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2019年1月28日 (月)

今は無き教養系ドキュメンタリー番組

 テレビ番組には「映画」「ドラマ」「ニュース」「音楽」、そして「情報バラエティ」や「ドキュメンタリー」など種々多様なジャンルが存在する。30年前と現在の番組表を眺めると、ゴールデンが2時間枠になったものが多い。そして何より音楽番組がやたらと減った。19時から22時のいわゆるゴールデン帯に放送しているのはテレビ朝日の「Mステ」くらいのものだ。それ以外はバラエティばかりだ。

 今日は、今から20年以上前のテレビ番組で、勉強になった教養系や情報、ドキュメンタリーに特化し、私が好きだったものを10個取り上げたい。

 1 知ってるつもり?!

 1989年10月8日から2002年3月24日まで日本テレビ系列局で毎週日曜日 21:00 - 21:54 (JST) に放送されていた人物系ドキュメンタリー教養番組で、司会の関口宏の冠番組である。
 半年交代で変わるエンディング曲がテーマの人物の人となりや功績をさらに引き立てた。この手法は後にNHKの「その時歴史が動いた」でも使われた。

 2 驚き桃の木20世紀

 1993年4月16日から1999年10月1日まで毎週金曜 21:00 - 21:54にテレビ朝日系列で放送していた。進行は三宅裕司が担当していた。
  20世紀に於ける1つの出来事・人物にスポットを当てて、司会とゲストコメンテーターがそれらについて語り合う教養ドキュメンタリー番組として放送された。番組初期の放送では司会者やゲストに「番組鑑賞会員番号○番」などの肩書きが付された。また、主なゲストには、漫画家の黒鉄ヒロシやジャーナリストの鳥越俊太郎、放送作家の高田文夫などが出演した。
 私は日テレ系の「知ってるつもり?!」と同様の内容で、パクったのではないかとずっと思っていた。しかし、歴史上の出来事や特定の事件や人物などを振り返り、深く掘り下げていたので勉強になった。


 

 3 徳光のTVコロンブス

 1990年4月7日から1995年3月25日までテレビ東京系列局で放送されていたテレビ東京製作の情報番組である。放送時間は毎週土曜 21:00 - 21:54
  関口宏が司会を務めていた前番組『テレビあッとランダム』のリニューアル版で、本番組では徳光和夫が司会を務めていた。司会者は変わったが、放送内容とスタジオセットは『テレビあッとランダム』のものを引き継いでいた。

 4 久米宏のTVスクランブル

 1982年10月10日から1985年3月31日まで日本テレビで放送された生放送の情報バラエティ番組で、久米宏の冠番組。日曜日の夜8時から放送していた情報とニュース解説を融合させた教育系バラエティ番組で、久米宏と横山やすしという異色なコンビでMCを展開していた。
 特にB型まんまの横山のマイマイペースでなりふり構わぬ危険発言や行動で番組が中断したり、A型の久米が振り回された印象が強い。
 この番組が終了し、「天才たけしの元気がでるテレビ」がスタートした。

 5 ブロードキャスター

 TBS系列で、1991年4月13日から2008年9月20日までの間、毎週土曜日の夜10:00に生放送していた情報・報道ワイドショー番組である。MCが福留功男と三雲孝江というゴールデンコンビだった。
 一週間分のニュースを振り返り、ゲストコメンテーター解説やコメントをつけていた。山瀬まみの「お父さんのためのワイドショー講座」は好評だった。
 現在は同じ時間帯でビートたけしと安住紳一郎がMCを務める『情報7days ニュースキャスター』を後継番組として放送している。


 

 6 その時歴史が動いた

 2000年3月29日 - 2006年3月8日の水曜日の21:15から21:58までNHKで放送されていた日本の歴史情報番組、ドキュメンタリー番組。
 歴史のターニングポイントとなったできごとの日付を「その時」と定義し、そこに至るまでの状況や人間模様を映像で解説。新事実などをゲストコメンテーターと共に解説して紐解いていく流れだった。司会は松平定知アナとゲストは黒鉄ヒロシが多く出演していた。
 毎回、番組の佳境の時に司会の松平定知アナが発する「そして皆さん、いよいよ今日のその時がやってまいります……」のフレーズが1つの特徴である。そして最後は「今夜もご覧頂きありがとうございました」の決めセリフで締め、エンディングとなる。エンディングでは「その時」のその後の影響、人間模様などをテーマ曲にのせて感動的に取り上げる。
  この番組の後継として、現在は井上あさひアナがMCを担当している「歴史秘話ヒストリア」が放送されている。

