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2019年9月12日 (木)

忘れられない一曲⑦

 約ひと月前に同じタイトルのシリーズ記事を書いた。人には誰しも、人生の中で背中を押してくれる曲だったり、応援ソングだったり、そして恋愛世代には、甘酸っぱい恋のひとときを演出するような、そんな思い出深い一曲が。
 そんな忘れられない心に今も残る曲を再び取り上げたい。今回は歌詞のないBGM系のイージーリスニング風のナンバーにこだわってお届けしたい。

 Heart Cocktail 「虹色の風」

  1980年代、つまりバブルの頃、私が好んで聴いていた。大学生から社会人になりたての頃、恋愛バイブルとして読んでいた「Popye」や「Hotdog press」。そしてVANなどのトレーナーとコンバースシューズを見にまとった若者が街を闊歩していた頃、私は孤独なバイク乗りだったため、愛読書は専ら「Mr.bike」だった。三好礼子さんが、皮ジャンを格好良く着こなして、大型バイクを操り、ツーリングライダーのマドンナ的存在だった。
 そんなバイクとサーフィンが若者の間で流行していたあの頃。オシャレな海辺のカフェで優しく聞こえて来る、寄せては返す潮騒のメロディー。そして店内からはハートカクテルのBGMだったオシャレなナンバー。
 黄昏時に、沈みゆく夕日を灯りとりにして、ベンチに腰掛けて片岡義男の短編を読んでいた。傍らには愛用のヘルメットと横浜の港を離れる大型貨物船の汽笛の音。やがて夕闇が迫り、夜の帳が下りる。ヨットハーバーにともる無数の灯りが波間に揺れる午前1時。スマホもデジカメもない時代。でも不思議と心は豊かだった。

 「わたせせいぞう」が手掛けた「ハートカクテル」は若者の憧れの世界をオシャレに描写していた。色彩豊かなタッチのスケッチは、ドラマや映画のワンシーンを美しく描き出し、そこに迷い込むようなメロディーたちのBGM。そんな美的センスあふれる天上夢幻の世界観。

 昔を懐かしんで今宵はバーでひとり、マスターオリジナルのカクテルに酔いしれたい気分だ。

https://www.youtube.com/watch?v=-JdzlzMpA78

  「Bar Watanabe」、「Last Waltz」、そして「河童Ⅱ世」、「Maltz」が私の行きつけだった。 

  今ではバブルの遺産のような存在だが、30年以上が過ぎた今でも私の心にはこのBGMが響いている。

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