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2018年11月10日 (土)

「スーパールーキー」と呼ばれた猛者たち

 スポーツの世界は実力勝負。先輩後輩の垣根は無用で、力のある者だけが勝ち、そして生き残れる。筋書きの無いドラマだからこそ、応援にも熱が入る。
 毎年、様々なスポーツでニューヒーローやニューヒロインが誕生する。今年は金足農業の吉田輝星投手が、一大旋風を巻き起こしたことは言うに及ばないが、過去においても早熟のアスリートがその潜在能力をいかんなく発揮し、年齢不相応の大活躍を見せ、ファンを興奮させた。今日は、過去において「スーパールーキー」と呼ばれたアスリート達を取り上げたい。

 清原和博

 野球の名門「PL学園」で、1年生から4番を打ち、甲子園で通算13ホーマーを放った怪物。しかし、運命のドラフト会議で、相思相愛と見られていた巨人から指名が貰えず、一転して悲劇の主役となり、マスコミの集中砲火を浴びた。
 しかし、西武ライオンズの一員となり、高卒ながらルーキーイヤーからレギュラーに定着し、森監督の下、その類稀な才能を発揮し、秋山とともに主砲として別次元の活躍を見せた。
 高卒ルーキーとして30本を越える本塁打を放ち、見事新人王に輝いた。

 126試合 打率.304 123安打 31本塁打 78打点 66得点

 この数値は高卒ルーキーとして群を抜く成績だ。

 大迫 傑

 2011年箱根駅伝に早稲田大学1年生として1区に出場。そこで名を売り、序盤で集団から抜け出し、唯一付いてきた佐久長聖高校の2学年先輩である日本大学の堂本尚寛を中盤で振り切り、2位に54秒差を付けてぶっちぎりで区間賞を獲得し、「スーパールーキー」の名をほしいままにした。1万メートルで日本学生新記録をマークし、3,000m、5,000mでは日本記録を保有している。
 大学卒業後は「ナイキ」に就職。マラソンに転向し、今年行われたシカゴマラソンで、日本人1位、全体の3位でゴール。設楽悠太が1年前に打ち立てた日本記録をさらに更新する2時間5分50秒という大記録を樹立した。

 柏原竜二

 東洋大学では、箱根駅伝において鉄紺色の襷を運び、1年次から4年連続で山登り5区を走り、1年次に自らが打ち立てた区間記録を2回(2年次・4年次)新記録を更新し、「新山の神」と呼ばれた。苦しそうな表情で歯を食いしばって山道をグイグイ上り、誰も寄せ付けない走りを見せ、往路4連覇に多大な貢献をした。
 しかし、実業団の富士通に入社後は、度重なる怪我と闘い、3年前に引退。会社への恩返しの意味で、会社に残り、あろうことか「アメフト」チームのマネージャーとして選手の心と体のケアに務めるなど、献身的な役割を果たしている。

 神野大地

 「山の神」の異名は順天堂大学の今井正人(福島県出身)の元祖、そして二代目が柏原竜二(福島県出身)、そして新コースに変わってからは彼が箱根の山を闊歩し、三代目山の神の名をほしいままにし、青山学院大学の優勝に大きく貢献した。
 大学卒業後、実業団の強豪「コニカミノルタ」に入社した。長距離界のホープとして期待されたが、現在は実業団を退社し、プロランナーに転向した。フルマラソンに出場し、東京オリンピック代表入りを目指している。

 久保建英 

 若くしてその才能を開花し、輝かしいサッカー遍歴の持ち主。小学2年生で参加したFCバルセロナキャンプでMVPに選ばれる。2011年8月、FCバルセロナの下部組織ラ・マシア入団テストに合格し、10-11歳で構成されるアレビンCに入団した。2013‐14年は地中海カップU-12トーナメントで大会得点王とMVPになり、またリーグ、カタルーニャ杯などのトーナメント制覇に貢献した。2014-15年はインファンティルA(13-14歳で構成)に所属。しかしFCバルセロナの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反により久保の公式戦出場停止処分が続き、2015年3月、日本に帰国してFC東京の下部組織に入団した。
 2016年、中学3年ながらFC東京U-18に飛び級で昇格。日本クラブユースサッカー選手権では飛び級で出場し、大会史上初となる中学生ながら得点王(5得点)に輝いた。9月、FC東京のトップチームに2種登録される。同年11月5日に行われたJ3リーグ第28節AC長野パルセイロ戦に後半開始から出場し、Jリーグ史上最年少記録を塗り替えた。
 2017年3月12日、J3開幕戦のカターレ富山戦では初の先発フル出場を果たした。4月15日、J3第5節のセレッソ大阪U-23戦では15歳10カ月11日でJリーグ最年少得点を決めた。5月3日、ルヴァンカップ第4節の北海道コンサドーレ札幌戦で後半21分から途中出場し、トップチームデビューを果たした。 早熟の天才で、今後、東京五輪に向けて大いに楽しみな逸材だ。

 スペイン語を流暢に話す久保選手→https://www.youtube.com/watch?v=RXV5ZzaqslM

 池江璃花子

 今や飛ぶ鳥を落とす勢いで、出場する種目の大部分で日本新記録を連発している、日本の宝と言えるトップスイマー。なんと、今、彼女は高校3年の女子高生。先のアジア大会でも7種目に出場して6冠を達成。向かうところ敵なしの盤石なレースを展開した。2018年8月12日現在、個人種目12個とリレー種目9個、計21種目の日本記録を保持している。

 和田有菜

 長距離走。現在名城大学の19歳
 2016年 全国高校駅伝1区区間賞
 2017年 全国高校駅伝1区区間賞
 2018年 アジアクロスカントリー選手権金メダリスト。

 このように若くして才能を発揮するアスリートがいる。或る意味「早熟の天才」と言えるだろうが、実際は並々ならぬ努力を続けて、今の地位を築いた方々ばかりだ。見えない場所で相当な努力を積み重ねて、現在もトップアスリートとして輝き続けている。
 あと2年足らずで「東京オリンピック」を迎える。今日取り上げた方々は、2年後の期待のホープであるのは間違いないし、実際にそういう目で見てしまう。プレッシャーは相当大きいだろうが、自分の持てる力を存分に発揮し、表彰台に立って、日の丸を掲げて欲しいと願う。

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