 7 プロジェクトX~挑戦者たち~

 NHK総合テレビにて2000年3月28日から2005年12月28日まで放映されたドキュメンタリー番組である。放送作品は191本。火曜日の21:15から21:58までの放送。
 番組内容は、主として第二次世界大戦の終戦直後から高度経済成長期までの、産業・文化等の様々な分野において、製品開発プロジェクトなどが直面した難問を、どのように克服し成功に至ったかを紹介するドキュメントである。身近な自動車、家電を初め、当時の日本経済を牽引した重厚長大産業、地図に残る公共事業(箱物行政、橋梁)などが多く見られる。無名の日本人リーダーと、それに従い支えた多くの人々による挑戦と努力、そしてその成果の紹介がテーマであるが、無名とは言えない本田宗一郎や毛利衛が登場する回もあった。
 技術開発(新幹線、YS-11、ロータリーエンジンなど)の話を中心に取り上げた他、地図(ゼンリン)、辞書(広辞苑)といった人文関係の話、人命救助や環境保護活動などの分野についても数多くの事例を取り上げている。

 私自身は巨大プロジェクト(東京タワー建設・黒四ダム建設・瀬戸大橋建設・青函トンネル建設など)の話が大好きだった。
 この番組を盛り上げたのは中島みゆきのオープニング「地上の星」とエンディング曲の「ヘッドライト・テールライト」で、サラリーマンを大いに勇気づけたし、人生の縮図を見ているような気がした。また、ナレーションの「田口トモヲ」の独特な語り口調が評判を呼んだ。

 久保純子が産休降板し、交代した膳場貴子キャスターがここで脚光を浴びた。

 8 特命リサーチ200X

 1996年10月27日から2002 年1月27日まで日本テレビ系列局で放送されていた日本テレビ製作の情報バラエティ番組である。
 毎回さまざまな超常現象や現代の奇病などについて調査し、それらの原因についてまとめた映像をドラマ仕立てのパートも交えながら見せていた番組。環境問題の日常生活との関わりを紹介する回、FBIが行っている科学捜査の最新事情を紹介する回、ダイエットについての調査結果を報告する回もあった。
 佐野史郎をリーダーとするプロジェクト調査チームが毎回、異なったテーマの調査を行い、その報告を行うというスタイルで番組は進行した。

 9 スーパーテレビ~情報最前線~

 1991年4月8 日から2005年9月12日まで日本テレビで放送されていた情報ドキュメンタリー番組。 略称は『スーパーテレビ』。 毎週月曜 21:00 - 21:54に放送されていた。
 進行役は逸見政孝で、ナレーターの羽佐間道夫や槇大輔の声がコラボして実に良かった。
  民放ゴールデンタイムの全国ネットにおける唯一のドキュメンタリー番組で、毎回硬軟問わず様々なテーマを取り上げてレポートし、その種類は、皇室関係、スポーツ、国際情勢、ヒューマンストーリー、流行、娯楽業界、観光情報など多岐にわたった。
 第1回の放送では当時のソ連、ゴルバチョフ大統領との単独インタビューを放送し、クレムリン内部の撮影も初めて許された。また、2003年に放送されたドキュメンタリー『マイケル・ジャクソンの真実』も大きな話題を呼んだ。

10 新説!?日本ミステリー

 2008年4月22日から2009年3月24日までテレビ東京系で放送されていたバラエティ番組である。 歴史上のミステリーの新説を採り上げる番組。通説を司る青龍と新説を貫く白虎が人間をゲストとして異界へ招き、その説が真実か否かの判定を行わせるという設定となっている。 これは「歴史ミステリー」に受け継がれた。

 ほかにも「TVチャンピオン」はためになる番組だった。

 このように、当時はとても勉強になる教養番組が多かった。しかし、近年はNHKまでもがおふざけに走っている印象が否めない。そしてゴールデンタイムはつまらない番組ばかりで勉強になるような知識習得や情報のものは希少になった。実に残念だ。これはTV制作側の教養不足や知識の欠如に起因していることは明白だ。稚拙な番組制作に終始し、だからゴールデンであっても低視聴率の番組が多く、テレビ離れが顕著になっている。

 これからがテレビ制作側としての真価が問われるのは言うまでもない。

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