・・・大嶺祐太・唐川侑己・平沢大河・安田・藤原恭大・佐々木朗希
  楽天・・・田中将大・オコエ留偉
  オリックス・・・イチロー
  ソフトバンク・・・杉内俊哉、今宮健太・上林誠知

  一方、セ・リーグは、ヤクルトの佐藤、巨人の辻内、阪神の藤浪、広島の中村など人気の高校球児を獲得したが、伸び悩んだり、故障など
 で活躍がイマイチなのに対してパ・リーグは軒並み活躍している。
  

 理由5 ドーム球場はパ・リーグに多いことも一因

     セ・リーグが6球団中2球団のみ(巨人・中日)
     パ・リーグは6球団中4球団も(日本ハム・オリックス・西武・ソフトバンク)
     雨天中止がなく、抜群の環境で試合に臨め、ファンも応援しやすいため、観客動員が容易に望める。

Dome

 理由6 応援スタイルが秀逸している

     千葉マリンスタジアムの大応援や札幌ドームの稲葉ジャンプなどの名物応援で一体感を味わえる。地元密着でファンが
    選手を後押ししている。
     西武・山川の「どすこいポーズ」 ソフトバンク・松田の「熱男!」などでファンと一緒に盛り上がる。

LotteYamakawa

 理由7 テレビ中継で引けをとらなくなった

    BSやCS放送の普及によって、各球団ともに大差なくテレビ中継が均一化されるようになった。故郷の人々に自分の晴れ姿を見せる
   ことが出来るようになった。

 理由8 MLB移籍する選手もパ・リーグ出身者が多い

     野茂、伊良部、イチロー、田口、長谷川、松坂、大塚、城島、松井稼、石井一、井口、岩隈、ダルビッシュ、田中将、吉井、和田、
     西岡、大谷、田中賢、牧田、菊池など    

     新庄のように逆輸入(メッツ→日本ハム)もいる 

     セ・リーグ出身は福留、佐々木主、松井秀、黒田、青木、上原、前田が活躍したくらいで、あまり活躍していない。

    岡島、井川、川上、桑田、五十嵐、岩村、柏田、小林雅、斉藤隆、高津、高橋建、高橋尚、福盛、藤川、藪などは日本にいたほうが活
   躍できた。逆に選手寿命を縮めてしまった。


  かつてパ・リーグを盛り上げるために、ひとり息を吐いていた漫画家の水島新司さん。あぶさんは南海、ドカベンの主人公たちもこぞって
 パ・リーグに入団させた。

   日本ハム・・・土井垣・不知火
   ダイエー・・・岩鬼・犬飼小次郎
   西武・・・山田
   ロッテ・・・里中・中西球道
   オリックス・・・殿馬
   近鉄・・・坂田三吉

 という具合だ。甲子園で活躍したスター選手がこぞってパ・リーグに入団している。それだけパ・リーグへの思い入れが強かったのだろう。
おそらく関西出身の彼は、かつて西鉄や南海が強かった古き良き時代を知っているからだろう。

 理由9 ドラフトの在京セ希望はもう古い。巨人阪神のブランド意識は失墜。

 出番が少ない人気球団に行くよりも、出場機会が多いチームを選ぶ傾向が強い。さらには即戦力を求める球団よりも、高卒ルーキーは育成プログラムがしっかりしている西武や日本ハムなどが人気。ロッテなども応援団などのサポート体制が整っている。結果的に「巨人以外は行かない」などとプロ入りを拒否した選手は影を潜めた。これはFA制度が確立され、一定期間指名された球団で過ごせば、後々、希望球団に移籍できる機会が得られたことに起因する。だから、人気の無かったパ・リーグを拒否せずに入団する選択をするようになった。

 

 

 

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