2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« ニューミュージックは今やオールドミュージック?! | トップページ | 普段は見れないウラの世界 »

2018年9月 7日 (金)

プラトニック系ドラマ

 私が恋愛期を過ごした20代は、1990年前後頃だ。その頃、恋愛バイブルとして真っ先に挙げたいのが「テレビドラマ」だった。いわゆるトレンディドラマの走りだった。

今は積極的に告白する時代だが、当時は、相手の気持ちを思いやるほうが先に立ち、好きな人に好きと伝えるのを憚るそんな恋愛観があった。もし「好きだ」と言った途端に、今までの良好な関係が崩れてしまうのではないかと不安に駆られたり、もどかしい気持ちが募る。そんな時代だった。
 そんな「恋愛」を扱ったものは、その時代「プラトニック・ラブ」がその象徴だった。そんな時代に放映されたドラマを2本、紹介したい。

 1 白線流し

 酒井美紀さんはセーラー服が似合う、少し、ロリとアンニュイが入った若手女優さんだった。頑なに一人の人を一途に想い続け、決して自分から好きだと言えない、胸に秘めた恋愛感情を描写していた。そんな羨ましい男性は、現在もジャニタレとして活動する「TOKIO」のメンバーの長瀬智也だった。彼女の雰囲気やほんわかした印象が大好きで、それは国民の妹的な存在であり、決して汚してはいけない存在だった。

 VTR動画でもわかるように、純白で清楚なイメージしかない彼女。穢れを知らず、ただ素直に真っすぐに生きている。恋愛に戸惑い、付き合い方に悩み、愛しさと切なさが交錯した恋愛時代。独り占めしたいのに、上手く行かない。当時の若者の方が今よりピュアだった気がする。私などは億手で恋愛に臆病だったから、なおさら当時を愛おしく思う。

 

 2 あすなろ白書

 木村拓哉のドラマデビュー作と言っても過言ではないこの作品。今はあまり表舞台に出なくなったが、主役だった「筒井道隆」、その彼に想いを寄せる石田ひかり、その彼女を優しく見守る存在の「木村拓哉」。そして当時、人気抜群だった「鈴木杏樹」。今では人気絶頂だが、当時はまだ無名だった西島秀俊。
 大学が舞台で、若者にありがちな多くの悩みを共有し、様々な問題に直面しながらも成長していく様を描いた。

 この青春ドラマの主題歌が藤井フミヤの「True Lobe」もまた、切ない歌詞とソローバラード調のメロディーと相まって大ヒットした。

 1985年頃で一番好きだったドラマは。倉本聰原作で、天宮良と石田えりが出演した「昨日、悲別で」というドラマだった。北海道の小さな炭坑町から上京した2人の若い男女が、運命に翻弄される様を描いた秀作で、放送終了後、ロケ地を訪れる愛好家が続出した。今でもロケ地となった「上砂川町」には、ツーリングライダーがわんさか訪れている。私も上砂川駅やロマン座を5~6回訪れたほどの熱の入れようだった。

 昔は学園ドラマがわんさか制作された。いわゆる青春時代をテーマにした若者の葛藤を描いたり、「人間とは何か」とか「生きることとは何か」を問いかけるような泥臭い人間の根本を描いたドラマだ。
 切ない想い、相手の気持ちや立場を慮ったり、尊重し、遠くから温かく見守るような青春ストーリーが最近ではめっきり姿を消したようで残念でいたたまれない。若者の心の奥まで抉るような、衝撃を与えるようなドラマが・・・・。これも世相や時代思潮、風潮を反映してなのだろうが、訴えかけるメッセージ性が少ない。
 もしかすると、今の40~60代世代が「韓国ドラマ」にハマるのは、かつての自分の青春時代の恋愛表現や感情とダブって見えるのかもしれない。

 

 

« ニューミュージックは今やオールドミュージック?! | トップページ | 普段は見れないウラの世界 »

映画・テレビ」カテゴリの記事