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2019年7月 4日 (木)

「北海道再訪記」掲載予告

 今から6年前の2013年に、私は学生時代を過ごした「第二の故郷」である北海道を訪れた。その時には、ごくごく近くを車で通ったのに、立ち寄るのを忘れてしまった或る場所に未練があり、7年振りの今年、年号が「令和」と改元されたことを機に、また訪ねたくなった。
 そのある場所とは、私の大好きな映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった「幌舞駅」だ。実際は根室本線にある「幾寅駅」という。故・高倉健さんが演じた佐藤乙松駅長が守った幌舞線の終着駅で、そこを舞台に、愛娘と妻に先立たれた駅長が、昔を回顧しつつ、鉄道員としての仕事を全うした感動物語だった。私は何度もみた作品だったが、直近の6月17日にもそのDVDを見て、ここへの思いを強くした。

 それは私が昭和の頃に「昨日、悲別で」というテレビドラマに憧れて、北海道への思いを強くした感覚に似ていた。幸い、今春に転勤となり、やや時間が自由に使える身の上になったことも契機になったし、また息子が昨春から札幌勤務になったこともあり、息子の状況も確認したかった。
 当初の企画段階での予定は以下の通り。

 初日(7/1)

 郡山ー福島空港ー新千歳空港(レンタカー)-夕張(幸福の黄色いハンカチ想い出広場)-岩見沢ー野幌森林公園・百年記念塔ー札幌
 息子と焼肉夕食(ホルモン酒場風土すすきの店)

 高倉健さんの映画「幸福の黄色いハンカチ」のラストシーンで感動し、一度は訪ねてみたかった。夕張には1985年の春にバイクツーリングで訪れて以来の再訪。私が住んでいた時に、三菱夕張南炭鉱で事故があり、100人以上の死者が出た。不思議なことに、ここを訪れるのを決めたのが一か月前なのに、訪問の前日の6月30日にBSでこの映画が放送されるという偶然が重なった。
 また、「野幌森林公園」は同じ年に訪ねたが、今年、「100年開拓記念塔」が老朽化で解体されると聞き、その前にもう一度見ておきたかった。34年前には、塔の上の展望台まで登った。

  2日目(7/2)

 札幌ー積丹半島(念仏トンネル・水無の立岩・神威岬)-小樽(運河・寿司)ー銭函駅(駅stationロケ地)-札幌(時計台・旧道庁・TV塔ほか)

 1984年以来、実に35年振りに訪れる場所。北海道に住んで最初にツーリングで訪れた場所がここ積丹半島だった。立入禁止の標識を乗り越え、絶壁の真下の足場の悪い海岸端を落石とヒグマ出没の恐怖と闘いながら、歩き、辿り着いた先にある内部がクランク状に折れ曲がり、光が一切入らない恐ろしいトンネル。怖すぎて念仏を唱えながらでないと出口にたどり着けないほどの恐怖心に襲われる。しかもなぜかここは右側の壁沿いを歩いてはいけないというお触れすらある。かつて落石事故で亡くなった方の遺骨をここに埋めたという怪談話まである。中でフラッシュ撮影しようものなら、必ず霊が写るとさえ囁かれるいわくつきの場所だ。
 しかし、恐怖の末にたどり着いた先には絶景が待ち構えている。高さ20mはあろうかという、剣(つるぎ)の形をした巨大な岩が聳え立つ。遥か半島の先には神威岩が鎮座する北海道ならではの素晴らしい光景が広がっている。
 神威岬もまた、山登山並み。岬の突端の灯台まで往復1時間以上は優にかかる。当時20歳だった私が往復した際は、9月中旬だったが、それでも汗だくで息切れが酷かった思い出がある。

 3日目(7/3)

 札幌ー北広島IC-占冠ICー幾寅駅(鉄道員ロケ地)ー新千歳空港ー福島空港ー郡山

 やはり年齢を重ねると、なぜか高倉健さんを偲びたくなるようだ。まったくもって偶然なのだが、彼が北海道を題材にした映画作品の中に登場した場所ばかりとなった。①幸福の黄色いハンカチ(1977年)、②鉄道員(ぽっぽや)(1999年)、③駅-station-(1981年)。残念ながら「網走番外地」の網走や「遥かなる山の呼び声」の中標津は遠くて足を伸ばせなかった。網走刑務所は過去3回訪れているし、中標津も同じくらいバイクでツーリングで行っているので、今回は特に行かなくても良かった。増毛もまた同様。

 ちなみに映画「駅-station-」の冒頭で登場した「銭函駅」のシーンはコチラ

 そして、「幸福の黄色いハンカチ」のラストシーンがコチラ

 昔は「高倉健」さんの映画をあまり見たいと思わなかったが、50歳を過ぎた今、改めて見ると、渋い寡黙な男の生き様だったり、不器用な男の孤独な人生観だったりがよくわかる。私も半世紀の人生を振り返り、このような映像を見ると涙がとめどなく溢れる。一時の哀愁や郷愁などではなく、人生そのものを噛みしめられる。

 それでは編集が終了次第、近日中に3日間の旅行記を含めた道中記録をお送りしたいと思う。

 なお、今回の旅行を掲載するのは、決して自慢などではなく、自身の備忘録のためと、これから北海道旅行を考えている方の参考になればという思いからであることを付記しておきたい。

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