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2018年9月20日 (木)

災害列島日本・南海トラフ大地震は必ず起きる

 昭和40年代に「日本沈没」というテレビドラマが放映された。田所博士役の小林桂樹と小野寺という青年役の村野武範が熱演した話題作だった。地割れや土砂崩れ、津波などの災害に襲われ、逃げ惑う人々の映像とともに、五木ひろしが歌う「明日の愛」が流れていた。「♪さよならと泣かないで~今は悲しみを~いつかまた~めぐり逢える~」という歌詞だった。「わだつみ号」という潜水艦が海底深く潜り、地質調査する映像が今でも脳裏から離れない。

主題歌→ https://www.youtube.com/watch?v=Qz8LSnb4rI4

 その「日本沈没」が現実に起こり得る危険性が刻一刻と近づいている。それは「太平洋ベルト地帯の壊滅」を意味するといって過言ではない。決してドラマや映画の世界ではない正真正銘の「南海トラフ大地震」、そして「日本沈没」へのカウントダウンだ。

 これまで日本は、太古の時代から大きな自然災害がひっきりなしに降りかかってきた。その都度、被害は甚大で、犠牲になられた方々が大勢いることは周知の事実だ。
 現に日本は台風の通り道に位置しているし、火山大国であることから、噴火や土砂崩れ、土石流被害、そして落雷事故、島国ゆえの苦悩もある。高潮や津波による浸水、地盤沈下などありとあらゆる自然災害に見舞われてきた。

  そして「天変地異」の最たる自然現象がこの平成時代に集中した。巨大地震の連鎖反応だ。「阪神淡路大震災」、「東日本大震災」、「熊本地震」、そして今年発生した「北海道胆振巨大地震」だ。いずれ日本列島が崩壊するのではないかと危惧さえ覚えてしまうのは当然のことだ。
 雲仙普賢岳の御嶽山の火砕流被害、阿蘇山や桜島の継続的な噴火、そして今、我が福島県でも「吾妻山」が不気味な火山性微動を繰り返している。秋の観光シーズンを前に、入山規制が出され、磐梯吾妻スカイラインは閉鎖となっている。
 「災害は忘れた頃にやって来る」という教訓がまた現実味を帯びてきているのは間違いない。

 そう考えると、日本列島を眺めて見れば、残るのは「南海トラフ」しかない。周囲を震源遅滞で外堀を埋められてしまっている現代日本で、最大の懸念材料である「南海トラフ」だけがまだ起きていない。今、そのエネルギーを蓄えているとしたら、「日本沈没」も絵空事では済まされない非常事態となる。
 ひとたび「南海トラフ大地震」が発生すれば、日本の大動脈である「東海道新幹線」や「東名高速道路」などの高速交通網は寸断され、物流は完全ストップ。首都・東京の生活は成立しなくなる。死者は数万人規模、避難民で溢れ、国家としての体を成さないだろう。太平洋に面する都市だけでも3千万人近くの被災者が生まれ、復旧復興には相当な時間と労力、そして膨大な経費を要することになる。文字通りの大惨事だ。

 この国家存亡の事態に見舞われたとき、中国やロシア、南北統一を果たした南北朝鮮は手を叩いて喜び、ここぞとばかりに日本への侵略を開始するかもしれない。略奪や暴行が横行し、治安は乱れ、経済は大混乱。積年の恨みとばかりに近隣諸国からの攻撃を受けるかもしれない。近海の島々は不法に占領され、逃げ惑う人々に容赦ない追い討ちがかけられる。
 

 では私の懸念や危惧が決して取り越し苦労でないことを証明するために、「南海トラフ大地震」が近い将来発生したときの被害を想定した動画をご覧ください。

 「南海トラフ巨大地震」シミュレーション   

 今後30年以内に70%で起こる確率ということは、ほぼ間違いなく大地震が起こると言って過言ではない。その時の備えはあるのか?大津波が襲来した際に、全員が無傷で逃げ切れるだけの避難場所を行政は確保してあるのか?防災システムは完璧に作動するのか?
 賢明な読者なら、安全な場所を求めて地方や田舎に移住するだろうが、そんな余裕のない人は、災害に巻き込まれてしまうかもしれない。

 では過去に起こった南海トラフ地震の被害状況を比較してみたい。

 過去の南海トラフ巨大地震をすべて集めてみた(684年〜)   

 地震の記録がある684年以降、ほぼ同じ周期で「南海トラフ地震」は起きている。しかも発生時にはいずれもマグニチュード8を越える巨大地震である。

 684年→884→1096年(1099年)→1361年→1498年→1707年→1854年→1944年(1946年)→?年 
 
 約100年から200年の周期で大規模地震が太平洋沿岸で起きているが、その間隔が徐々に短縮されていることを想定すれば、莫大なエネルギーを備蓄し、次回一気に吐き出すのは80年後だと思われる。前回が第二次世界大戦中の1944年だったことを鑑みれば、次回は東京オリンピックの4年後、つまり2024年頃が「Xイヤー」と言って過言ではない。

 1361年から考えれば137年後→209年後→147年後→90年後→?年後 

 次に、南海トラフ地震が起きた場合に津波の被害が大きいと思われる場所を取り上げたい。

 南海トラフ地震 津波シュミレーション

 調査では、鎌倉から湘南にかけては砂浜海岸であり、サーフィンのメッカでも知られている通り、ここは駆け上がりが多く、普段から白波が立ちやすい。加えて防波堤が低いため、津波被害が甚大であると予想されている。東日本大震災ではやはり似たような地形の東松島海岸から仙台空港付近、名取やゆり上地区の海岸線は津波の襲来が巨大で、陸地奥まで津波が押し寄せたのは記憶に新しい。

 南海トラフ地震で危ない場所5選 4月以降日本で危険な場所は?

 内閣府が製作し、警鐘を鳴らすシミュレーション動画

 NHKスペシャル MEGAQUAKE「南海トラフ巨大地震 “Xデー”に備えろ」   

 今回の記事は、太平洋沿岸に暮らす方々を恐怖に陥れるのが目的ではなく、罹災証明を持つ、被災者の私が警鐘を鳴らす意味で、早めの備え、避難を呼びかけるためのものである。決して非現実世界のことではなく、近い将来突然に起こり得る大災害が「南海トラフ大地震」である。一説によれば、M9を記録した「東日本大震災」よりも巨大で、被害はその数十倍に及ぶという調査結果がある。つまり死者2万人弱の東日本大震災を上回る被害と考えれば、数十万人規模で死者が出るという想定だ。

 あなたの家は家族を守るだけの話を普段からしていますか。地震発生後の避難経路、備蓄食料の有無、災害発生時の連絡手段、貴重品の管理や備忘録の作成は?

 絶対にやってはいけないのは安否確認のために自宅に戻ることだ。また、自動車では逃げ切れない。大渋滞で身動きがとれずに、押し寄せた津波に車ごと流されて命を落とした者がどれほど多かったか。明日はわが身だ。決して他人事ではなく、いずれ自分にふりかかる災難であることを自覚し、備えを万全にすることが被害を最小限で食い止める知恵になると思う。

 

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