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2019年2月25日 (月)

小中学生を主人公にした30分ドラマ

 1970年代の末期から80年代初期にかけての頃、小学生や中学生を主人公にした30分ドラマがあったのを覚えていますか?
 ひとつは「あばれはっちゃく」シリーズで、もうひとつは「生徒諸君!」だった。私がちょうど中学生の時に放送されていたので、同世代が主役のドラマに釘付けになっていた。当時の福島県では、民放2局(福島テレビと福島中央テレビ)体制だったため、本放送から1~2ヶ月遅れで平日の夕刻に放送されていた。
 この二つの番組は、どちらも大好きだったので、毎回見ていたし、同世代の方々には懐かしく思い出されるかもしれない。

 1 「俺はあばれはっちゃく」 

 当時、人気子役として活躍していた「吉田友紀」が扮する悪ガキで暴れん坊の「桜間長太郎」が小学校や家庭を舞台に、はちゃめちゃを繰り広げるドタバタ活劇で、毎回さまざまな事件を巻き起こしていた。しかし、友達思いで、どこか憎めない性格で、周囲の大人や同級生達が愛情を持って温かく見守るという内容だった。

 父親役の「遠野英心」さんはすでに鬼籍に入られた。母親の「久里千春」さんは、今もご健在だが、最近はとんとお見受けしなくなった。姉役の「島田歌穂」さんは、名作ドラマ「がんばれ!ロボコン」のロビンちゃん役だった。
 私が大好きだったのは「宮村ひとみ」役の「早瀬優香子」さんだった。小麦色の肌にあどけない顔立ちに瞳がくりっとした美少女で、劇中ではマドンナ役だった。彼女はその後、シンガーソングライターとしても活動されていた。
 また、教師役には多くのドラマで先生役として活躍された「山内賢」さんがしっかりと脇を固めていた。
 最終回のラストシーンで、ひとみちゃんが引越しのためにお別れする場面で、飛行機の窓から見下ろした先に、長太郎がメッセージを書いて手を振るシーンは涙なくしては見られないものだった。

 オープニング

 エンディング映像は残念ながら動画サイトにアップされていない。確か児童公園でロープから吊るされた滑車に犬を乗せて移動させる絵づらだった。

 この『俺はあばれはっちゃく』は1979年2月3日から1980年3月8日まで全56話が制作、放送された。

 2 「生徒諸君!」

 こちらは中学校を舞台にした学園ドラマ。「上田美恵」演じる「ナッキー」を始めとする「悪たれ団」の5人組が織り成す人間模様を描いた秀作。1980年に放送されていた。
 私はお下げ髪が可愛らしかった「小西初音」ちゃん役の「古川雅子」さん、「五月野舞子」(舞ちゃん)役の「金久保美幸」さんがお気に入りだった。
 そしてバスケが得意だが勉強はからっきしダメな「岩崎祝」こと「田島理司」、大人びた印象でアドバイザー的な兄貴分の「沖田成利」こと「松村雄基」らが共演していた。彼は後に、TBSの「スクールウォーズ」などの学園ドラマにツッパリ役として多数出演し、「伊藤かずえ」らと共に大映テレビ制作のドラマには欠かせない俳優となった。

 そして主人公のナッキーは、金持ちのお嬢様だが、家庭が複雑であまり恵まれてはいなかった。しかし、持ち前の明るさと根性で、様々な障害を仲間達と助け合い支え合いながら乗り越えていく友情物語だった。彼女は役どころではスポーツ万能だった。

 オープニングとエンディングの名物テーマ曲


 
 このドラマは1980年9月から翌年の3月までの半年間、テレビ朝日系列で放送され、全28話あった。しかし、今は松村を除いては、出演者のいずれも芸能界では活動されていない。「あの人は今」や「情報フライデー」などでその後の所在を追跡取材してほしいところだ。
 その後、このドラマはリメイクされ、「小泉今日子」が「ナッキー」役で撮りおろされた。

 今日の記事はアラフィフ世代には懐かしいが、この先駆けとなったのが、ご存知「ケンちゃん」シリーズだ。「宮脇康之(健)」が主演のホームドラマで、「ケーキ屋」とか「おすし屋」とか、主人公の親の職業(店)を変えながら、長年続いた人気番組だった。

 ところで、近年、このような家族愛や人間の本質を描くドラマが少なくなった。昔なら「ありがとう」とか「寺内貫太郎一家」、「時間ですよ」、「ムー一族」など家庭内の実情を描いた、まるで「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」の実写版のようなアットホームなドラマが多く製作された。たまに「渡る世間は鬼ばかり」が単発的に放送されたり、「家政婦のミタ」が制作されたが、最近はとんとご無沙汰だ。ぜひ、今話題の「いじめ問題」や「自殺」問題を取り上げた社会風刺や家族愛を鋭く追及するような話題作を作り上げて欲しい。

 
 

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