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2019年1月27日 (日)

1990年代に隆盛したデートカー5種

 1990年代はバブルが弾けた頃で、それでも自動車メーカーは年々、新しいコンセプトカーを市場に売り出し続けた。
 スキーブームで「ハイラックスサーフ」「テラノ」「パジェロ」「ビッグホーン」「mμミュー」などの4WD車がバカ売れした。そして「レクリェーショナルビークル」、通称「RV車」や「ツーリングワゴン」もまた人気が出た。「シャリオグランディス」、「RVR」、「デリカスペースワゴン」、「オデッセイ」、「イプサム」などがその類か。
 しかし、1990年代初頭に、特に女性たちの憧れのデートカーだった夢の車があった。その代表格を5車種取り上げて、当時を懐かしんでみたい。

 TOYOTAソアラ

 1981年(昭和56年)2月に「ソアラ」が発売され、グリフォンをイメージしたエンブレムが付けられる。生産はトヨタ自動車田原工場。キャッチコピーは、「未体験ゾーンへ。」「SUPER GRAN TURISMO」。 第2回'81-'82日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。

 操作にタッチパネルを用いたマイコン式オートエアコン、走行可能距離、目的地到着時刻をマイコンにて自動演算するドライブコンピューターなどが上級車種に採用された。当時は、セルシオ&シーマが世に出るまで国産車で最高峰だった。400万円以上のハイソサエティー車だった。若者なら誰もが憧れていたし、金持ちのステータスだった。



 何を隠そう、私が初めて購入したのが初代ソアラ2000VXだった。「シャコタンブギ」というマンガや「湘南爆走族」という映画でも使われ、そのせいか改造車が多かった。
 昭和56年式だったので、当時7年落ちの中古で107万円だったが、初代はオートクルーズなるコンピューター制御を搭載しており、それなりに人気があって、私はリアのエンブレムを2回も盗まれたほどだった。後輪ドライブ(FR)だったので、雪道運転はさすがに苦労した。若気の至りか、この車でよくぞ1シーズン30回もスキー場に通ったものだと感心してしまう。

 日産シルビア(5代目)

 1988年5月、発売。歴代シルビアの中で最も販売台数が多い。このモデルで当時大人気だったホンダ・プレリュードの牙城を崩し、若者を中心に約30万台を販売した。当時としては流線型型の未来的なデザインで、CMや雑誌広告のコピーでも「アートフォース・シルビア(ART FORCE SILVIA)」と表現しており、グッドデザイン大賞を受賞した。そのシルエットから女性人気を集めただけでなく、希少な存在となっていたFRのスポーティークーペであることから走行を重視する男性層の支持も得た。
 昔の彼女とデートでドライブに行った際、すれ違う車で、ソアラとシルビアのどちらが多いか数えたら、圧倒的にシルビアのほうが多かった記憶がある。

 日産スカイラインGT-R(3代目)

 1989年5月22日、8代目スカイライン発表。GT-Rを含む4WD車は8月発売とアナウンスされた。 1989年8月21日発売。

 「首都高速トライアル」という今では発禁ビデオで、GT-R対スープラ、Z、RX-7などのスピード対決があった。首都高&湾岸ルーレット族なる飛ばし屋が闊歩していた時代だ。
 鉄仮面型スカイラインの後継車として登場し、丸みを帯びた流線デザインで、ガンメタのGTRは人気も性能も最高峰に位置づけされた。大徳寺氏のクルマ選びの本では、常にトップに君臨し、車の専門家たちはこぞって高評価をつけた文句なしのスーパーマシンだった。

 HONDAプレリュードXX(2代目)

 ノッチバック(3 ボックス)クーペ型の乗用車である。
 1982年11月25日に販売された。キャッチコピーは“FFスーパーボルテージ”。 フロントサスペンションにダブルウィッシュボーンを採用し、リトラクタブル・ヘッドライトと相まって、先代よりボンネットフードが80~100mm低くされた。ほぼ車両中央部まで達する長いリバースAアームを備えたストラットをリアサスペンションに採用した。リトラクタブル・ヘッドライトは開発段階ではZ31型フェアレディZのような平行移動式を模索していたようであるが、生産型ではコンベンショナルな回転式とされた。

 当時としては斬新な、横幅が広く車高が低い日本車離れしたデザインが女性にも好評で、運転席側にも助手席リクライニングノブがついており「デートカー」という言葉を生み出した

 女性がデートで乗りたいオシャレカーNo.1だった。

 マツダ(後のユーノス)ロードスターNA系

 国産車初の本格的幌付きオープンカーとして大人気だった。カラーのバリエーションも多く、街角にはレッドやダークグリーンなどカラフルなロードスターが走り回っていた。

 他にもセリカXX(後のスープラ)、シルビアの姉妹車だった180SX、カローラレビンなども2ドアクーペとして人気があったし、映画の影響でセリカGT-FOURもそれなりに売れた。
 コンセプトは異なるが、インテグラやMR2、CR-X、NSX、GTO、ディアマンテ、インスパイアなども売れた。
 そしてツーリングワゴン系の「カリブ」、「レガシィ」、「カルディナ」なども市場を席捲した。

 さて、今の若者は深刻な車離れが進行している。私の世代は、「カッコイイ車に乗るために」仕事を頑張るという時代だった。「いつかはクラウン」ではないが、車がマイカーと呼ばれていた時代に、車を持つことが明日への活力だったし、彼女を乗せて海に行くというのが夢でもあった。
 残念ながら、今は、電車があるため、特段車に乗りたいという欲求が少ないご時世だ。ゆえに、廃盤となった車が数多く存在する。サニー、ブルーバード、パルサー、プリメーラ、セフィーロといった大衆車ですら姿を消した。トヨタでもレビン、ビスタ、クレスタ、チェイサー、スプリンター、ウィンダム、セリカ、セレス、サイノス、スターレットなども姿を消した。
 今は車種をそんなに選べない時代となった、環境に配慮したハイブリッドや電気自動車がますます主流となっていくだろう。

 私の予想では、あと20年もすれば、空陸両用の車が流通しているだろう。価格は高いが、新たな空飛ぶ自動車の免許制度が発足し、頭上を車が飛び交う時代が間違いなく訪れる。ニアミスや接触事故、空中衝突事故を未然に防ぐためにオートパイロット&自動危険回避装置を内蔵した無事故の時代が必ずやって来る。
 そうなると今回紹介したデートカーたちは過去の遺物となり、幻の車となるかもしれない。
そういう意味でも、今回、この記事を後世に残すことは意義深いものがある。

 

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